The KeterMalkuth

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【トレーラー】

かつて約束した人がいた。大事な目標があった。
目指す方向は同じなのに、何故か道は逸れて、最後には互いが障害物となる。
帰ってきた女。舎弟。最古の冷凍ジャーム。ゴーレム。イチジクの葉。起源。生命の樹。
かつて同じだったものを護るために それぞれの握る拳はあの日のままに

Double Cross the 3rd edition 『The KeterMalkuth』
ダブルクロス それは裏切りを意味する言葉--




【ハンドアウト】

PC1 蔵馬屋敏樹
シナリオロイス:“ハザード”南雲陣油
君にはかつて、南雲陣油という不良としてつるんでいた仲の女がいた。
高校を卒業し、互いに連絡が絶たれていた君だが、ある日唐突に彼女から着信が入る。
「トシさあ、FHに入らない?」

PC2 神楽和樹
シナリオロイス:“ユミル”
第四地区にて、オーヴァードの調査をUGNから依頼された君。
現場に行くと、“ユミル”と名乗る男が君を待っていた。
“君を待っていた”そう言った男は、UGN第四地区の捕虜として自分を連行してほしいと嘯く…

PC3 煤竹イザナ
シナリオロイス:龍造寺霞
君は以前、同僚の龍造寺霞に行方不明の上官・近末慈を探す頼み事をされていた。
近末はいくら探しても見つからず、行方不明とされていたのだが、つい先日“帰ってきた"という。
二人で会いに来た龍造寺は、たしかに写真で見た通りの近末を連れてきたのだったが…

PC4 海東あかつき
シナリオロイス:日馬美礼
最近、第四地区で妙な新興宗教が流行り始めているとの報告があった。“ぬうふ様”と呼ばれる御本尊を祀る
その宗教は、身体の完全な健康や、“黄泉還り”を保証していた。最近黄泉還り事例の多いN市。君たちは警戒の意味も
込めてこの施設を追うことになる。



【Index】

◆Opening01/蔵馬屋敏樹
◆Opening02/海東あかつき
◆Opening03/煤竹イザナ
◆Opening04/神楽和樹

◆Middle1
◆Middle2
◆Middle3
◆Middle4
◆Middle5α 神楽和樹
◆Middle5β 海東あかつき 蔵馬屋敏樹
◆Middle6 ミドル戦闘
◆Middle7

◆Climax

◆Ending01/神楽和樹
◆Ending02/海東あかつき 煤竹イザナ
◆Ending03/蔵馬屋敏樹 海東あかつき

【PC1紹介とOP】

GM:ではまずはPC1から
蔵馬屋敏樹:はい!
蔵馬屋敏樹
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYvrDOrgIM
蔵馬屋敏樹:「俺の名前は蔵馬屋敏樹」
蔵馬屋敏樹:「高校生の頃に他の高校の奴とやりあってたら、盛り上がりすぎて覚醒しちまった」
蔵馬屋敏樹:「それ以来オーヴァードの力で、チームの皆とシマを守っていたが……」
蔵馬屋敏樹:「拳だけじゃ何も守れねえと分かって、高校卒業と同時に大N市第四支部でイリーガルとして活動させてもらってる」
蔵馬屋敏樹:「普段は知性派っぽく振る舞ってるけど、俺馬鹿だからよ……」
蔵馬屋敏樹:「俺の力を活かしてくれる場所ってやつが必要なんだよな」
蔵馬屋敏樹:「戦闘スタイルは近づいて、この遺産?って奴でぶん殴る!」 分厚い古本を掲げる。
蔵馬屋敏樹:「これを食らって立ってる奴はそうそう居ないぜ?」
蔵馬屋敏樹:「全力でぶっこんでいくんで夜露死苦ゥ!」
GM:オッケイ
GM:君のハンドアウトはこちら
PC1ハンドアウト
ロイス:“ハザード”南雲陣油
君にはかつて、南雲陣油という不良としてつるんでいた仲の女がいた。
高校を卒業し、互いに連絡が絶たれていた君だが、ある日唐突に彼女から着信が入る。
「トシさあ、FHに入らない?」
蔵馬屋敏樹:「どうしちまったんだよ南雲さん!」
蔵馬屋敏樹:離別、悲しいですよね
GM:劇場版みたいな雰囲気
GM:がんばってRUN THIS TOWNしてくれよな
GM:------------------------
GM:4年前 とある高校の校舎裏
GM:------------------------
蔵馬屋敏樹:勉強も、スポーツも、芸術も、何をやってもまるで駄目だった。
蔵馬屋敏樹:得意だったのは唯一つ、そんな俺を笑う奴らの顔面を凹ませることだけ。
蔵馬屋敏樹:半ばやけっぱちに振るっていた拳に憧憬の視線が集まり、仲間らしいものも生まれ、俺はほんの少しだけ自分を好きになれそうになっていた。
蔵馬屋敏樹:誰に褒められなくても、俺は強くて、俺は負けなくて、俺は……それで一番って奴になってやろうと思えた。
蔵馬屋敏樹:「……暇だな」
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹は、何度と無く繰り返した思考を中断し空を仰ぐ。
蔵馬屋敏樹:足元には刃向かってきた不良生徒の山。
蔵馬屋敏樹:刃物や催涙スプレー、スタンガンに空気銃。
蔵馬屋敏樹:そういったものも散乱している。
蔵馬屋敏樹:だが敏樹はそれらを省みることもなく、恰幅の良い男の上に座り、タバコをぶんどって火を点けていた。
蔵馬屋敏樹:「うえ、まっじぃ……」
???:「うっわ、汚ったな。ンだよこれ」
蔵馬屋敏樹:「……あ゛ぁん?」
蔵馬屋敏樹:声の方をギロリと睨みつける。
???:君の思考を中断するように、飛び散った不良生徒を時に蹴り飛ばしながら来る影が一つ
???:スラリとした長身だが、ナリは明らかに女。特攻服のように加工した白衣を纏っている。そういう人影
???:「おっ、テメーか。イキの良い後輩がいると下に聞いてよぉ。」
蔵馬屋敏樹:「ハン、“マブ”い“スケ”じゃねえか……」
蔵馬屋敏樹:「ここ、もしかしてあんたのシマだったか?」
蔵馬屋敏樹:「だったら悪いことしたなあ……ま、掃除くらいなら手伝うぜぇ?」 クツクツと楽しそうに笑う。
???:「ほう…イキってるねぇ」
???:どかどかと君に近寄り、ヤニをぶんどって火を握りつぶす
蔵馬屋敏樹:「やめてくれよ。女を殴って喜ぶ趣味はねえ」
蔵馬屋敏樹:「だがどうしてもってんなら……一発」
蔵馬屋敏樹:「一発、俺を殴ってみろよ。それから始めようぜ」
蔵馬屋敏樹:彼女は気づく。
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹の周囲に散らばる刃物、バット、パイプ、チェーン。
蔵馬屋敏樹:そのいずれもが何か固いものにぶつかり破損したか、とてつもない腕力によってへし折られ引きちぎられていることに。
???:気づくと同時に既に行動は始まっている
???:思いきり振りかぶって、君の左頬に渾身の鉄拳を叩き込んでいる
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
蔵馬屋敏樹:--速ぇえっ!?
蔵馬屋敏樹:遠のきそうになる意識をなんとか自らの内側に縫い付け、女の腕に自らの手を伸ばす。
???:「ヤニやってるようなヤツがアタシに勝てるとか思ってんのか!アア!?」
蔵馬屋敏樹:「っせぇ馬鹿野郎ッ!」
蔵馬屋敏樹:絶叫。殴った腕を掴み、力任せに地面に叩きつける。
???:「ッてェなッッ!!」
蔵馬屋敏樹:--違う!
蔵馬屋敏樹:その日、初めて敏樹が笑う。
蔵馬屋敏樹:「まだ起きてんのかよ! すげえなあ!」
蔵馬屋敏樹:掴んだままの腕を振り上げ、もう一度地面に叩きつけようと振り下ろす!
???:顔面を腫らしながらも即座に跳ね起き、負けじと君の後頭部を掴み上げ、同じく地面に叩きつける!
蔵馬屋敏樹:「おぶぅっ!?」
蔵馬屋敏樹:額を切られ、盛大に血が吹き出す。
蔵馬屋敏樹:だが、笑っている。
蔵馬屋敏樹:--何だこの女?! いや、女……?
???:「チッ、下駄箱じゃねえから効かねえな」
蔵馬屋敏樹:「なんだっていいよなあ!」
蔵馬屋敏樹:起き上がった勢いで女へと突撃。疾駆の勢いを活かし、女の鳩尾を狙う頭突きだ。
???:狙い通り、鳩尾に突き刺さる頭突き…だが、同時に女は抱え込むように君を固定し
???:激痛を堪えながら君の顔面に膝を叩き込む
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
蔵馬屋敏樹:「おごおおおおっ!?」
蔵馬屋敏樹:悶絶しながらも、女の腰を掴む。
蔵馬屋敏樹:そして背筋の力だけで女の体を軽々と持ち上げ、バックドロップへとつなぐ!
???:「ガアアアア!!!」
蔵馬屋敏樹:脳天への一撃! もはや加減はない!
???:絶叫!もはや女性から発される声とは思えない
蔵馬屋敏樹:「ゴォオオオオオオオオ!」 こちらも怪獣と紛うような絶叫!
???:「て……テメー……」
蔵馬屋敏樹:「はぁ……! はぁ……!」
???:「アタシが…止まると思ってやってんなら……」
蔵馬屋敏樹:「おいおい、化け物かよ……!」
???:「最悪な選択だぜこの野郎!!!」
蔵馬屋敏樹:「こっちは……潰す気でやってんだぞ……!」 言葉尻が跳ね上がる。
蔵馬屋敏樹:口角も上がる。
蔵馬屋敏樹:心が、羽でも生えたかのように、高く高く上がっていく。
蔵馬屋敏樹:--なんだこいつは。
蔵馬屋敏樹:--なんなんだこの女は。
蔵馬屋敏樹:--なんなんだよ今のこの俺の気持は!?
蔵馬屋敏樹:「来いやぁああああ!」
???:「潰れんのは……」バックドロップ姿勢からガニ股で君を挟み、捻るように転倒させマウント姿勢に
???:「テメーだ」
???:パウンドの嵐!
蔵馬屋敏樹:「ぬぉおお!?」
蔵馬屋敏樹:「あんっ!?」 殴られながら。
蔵馬屋敏樹:「たっ!」 殴られながら。
蔵馬屋敏樹:「なまっ、えはっ!?」 殴られながら。
蔵馬屋敏樹:少しずつ、少しずつ弱っている。
???:ぎりぎりと右腕を引き絞りながら
???:「覚えて潰れろ」
蔵馬屋敏樹:それでも、そのダメージを超えてなお、目の前の女性への興味が蔵馬屋敏樹の脳内を埋める。
???:「アタシは南雲陣油だこの野郎!!」
南雲陣油:言葉と共に渾身の右を叩き込む
蔵馬屋敏樹:「南雲……陣油」
蔵馬屋敏樹:目の前の美しい女の名を、敏樹は右ストレートと共に刻み込む。
蔵馬屋敏樹:そして。
蔵馬屋敏樹:「俺は……蔵馬屋敏樹だ」
蔵馬屋敏樹:意地。ただ意地だけでそう名乗り。
蔵馬屋敏樹:「いずれこの学校で……テッペ……」
蔵馬屋敏樹:限界を迎え。
蔵馬屋敏樹:「ン……」
蔵馬屋敏樹:気絶した。
GM:--------------
GM:限界を迎えた君の意識は回復する
南雲陣油:「ってー……」
蔵馬屋敏樹:「……あー、生きてるって感じ」
南雲陣油:「しこたま女の顔を殴りやがって…」絆創膏を顔に貼って、自分で赤チン等をつけている。
蔵馬屋敏樹:「いやー、ノーカンっすよ。それ」
蔵馬屋敏樹:憑き物が落ちたかのように、爽やかな顔をしている。
蔵馬屋敏樹:ムクリと起き上がると、赤チンをひったくって不器用な手付きで南雲の傷に塗ろうとする。
南雲陣油:「うわっ何だお前。犬か」
南雲陣油:「早速馴れ馴れしくすんな気色悪い」
蔵馬屋敏樹:「え? いやいやいやいや」
蔵馬屋敏樹:「俺たちもう殴り合ったら友達じゃないっすか」
蔵馬屋敏樹:「少年ジャンプで言ってましたよ」
南雲陣油:「アア!?」
南雲陣油:「ジャンプで言ってたら仕方ねえな…クソ、授業フケただけでまた舎弟作っちまった」
蔵馬屋敏樹:「ははっ、慕われてるんすね……」
南雲陣油:「にしてもよぉトシ」
蔵馬屋敏樹:「うっす」
南雲陣油:「お前、中々骨のあるやつじゃねえか。ま、アタシの次くらいだけどよ」
南雲陣油:「今はどこもかしこもなよっちいガキばっかで、不良貼ってるやつなんざ殆どいやしねぇ」
蔵馬屋敏樹:「ふふん」
南雲陣油:「トシ、お前はどっかのアタマでもやってんのか?」
蔵馬屋敏樹:「俺はただ、喧嘩でテッペンとりたいだけっすよ」
南雲陣油:「テッペン!こりゃ傑作だ。」
蔵馬屋敏樹:「行く宛もない一匹狼っすわ」
南雲陣油:「良いぜ。テッペン、取れるなら取りゃいいじゃねえか。」
蔵馬屋敏樹:「良いっすよねえ! テッペン!」
蔵馬屋敏樹:嬉しそうに頷く。
南雲陣油:「お前、面白いからアタシとつるめ。このN市のクソ野郎ども全員ブチのめして取ってやろうじゃねえの、テッペンをよ」
蔵馬屋敏樹:「……!」
蔵馬屋敏樹:--できる、気がする。
蔵馬屋敏樹:--俺とこの人なら、絶対に負けねえ。
蔵馬屋敏樹:「俺は一度負けた身だ」
蔵馬屋敏樹:「気に入らない奴らを全員叩きのめしていう事聞かせてきた以上、負けたら言うことを聞かなきゃいけねえ」
蔵馬屋敏樹:「俺は馬鹿だけど、そういう道理は分かる」
蔵馬屋敏樹:「……けど、そういう道理以上によ」
蔵馬屋敏樹:「南雲さん、俺はあんたと一緒に暴れてえ」
蔵馬屋敏樹:「俺の方こそ頼む。俺も連れてってくれ」
蔵馬屋敏樹:頭を地面につける。
南雲陣油:「良いぜ。骨のある野郎ってのはいまので分かったしよ」
蔵馬屋敏樹:「やったぁ!」
南雲陣油:「っかー!テッペン取るしかねえな」
南雲陣油:「お前、取り敢えずヤニは禁止な。弱くなる」
蔵馬屋敏樹:「うっす」
蔵馬屋敏樹:ぶんどってたタバコとライターを投げ捨てる!
GM:------------------
GM:かくして、二人の不良(バカ)共は暴れに暴れた
GM:東西南北、気に入らないヤツがいれば全員殴り
GM:先公には匙を投げられ
GM:慕う人間も増えた…そういった矢先であった
GM:……雨が降っている
GM:君と南雲は、どうしようもない強敵へとぶつかってしまった
GM:今となって考えれば分かる。常人には超えられぬ壁。異能の存在(オーヴァード)が敵のアタマだったのだ
南雲陣油:「ハァッ……ハァッ……ペッ」折れた親知らずを吐き出す。
蔵馬屋敏樹:「クソッタレ……! 何発ぶち込んだと思ってやがる!」
蔵馬屋敏樹:既に砕けた拳を、改めて握り直す。
南雲陣油:「クソが…!トシのでくのぼうよか丈夫じゃねえかよ!」
蔵馬屋敏樹:「は~? 俺の方がまだ元気いっぱいっすけど~????」
蔵馬屋敏樹:声に普段の覇気がない。
南雲陣油:「何強がってんだよテメー!アタシなんざ今から本気出すとこだぞ野郎!」
敵のアタマ:「ンッフッフ!泣けるねえ…ここらでブイブイ言わせてたつもりなんだねえ君たち・・・」
敵のアタマ:あえて《ワーディング》を使っていない。
蔵馬屋敏樹:「てっめえ……泣くのはこれからだぞゴルァ!」 もう一度殴りかかる!
蔵馬屋敏樹:--俺は馬鹿だけど分かったことがある。
敵のアタマ:こういう手合を嬲り飛ばすのが趣味の男なのだ。この時期はUGNも大きい動員が起こった直後であり、手を回す速度は現在よりも格段に遅かった
蔵馬屋敏樹:--南雲さんが強いのは守るべきものがあるからだ。
蔵馬屋敏樹:--俺が強くあるために、俺が俺であるために。
蔵馬屋敏樹:--南雲さんみたいに、皆を守る!
敵のアタマ:「んっふ。おっそ」
蔵馬屋敏樹:それは自らを仲間の盾とすべく選んだ捨て身の突撃だった。
蔵馬屋敏樹:「なにっ」
敵のアタマ:ハエでも払うように
蔵馬屋敏樹:しかし--
蔵馬屋敏樹:「バッ?!」
敵のアタマ:君の勇猛なる突撃は弾き返される
南雲陣油:「トシーッッ!!!」
蔵馬屋敏樹:「ギャアッ!」 コンクリートの壁に叩きつけられて、手足があらぬ方向へと折れる。
蔵馬屋敏樹:激痛に目を見開くが、不幸にもまだ倒れない。倒れられない。
ジュン:「トシさん…南雲さん……!!」君たちの舎弟だ。かなり人懐っこい男で情けないと思っていたが、存外に根性のあることが皮肉にも今分かった
蔵馬屋敏樹:「ジュン!? ばっ、来るんじゃねえ……!」
ジュン:「お……俺が……弱いばかりにぃ……!!!!」
ジュン:「ウアアアア~~~!!!」
南雲陣油:「ジュン!お前じゃ相手になんねぇ!やめ……っ!?」
ジュン:ジュンの捨て身の拳は、しかし
蔵馬屋敏樹:「姉さんを連れて逃げ--」
敵のアタマ:「はっ、えっっ……オグォッ!?!?」
ジュン:敵のアタマを吹き飛ばし、壁面へとクモの巣状のヒビを広がらせる
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
ジュン:「ゴ」
ジュン:「ゴアアアアアア!!!」……覚醒だ。
ジュン:「オ……俺ガ……全員」
蔵馬屋敏樹:「な、な、なんだよ! なんなんだよ!?」
蔵馬屋敏樹:「おいジュン! 無茶すんじゃねえ! ジュン!」
ジュン:「ブッ飛バス」だがしかし、覚醒にはリスクがつきまとう
蔵馬屋敏樹:「……ジュン?」
ジュン:そのまま、目に入る全ての人間を、敵味方関係なく蹂躙し始める
蔵馬屋敏樹:「あ、ああ……!」
南雲陣油:「あんのバカ野郎……!!!」
蔵馬屋敏樹:--消えていく。
蔵馬屋敏樹:--俺が守ると誓った人々が。
南雲陣油:「ジュン、終わったんだぞこの野郎…!トシ、反対から抑えろ!!」
蔵馬屋敏樹:--南雲さんみたいになりたいと思って誓った願いが。
南雲陣油:「トシ!」
南雲陣油:「トシ!!!」
蔵馬屋敏樹:「--ッ!」
蔵馬屋敏樹:「おう! やってやる!」
蔵馬屋敏樹:「うわああああああああ!」
南雲陣油:タックル!
蔵馬屋敏樹:怪我が、治っていた。
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹の先程までの怪我は嘘のように修復され、先程までと同等、いやそれより少し速く彼もタックルを繰り出した。
南雲陣油:同じく、動きのキレは始まる前よりも明らかに増している
南雲陣油:…偶然にも、ジュンが覚醒したはずみを受け
南雲陣油:南雲と蔵馬屋敏樹は、同時に覚醒していた
ジュン:「ガアアアアアア!!」
ジュン:その両腕は怪物の如く変質し、丸太の如く巨大化していた
蔵馬屋敏樹:「正気になりやがれぇ! ジュン!」 体重を乗せたタックルを叩き込む。
南雲陣油:挟み込むようにタックルを決め
南雲陣油:体をひねり、グラウンドへと持ち込む!
南雲陣油:「トシッ!ジュンを正気に戻せっ…!」
蔵馬屋敏樹:恐怖と悲嘆をレネゲイドが齎す衝動が塗りつぶす。彼の意思は、軋む彼の心と関係なく、彼自身に戦いを選択させていた。
蔵馬屋敏樹:「応ッ!」
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹の右の拳に尋常ではないレネゲイドの力が収束していく。
蔵馬屋敏樹:無尽の力、王の権能、百獣の命を乗せたその拳こそ、蔵馬屋敏樹唯一にして最強の技。
蔵馬屋敏樹:「まっすぐ行って--!」
ジュン:「ウグ…グアアアアア!!!」
蔵馬屋敏樹:ジュンに向けて駆け出し。
蔵馬屋敏樹:「ぶっとばぁすっ!」
蔵馬屋敏樹:体重を乗せた右ストレート。
蔵馬屋敏樹:それだけ、本当にそれだけだった。
ジュン:ブチュイッッ
蔵馬屋敏樹:獣王無尽。
ジュン:水の詰まった肉袋が千切れる音がして
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
ジュン:拳を叩き込まれた部分が、ちぎれ飛ぶ
ジュン:「ガ……」
ジュン:「グウ………」
蔵馬屋敏樹:後に無数の敵を屠る必滅の拳。生まれたてのオーヴァードである今の敏樹に、その力は早すぎた。
蔵馬屋敏樹:「ジュ、ジュン!?」
ジュン:雨に朱色を加える大量の出血と共に、地面へと転がり
ジュン:そのまま動かなくなる
蔵馬屋敏樹:「ちがっ、おれっ、そんな……!?」
蔵馬屋敏樹:「俺はただ……!」
蔵馬屋敏樹:「うわああああああああああああああああああああ!!」
蔵馬屋敏樹:--ただ、守りたかっただけなのに。
敵のアタマ:「ヒッ……ヒイッ……!?」恐慌状態。そこまで強いオーヴァードではない。チーム含め、一目散に逃げ出す
蔵馬屋敏樹:「待ちやがれっ!」
蔵馬屋敏樹:暴走状態。
南雲陣油:「…トシ。」
蔵馬屋敏樹:状況に耐えきれなかった彼の精神は、それを選んだ。
南雲陣油:「もういい!やめろッッ」
蔵馬屋敏樹:南雲の声に背を向け、敵のアタマへと疾駆する。
蔵馬屋敏樹:「うわあああああああああ!!」
GM:周囲にはジュンにちらばされた男たち
蔵馬屋敏樹:泣いていた。
GM:敵も味方も等しく惨憺たる有様
南雲陣油:「トシィッッッ!!!」
南雲陣油:「この」…拳に火が灯る
南雲陣油:「クソバカ野郎がッッ!!!」
南雲陣油:人間とは思えぬ速度で火線が奔り
南雲陣油:瞬時に目の前に出た南雲は、涙と共に君の左頬へと拳を突き立て、意識を刈り取った
蔵馬屋敏樹:「姉……さん」
蔵馬屋敏樹:安堵したようにつぶやき、崩れ落ちる。
南雲陣油:「ハァッ……ハァッ……」
南雲陣油:「ジュン……トシ……みんな……」
南雲陣油:「うっっ……ぐううう……」
南雲陣油:「アタシが…アタシが何も出来ねえばかりに……」
蔵馬屋敏樹:(姉さんが……泣いている……)
蔵馬屋敏樹:(俺が馬鹿じゃなきゃ……俺がもっと強ければ……)
蔵馬屋敏樹:(姉さんを……)
蔵馬屋敏樹:南雲の靴に、そっと手を触れた。
GM:------------------
GM:一連の事故は、稼働し始めたUGNの対応によって『不良共の抗争による過失致死』とされた。
GM:死亡した人間の責任は全て南雲が『自分がやった』と証言し、自主退学ののち刑務所へと入った。
GM:…その後の君は、オーヴァードとして無敵の力を振るい、一大勢力へとのし上がったが
GM:UGNがそれを見過ごすわけもなく、最終的には保護観察処分とされ、『普通の高校生』として卒業することとなった
GM:…そして、時は現在
GM:------------------
GM:…君の携帯が鳴っている
蔵馬屋敏樹:「なんだぁ? うーっす、くらまやでーす」
蔵馬屋敏樹:番号も見ずにとる。
???:『おっ!マジでかわんねえな声。』
???:『よー、トシ!シャバで元気してっか?』
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
蔵馬屋敏樹:手が震える。
蔵馬屋敏樹:「なっ、あっ」
蔵馬屋敏樹:声が震える。
蔵馬屋敏樹:「ね、姐さん!?」
蔵馬屋敏樹:「なにやってたんすか南雲さん!?」
蔵馬屋敏樹:「元気でしたか?! 記憶は!? え、南雲さんっすよね?」
蔵馬屋敏樹:「今何処にいるんですか会えますか何してるんすか教えて下さいよ!」
南雲陣油:『ンだよウッせーなお前!』
蔵馬屋敏樹:「何年ぶりだと思ってんすか!!!!!」
南雲陣油:あの頃と変わりない、覇気に満ちた声
蔵馬屋敏樹:「俺頑張ったんですよ! 似合わないのにアタマなんかやって! 南雲さんみたいなリーダーになるぞって頑張って!」
南雲陣油:『へへっ、まあこっちも色々あってどうにかシャバに帰ってきたとこだ』
南雲陣油:『ンなことよかよ』
蔵馬屋敏樹:「つまり出所祝っすね!!!!!!!」
蔵馬屋敏樹:声が弾む。
南雲陣油:まるでこっちのほうが大事な用事とばかりに話を切り出す
南雲陣油:『トシ、お前あんとき“覚醒”してただろ?なら都合がいい』
蔵馬屋敏樹:「へ? ええ、まあ」
南雲陣油:『トシ…もっかいやろうぜ、あんときの続きをよ』
蔵馬屋敏樹:「あ、もしかして、南雲さんもUGNに……!?」
南雲陣油:『FHに来い。好き放題出来る。』
蔵馬屋敏樹:「……は?」
南雲陣油:『…アア!?準備!?クソッ、いいタイミングで』
蔵馬屋敏樹:自分の耳が悪かったのだろう。
蔵馬屋敏樹:今の言葉は聞き違えに違いない。
南雲陣油:『わりーわりー!ハラ決まったら連絡よこせよ!じゃーな!』
南雲陣油:ブツんと一方的に切れる
蔵馬屋敏樹:あの時と同じように、蔵馬屋敏樹は己が愚かだからと言い聞かせ、現実から目を背けた。
蔵馬屋敏樹:「き、聞き間違えたんだよなあきっと」
蔵馬屋敏樹:「姐さんが、誰よりも皆を守る為に喧嘩してた姐さんが」
蔵馬屋敏樹:「よりにもよってFHなんてさあ~~~~~~」
蔵馬屋敏樹:「あー、いっけねえ模試の見直ししなきゃ」
蔵馬屋敏樹:背ける。
蔵馬屋敏樹:「明日の講義もあるし……」
蔵馬屋敏樹:背ける。
蔵馬屋敏樹:「明日も、明後日も……」
蔵馬屋敏樹:背けられない。
蔵馬屋敏樹:「嘘だ……嘘だろ、姐さん」
蔵馬屋敏樹:拳を机に打ち付けて、低くうめいた。
蔵馬屋敏樹:もう一度顔を上げた時、彼の瞳は明確な殺意を帯びていた。
GM:--------------------
GM:シーンカット
GM:ロイスのみ可能です
蔵馬屋敏樹:では
蔵馬屋敏樹:何やってんだよ南雲さん! 南雲陣油→尊敬/困惑●

【PC4紹介とOP】

GM:では次、PC4の海東あかつきちゃんのOP!
海東あかつき:ウッス!
海東あかつき
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYvbq9tgIM
海東あかつき:海東あかつきは改造JKである!
海東あかつき:2.3年前に悪の組織FHに攫われて改造手術を受けるも、脳改造手術の途中で脱走!
海東あかつき:それ以来、自分のような犠牲者を増やさせないために正義の組織UGNのイリーガルとして戦うのだ!
GM:特撮めいている
海東あかつき:亡くなった父よ母よ妹よ!あと弟!あかつきは第4支部のみんなのお陰で幸せに暮らしているぜ!
海東あかつき:改造手術の結果、共生型レネゲイドビーイング"メドューサの仮面"と物理的に合体しました。
海東あかつき:脳改造の影響でいろいろ精神が不安定だったり自分の現状を把握できなかったりしたけど、
海東あかつき:経験を積むことで馴染んできたのか、最近は割と正気です。
海東あかつき:馴染んだ影響かは分かんないけど、体がすくすく成長しつつある。おっぱいとか。
GM:重要な情報ですね
海東あかつき:戦闘スタイルはにらみつけたり髪を伸ばしたりして、火力バフとかダイスデバフとかします。
海東あかつき:あとアージエフェクトでイニシアチブ攻撃とかできるようになりました。生半可な復活は許さないぜ。
海東あかつき:こんな感じ!
GM:オッケー!
GM:ハンドアウトいずこれ!
PC4ハンドアウト
ロイス:日馬美礼
最近、第四地区で妙な新興宗教が流行り始めているとの報告があった。“ぬうふ様”と呼ばれる御本尊を祀る
その宗教は、身体の完全な健康や、“黄泉還り”を保証していた。最近黄泉還り事例の多いN市。
君たちは警戒の意味も込めてこの施設を追うことになる。
海東あかつき:ぬふー!
GM:新興宗教!
GM:ではやっていくぜ
海東あかつき:この街には黄泉帰り案件が多すぎる...
GM:----------------------
海東あかつき:来いやー!
GM:大N市 第四支部
GM:---------------------------
GM:登場侵蝕どうぞ!
海東あかつき:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+6[6] → 40

GM:ここはN市の第四地区に存在するUGN支部。
GM:箱物行政のあおりをうけ、各種大きな設備が立ち並ぶ人の少ないエリア。支部の機能としてはいわゆるラボラトリーといったところ
GM:君、海東あかつきはそんな第四支部へと呼び出されていた。
海東あかつき:「うーん、今日は何の用事ッスかね~?」ノースリーブのチュニックを着た褐色肌の少女。
日馬美礼:きゅるきゅると電動車いすの音を鳴らしながら、君の前へとこの支部のトップがやってくる
海東あかつき:「めでぃかるちぇっくは少し前にやってもらったばかりッスし...あっ!」
日馬美礼:「やあ。涼しい装いになったね、海東君」
海東あかつき:「日馬さ~ん!」豊かな胸と紫色の髪を揺らしながら、小走りで走り寄る。
日馬美礼:手にはオレンジ色のジェラートを2つ持っている
海東あかつき:「夏ッスからね!そっちこそ涼し気なものをお持ちのようで...」
日馬美礼:「君にあげよう。12支部の一条君から手土産に貰ったものだよ。ぼくが一人でかたすには、糖質のとりすぎになってしまうからね。」
海東あかつき:「一条さんが!それならありがたく頂戴するッスよ~!」大切そうに両手で受け取る。
海東あかつき:「う~ん。日馬さんからも一条さんからも、色んなものを貰いまくりッスねあたし」
海東あかつき:「いや~海東あかつきは幸せ者っすね!」ぱくりと一口。この瞬間は外の熱気を忘れる。
日馬美礼:「良いじゃないか。貰えるものは貰っておくに越したことはないよ?君とぼくの仲じゃないか」人の悪いにやにや笑い
日馬美礼:ジェラートを一口
日馬美礼:「柑橘の匂いが強いね。食後に食べるほうがさっぱりして良さそうだ」
海東あかつき:「今度会う時はまた何か持っていこっと。お互いあげたり貰ったりすれば嬉しいッスからねえ」
海東あかつき:にやにやと笑う彼女の手元で、長い髪が蛇のようにうごめく。よく見るとジェラートを啜りたてている。
日馬美礼:「さて、食べながらで構わないよ。今日呼んだのは、例によって任務の依頼だ」
海東あかつき:「...了解ッス!」ジェラートを持った手を身体の前で組む。髪の毛は依然そのまま。どうやら気に入ったらしい。
日馬美礼:資料を君に渡す
GM:内容は、第四地区で流行り始めている奇妙な新興宗教についてのもの
海東あかつき:髪の毛がひょいとジェラートを掴み取り、自由になった両手でしっかりと受け取る。
GM:本尊は“ぬうふ様”と呼ばれるものらしい。現世への黄泉還りや、難病の治癒などを謳っている
日馬美礼:「端的に言うと、今回の任務はこの新興宗教の調査だよ。」
海東あかつき:「宗教ッスか。あたしの所にもちょくちょく来たッスね~こういうの」
日馬美礼:「いやあねえ?ちょっとしたカルトくらいは放っておくほうが健全とさえ思うんだけれど。」
日馬美礼:「最近は第六やら第十二に黄泉還り案件が多数報告されてるせいで上がピリピリしててさ。」
海東あかつき:「な~るほど。マジもんじゃなくても、オーヴァードが何かやってるかもしれないンスねえ」
日馬美礼:「そういうことだね。」
海東あかつき:「そういやお母さんがどっかの巫女の血筋だとか聞いたなぁ。昔にも本物がやってたのかもしれないッスね~」
日馬美礼:「まあでも空振りだとしても、たまにはこういう業界の解剖みたいなのもありだよね。海東君はゴシップとか読む?」
海東あかつき:しげしげと資料を読み取る。髪は勝手にハンカチを取り出してふき取っている。
海東あかつき:「んー、そういうのはあんま読んでないッスねえ。どんな胡散臭いことが載ってたンスか?」
日馬美礼:「つまらないことさ。」
日馬美礼:「今日は神楽君も出張るくらいには色んな人間が動いてるからね。一人に押し付けるようで悪いけど……ああ、噂をすれば」
日馬美礼:タブレットに着信の音が入る。
日馬美礼:「へえ。これは珍しい」
海東あかつき:「いつもお疲れ様です!お陰であたしたちもつまらない日常を送れるというものです...珍しい?」
日馬美礼:「海東君。早速任務を反故にするようで悪いけどさ、ちょっと立ち会って欲しいんだ。」
海東あかつき:「そりゃあもちろん構わないけど、一体何事で?」
日馬美礼:「場合によっては、急務になるかもしれないからね。」
日馬美礼:先程のセリフまで浮かべていた笑みは消えている。2件目の通知を確認した途端だ
海東あかつき:「...どうされました?」眉をひそめて、再度窺う。
日馬美礼:「今回も、また後手後手だってわけさ。」
海東あかつき:「......そう、ですか」
海東あかつき:「この"ペルセウス"、そしてメデューサさんは。必ずやあたしたちの最善を尽くします。」
海東あかつき:「だから、指示をください。これ以上奪わせないために、全力を出させてもらいます」
海東あかつき:その瞳には既に、諦観の色は無い。そんなものを抱えていたって、何も変わらないと知っているから。
日馬美礼:「いいね。海東あかつき。君のそういう所は美点だよ。こないだのマスターエージェントの事件で何かあったのかな?」
日馬美礼:君の様子を見て笑みを再び浮かべる
海東あかつき:「そりゃあもう、いろいろと?」
海東あかつき:「例えばあたしは、いつだって一人じゃないとかッスね!」笑顔で返す。浮かべられる。
日馬美礼:「いいね。」
日馬美礼:「大いに頼らせてもらおう。」
GM:-----------------------
GM:というわけでシーンカット!
GM:ロイスが可能です
海東あかつき:恩人:日馬美礼/P期待に応える〇:N不安 で取得!
海東あかつき:以上!
GM:オッケイ!

【PC3紹介とOP】

GM:ではネクスト!PC3、煤竹君のターン!
GM:自己紹介をどうぞ!
煤竹イザナ:はーい!
煤竹イザナ
https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2-CLuAIM
煤竹イザナ:「第三支部所属、”たなごころ”煤竹イザナだ。」
煤竹イザナ:「見ての通りのいい男だ。それだけ分かってくれていれば…あー…」
煤竹イザナ:「いや、失礼。向こうの方に凄まじい美女が居たものでな。」
煤竹イザナ:はい、ということでクソ童貞です
GM:クソ童貞!!!
煤竹イザナ:性能的には相も変わらず必中固定値!
煤竹イザナ:今回はマシラを積んでいるから一発だけならそれなりのダメージを出せるぞ!
GM:マジで打点高いよね
煤竹イザナ:この間生えてきたヒロイン、龍造寺に何が起きるのか
煤竹イザナ:不安で仕方ないぜ
煤竹イザナ:早く同棲しろお前ら
GM:雨後の筍みたいなヒロイン
GM:はいじゃー君のハンドアウトだよ
PC3ハンドアウト
ロイス:龍造寺霞
君は以前、同僚の龍造寺霞に行方不明の上官・近末慈を探す頼み事をされていた。
近末はいくら探しても見つからず、行方不明とされていたのだが、つい先日“帰ってきた"という。
二人で会いに来た龍造寺は、たしかに写真で見た通りの近末を連れてきたのだったが…
煤竹イザナ:まさかの当日ハンドアウト変更
煤竹イザナ:ワクワクするな
GM:そう
GM:全く予告無く変わったハンドアウト
GM:セッションが挟まったことで急に代わりました。がんばってね
GM:じゃあ早速やっていくぜ!!
煤竹イザナ:怖い…けど頑張る
煤竹イザナ:応!
GM:------------------------
GM:第三地区 公園
GM:------------------------
GM:登場侵蝕をどうぞ
煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+3(1D10->3)(侵蝕:42->45)した
GM:日が傾き始めるほんの少し前の時刻。君は同僚の龍造寺霞に公園に呼び出されていた
煤竹イザナ:「…それで、話とは一体なんだ龍造寺よ。」
GM:彼女は君に、彼女の姉のような存在である近末慈という人について、見かけたら教えて欲しいと言っていた……そう、行方不明である。既に2週間は経過していた
煤竹イザナ:「例の件であれば、こちらは全く進展なしだが…」
GM:近末慈(ちかすえめぐむ)はオーヴァードである。朴訥だが、戦闘技量は高く、単独での継戦能力に優れた人で、龍造寺霞の能力指導も行っていた
龍造寺霞:「うん」
煤竹イザナ:服装は制服。周囲に気を遣い、夏でも長袖のカッターシャツを着ている。
煤竹イザナ:「それともデートか?丁度この公園はあの時と同じだな。」
龍造寺霞:こちらはピンクのワンピース。春物に見えなくもない装いだ。雰囲気としてはかなり明るい感じ
龍造寺霞:「今からだと襲い」
龍造寺霞:遅い
龍造寺霞:「近末、帰ってきた。もう大丈夫だよ」
龍造寺霞:嬉しそうに君に報告する。よっぽど心配していたのは君も分かっているとおりだ
煤竹イザナ:「そうか…夜は夜でそれなりに風情があって…何?」
煤竹イザナ:「帰ってきた…?」
龍造寺霞:「うん。もうすぐくる」
GM:君たちがそういうやり取りをしていると
近末慈:「龍造寺、待たせたな。…ああ、君が煤竹か。」
煤竹イザナ:「煤竹イザナ。初めましてだな、近末さんとやら。」
近末慈:硬い表情の女性が君たちへと歩いてくる。女性にしては非常に長身で、背には得物の槍が入ったケースを背負っている
煤竹イザナ:(ふっ…類は友を呼ぶということか)
煤竹イザナ:(このままWデートとしゃれこみたいところではあるが…)
龍造寺霞:ローキック
煤竹イザナ:「いたた」
龍造寺霞:「煤竹、変な顔してた」
龍造寺霞:繭をひそめる
煤竹イザナ:「違うんだ龍造寺。これは性だ。」
近末慈:「やめないか龍造寺。聞けば私を探していてくれたそうじゃないか。無下にするのは余りに失礼じゃないか」
煤竹イザナ:「種としての本能とでも言えるようなもので…」
龍造寺霞:「むっ」
煤竹イザナ:(美人で優しい、素晴らしいな)
龍造寺霞:「煤竹、適当な事を言ってる」
煤竹イザナ:「適当などではないぞ。現に僕は君に対してもだな…」言おうとして、やめる
近末慈:「ともかく礼を言おう、煤竹。聞くところによれば、龍造寺が世話になっているようだ。」
煤竹イザナ:「…話を戻そうか」眼鏡クイッ
龍造寺霞:「私が煤竹の世話をしている」
近末慈:「ハハハ。そうならそうでいい」
煤竹イザナ:「いや、礼には及ばない。僕も彼女には色々と助け…まあ、こんな感じだ。」龍造寺の方を見ながら
近末慈:「…うん。龍造寺は技量は優れているが、どうにも幼い所がある。君のような真面目な青年がいれば私も安心だ」
龍造寺霞:「煤竹、真面目じゃない」
龍造寺霞:「近末は騙されている」
龍造寺霞:ふまんげ
煤竹イザナ:「龍造寺、否定が早いぞ。」
龍造寺霞:「煤竹に発言権はない」
煤竹イザナ:「僕は褒められて伸びるタイプなんだ。」
煤竹イザナ:「ええ…」
煤竹イザナ:「…と、とにかく。近末さん、あなたはどうしてまた急に失踪を?」
近末慈:「うむ…それなんだが、私は2週間前………」
近末慈:「かつて見たことのある男を……………?」
GM:その時
GM:《ワーディング》が走る!公園ではなく、別の場所で発されたものが周囲にまで来ているようだ
煤竹イザナ:「…!」
龍造寺霞:「!ここから近い……いかない……と……」
龍造寺霞:言葉の途中で固まる
近末慈:「………」
煤竹イザナ:咄嗟に龍造寺の前に出る
近末慈:そこに“近末慈”としての姿はない
近末慈:巌を加工して造られた、土塊の巨躯。女性の姿とは似ても似つかぬ怪物がそこにいた
近末慈:まるで自動人形のごとく、背負っていたケースから槍を取り出し、君たちへと叩きつける
煤竹イザナ:「…話は、聞かせてもらえそうにないな…っ」半身を作るように躱す
龍造寺霞:「え……え……?」
龍造寺霞:へたりこむ
煤竹イザナ:「龍造寺」
煤竹イザナ:「悪いが、これを預かっておいてくれ」その顔に、眼鏡をかける
近末慈:バキィッ!握り込んだ槍が砕け落ちる。彼女は槍の使い手としては極めて優れた技量があり、1度も折ったことのない槍だった
近末慈:「………ふむ」今の姿に相応しい、ねじくれた声が出てくる
近末慈:「……龍造寺、済まない。どうやら…私は、はめられたようだ。」
龍造寺霞:いやいやと、首を振る
近末慈:「最後の授業だ」
近末慈:「龍造寺。君の症例擬態(ミミック・シンプトン)で再現できないシンドロームがあるだろう」
近末慈:「ソラリスだ」
近末慈:「私の欺瞞は、いわば幻覚だ。こういう時は術者を倒さねば、解けない」
近末慈:龍造寺に語りかけると同時に、煤竹君にも暗に“やるべきこと”を促している
煤竹イザナ:関節を伸ばしながら、戦闘態勢を整える
煤竹イザナ:「…君の意思では、どうにもならないのだな。」
近末慈:「いいか。自身にすら悟らせずに意識を改竄出来る術者。相当に高度な相手だ。君たちだけで戦おうとするな」
近末慈:諭すような言葉と裏腹に、鉤爪を振りかぶる。
近末慈:「第四に行け。私の亡骸を、調べてもらうんだ」
近末慈:鉤爪を煤竹君へと振り下ろす!
煤竹イザナ:「了解した。」鉤爪を躱し
龍造寺霞:「近末」
近末慈:「さらばだ。霞」
煤竹イザナ:「…手短に済ませよう。」潜りこんだその胴体に向けて、渾身の掌打を1発
煤竹イザナ:打点を上にずらしながら二発、三発
煤竹イザナ:四発目で、頭部を吹き飛ばす
煤竹イザナ:「帰りが遅いと、心配されるからな。どこかの誰かみたいに。」
近末慈:見た目にそぐわぬ重い岩のような感触を君の手に残して
近末慈:全身に亀裂が走り、砕け散る…実にあっけなく、その機能を停止させた
龍造寺霞:「…近末」
龍造寺霞:近末慈はこんなに簡単に斃れたりはしない
煤竹イザナ:「…」無言で眼鏡を取り、自分にかけなおす
龍造寺霞:彼女の知る限り、これほど継戦能力の高いオーヴァードはいない。一度や二度の打撃で終わるわけがない
龍造寺霞:それが こんなにあっさりと
龍造寺霞:「近、末」
龍造寺霞:「……う、う…ううう……」
煤竹イザナ:”泣くのは後だ”
煤竹イザナ:”他にやることがあるだろう”
煤竹イザナ:そういった、歯に衣着せぬいつも通りの物言いが
煤竹イザナ:頭に浮かんでは、喉の手前で消えていく
煤竹イザナ:大切な人を目の前で喪った彼女にかけるべき言葉を
煤竹イザナ:自分は全く、持ち合わせていなかった。
龍造寺霞:静かに、さめざめと、終わる気配も無く泣き続けている
煤竹イザナ:「龍造寺よ」そういうと、片膝をつくように彼女の元にしゃがみ込む
煤竹イザナ:だから
煤竹イザナ:僕は彼女の手を取った。
龍造寺霞:「煤竹……」
龍造寺霞:「ち、ちかすえ、が…ううう……」
煤竹イザナ:あの時、彼女はそうしてくれたから。
煤竹イザナ:「…大丈夫だ。」
煤竹イザナ:「僕がついてる。」
煤竹イザナ:きっと、適切なんかじゃない
煤竹イザナ:でも、言わずにはいられなかった。
龍造寺霞:「……っ」
龍造寺霞:取られた手を手繰り寄せるように君にすり寄って
龍造寺霞:それから長いこと泣いているのであった……
GM:-----------------------
GM:シーンカット
GM:ロイスのみ可能です
煤竹イザナ:同僚 龍造寺霞:〇庇護/不安
龍造寺霞:近末慈/執着/悲哀○/ロイス
龍造寺霞:煤竹イザナ/誠意○/少しの憤懣/ロイス

【PC2紹介とOP】

GM:ではラスト
GM:PC2のOPです!
GM:まずはPC2、神楽和樹パイセンの自己紹介から!
神楽 和樹
https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnOy8tgIM
神楽 和樹:「神楽和樹だ、一応イリーガルをやってる。あとは……いわゆる魔術師」
神楽 和樹:「ああ、笑えるなら幸いだ。本当に切羽詰まってると笑えないからな」
神楽 和樹:「……笑ってないのは俺だって? そう見えるか?」
神楽 和樹:遊び人めいた風貌の大学生にして魔術師。サラマンダー・シンドロームを失った“記述喪失者<ロストスクリプト>”。
“綴”:文字を起源とするRB“綴”と共生し、悪態を突き合いながらも市内でイリーガル活動をしています。くかかか。
神楽 和樹:とある事情でUGN相手にも綱渡りを続ける日々。前進しない現状に歯噛みしながら、己の行動に悩み続けても進むしかないと歩き続ける20歳。
神楽 和樹:諦めてしまえば楽になるとわかっているのに。意地を張って立っている。
神楽 和樹:構成は《オリジン:レジェンド》の固定値を《コントロールソート》と《生き字引》で振り回す精神特化。
神楽 和樹:過激になるR事件に対応するため、かつての切り札を解禁。火力と燃費は以前より上がった。
神楽 和樹:あとはカバーエフェクトと捻りのないガンナーです。
神楽 和樹:以上、よろしくお願いします。
GM:OK!今回は…微妙な立ち位置になるぜ!よろしくな!
GM:こちらがハンドアウト
PC2ハンドアウト
ロイス:“ユミル”
第四地区にて、オーヴァードの調査をUGNから依頼された君。
現場に行くと、“ユミル”と名乗る男が君を待っていた。
“君を待っていた”そう言った男は、UGN第四地区の捕虜として自分を連行してほしいと嘯く…
GM:はい
GM:FHとも交渉出来る…それは強みであり同時に弱み
GM:どうなるかな!
神楽 和樹:どうだろうな
GM:---------------------
GM:第四地区 幽霊街
GM:-----------------------
神楽 和樹:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 5[5]+36 → 41

GM:第四地区。日も傾きかけ、人通りの少ないこの地域。君は依頼を受け、この周辺を探索している
GM:なんでも、「黒い魚のようなものを体の周囲に浮かべている男」というものが目撃証言として出ているとのことである。
GM:実在すれば、それは高確率でオーヴァードだ。真実を隠蔽する意味でも、路上でエフェクトを使う人間は取り締まる必要がある。そういう意味で君は雇われたのであった
神楽 和樹:ハコ物建造物特有の。大勢が通ることを想定しただろう道
神楽 和樹:肩に担いだ得物の重さを感じながら。人気のないそこを進む
“綴”:肩にある人影。通常の人間には見えないそれが、退屈げに欠伸をする
“綴”:「幽霊街、というにはちと新しすぎるな。数十は欲しいところか」
神楽 和樹:「お前が秘境探検ツアーのコンダクター代よこしてくれるなら案内してやる」
神楽 和樹:人目がない故か。独り言めいた軽口が飛ぶ
“綴”:「さて? 対価は常に払っておるだろう、和樹?」
“綴”:「汝が普段扱うそれを貸してやっているのは誰だと思うとる」
神楽 和樹:「そうだな。元を正せばテメーがいなけりゃそんなことに困ることもなかったんだが」
GM:と、君が君しか感知出来ない存在と語り合っていた所
GM:案の定というか、君たちが聞いていた内容と違わぬ存在をみとめる
フードの男:帽子をかぶり、更にその上からフードを被っている。目線は完全に影で隠れて見えない。
フードの男:なによりその周囲に、影で出来た魚群が渦巻いている。明らかなオーヴァードだ
神楽 和樹:足を止め、相対する
フードの男:「…ハハッ、一発ヒット。」
フードの男:「ヨー、神楽和樹さん。」
フードの男:軽い調子で君に挨拶する。
神楽 和樹:「なんだ。釣りしてたのはそっちか」ウェポンラックに収められた得物は稼働状態。抜き撃ちは可能
神楽 和樹:「撒き餌ばらまいてのんびり待ってたってことか?」
フードの男:「おっ、いいね。俺の表現に合わせてくれる。ノリがいいやつは歓迎だ」
フードの男:そのまま腰に巻いているベルトラックを外し
フードの男:ガシャリと武装を地面に落とす
フードの男:影の魚も消した
“綴”:「ほほう」
フードの男:「見ての通り、戦意はない。」
フードの男:両手を上げる
“綴”:「中々剛毅だな。汝がいつでも撃てるとわかってる上で」
神楽 和樹:「……」
神楽 和樹:「意は理解した。なら、目的はなんだ」
フードの男:「ハハッ、UGNなら、やらないよな?アンタの場合特に訳ありだ」
フードの男:「神楽和樹。聞いてるぜェ。“エンドマーカー”持ちを仕留めた上で、その手を嗅ぎ回ってんだろ?」
フードの男:「ちょっと俺も“泳がせ”たらヒットしたぜ。お前の事情は分かってる」
フードの男:「その上で、俺はお前と交渉をしに来たのさ。」
神楽 和樹:言葉が耳を通る。ならば、目の前の相手は
神楽 和樹:「“インリークォ”」
フードの男:「ほう!鋭いねえ」
神楽 和樹:「怪生物ばらまきまくってよく言う」
神楽 和樹:「嫌でも聞くさ。その名前の断片程度」
フードの男:「生憎俺は興味がないのさ。“枝”って知ってるか?」
フードの男:「ま、今回はおえらいさんがたが『面倒な流出をしたかも知れない』ってことで、火消しに回ってるってワケ」
“綴”:「ほほう。飼ってたペットに逃げられて──」
フードの男:「インリークォだって無闇にUGNを刺激したいわけじゃない。俺らも目的があってやることやってる。そういう意味で部分的に協力出来る」
フードの男:「そういうわけで、最初のオハナシを聞いてもらえそうな人にお願いするとなると、君みたいなのっぴきならない事情のある人間が適当って判断なのさ」
神楽 和樹:「スネに傷持ちならぶったたいてやりゃ動くってか」
神楽 和樹:おおむね、言いたいことも理解している。つまり俺が動かざるを得ない理由
神楽 和樹:「──ここで長話するつもりもねぇんだ。本題を出せ」
フードの男:「幹部の一人が死んだ」
フードの男:「にもかかわらず、その計画が動いている」
フードの男:「その上、“枝”がそれにひっついてるって噂だ。独立して動いてる可能性があるわけだ。」
フードの男:「ってなわけで、俺はそれの解決に外部協力者としてUGNに行けって言われてるわけ。いうなりゃ捕虜、担保だよ」
フードの男:「…で、こっからがアンタとの秘密のオハナシ」
神楽 和樹:「…………」
フードの男:「上手くこの事件を収束させたなら、君の“問題”を解決してやれる交渉チャーンス」
フードの男:「うちのおえらいさんはジャームだらけ。通常のエフェクトを超えた化け物ぞろい」
フードの男:「その中に、アンタの問題をすっぱり片付けられる人間がいるってわけ。ウッワー美味しい話だなーこれは!!」
フードの男:「どうだ?悪くない話だろ」
神楽 和樹:「──悪くないな」
神楽 和樹:「都合が良すぎて。信用ができない程度には」
フードの男:「ハハッ!だろうな」
フードの男:「だが俺はこれ以上俺たちの有用性を言わない」
フードの男:「ケツに火がついてるのはアンタで、UGNだ。まあ同時に俺もついてるっちゃーついてるが」
フードの男:「この話を蹴るってことは、事件の収束が遠くなるってことだ。街がどうなるかねえ。それを担保するための人質になるっつってんだよ俺は」
“綴”:「真理だろうなぁ。和樹」
“綴”:「交渉は席に座してするものではない。その前に決着を付けるもの」
“綴”:「汝は動く。そう確信したから餌を撒いた」
神楽 和樹:わかっている。そういうことだ
神楽 和樹:沈黙も。反論も。全て意味がない、“決まっている”
神楽 和樹:「──いいだろう。この話、預かる」
神楽 和樹:「互いのため、と。お前はそう言うだろうがな」
フードの男:「ハッハ!交渉成立だ!」パァンと手を打ち鳴らす
フードの男:「互いのためだぜ?もちろん!」
フードの男:「俺はビジネスのために来てるんだ。使えねえネタなんざつかませるかよ。」
フードの男:「そんじゃ握手だ。」右手を差し出す
“ユミル”:「自己紹介がまだだったな。俺は“ユミル”。」
神楽 和樹:「……神楽和樹だ」
神楽 和樹:手は伸ばさない。……無為な意地ではあったが
“綴”:彼の肩で。女は嗤う
“ユミル”:「つれないねえ」大仰に肩をすくめて
“ユミル”:口元は笑いを絶やさない
“ユミル”:「んじゃ、支部に連行してくれよ職員サン」
“ユミル”:「……おっと、アレだ。念の為に。」
“ユミル”:《ワーディング》
“ユミル”:「ホラ、アンタもしな。」
神楽 和樹:「…………」
“ユミル”:「FHとダラダラ長話してました~とか言えるわけないジャン?ちょっと小競り合いしたって言い訳しないと」
神楽 和樹:続くように。《ワーディング》を張る
“ユミル”:「グッド。いやー、スムーズに仕事が済むといいな」
神楽 和樹:「無駄口叩いてんじゃねぇ」
神楽 和樹:肩で嗤う女の声は耳障りで。結んだ口の奥で、歯が鳴った
“ユミル”:「うひーお許しください~」けらけら
GM:そのまま君たち二人は支部へと向かった。
GM:“ユミル”の武装(ナイフホルダー)は、ちなみにどうしますか?
GM:どう扱ってもOK
神楽 和樹:武装解除したなら支部預かりで厳重保管くらいがベターでは
GM:OKです
神楽 和樹:ぶっ壊してよさそうなら向こうで処分してもよさそうですけど
GM:壊してもいいですよ。
神楽 和樹:……まぁひとまず保管で
GM:OK
GM:--------------------
GM:シーンカット。ロイスのみ可能です
神楽 和樹:ユミルにロイス。「捕虜:交渉者/〇敵愾心」
神楽 和樹:以上で
GM:OK

【ミドル1 合流】

GM:全員登場!トシは2d10振ってね!
海東あかつき:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+3[3] → 43

蔵馬屋敏樹:33+2d10
DoubleCross : (33+2D10) → 33+15[10,5] → 48

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+10(1D10->10)(侵蝕:45->55)した
神楽 和樹:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 10[10]+41 → 51

GM:------------------
GM:第四支部
GM:---------------------
GM:かくしてそれぞれの経験をした君たちは第四支部へと一同に介する運びとなった
GM:龍造寺霞は第四の医務室で横になっている。煤竹君に「ついていく」と聞かなかったが、到着するや堪えきれずベッドに逃げたのであった
“ユミル”:「アハハ!意外と緩いね、捕虜の扱い。やっぱUGNはお優しいところだ」
“ユミル”:手枷状のエフェクト制限装置をはめられて檻に入っている
煤竹イザナ:沈痛な面持ちで、手を忙しなく組み替えている
神楽 和樹:「レクターのモノマネがお望みなら言え。用意はしてあるだろうよ」
蔵馬屋敏樹:ガン。
蔵馬屋敏樹:ドアを蹴り開けて、血まみれの男が第四支部に入ってくる。
蔵馬屋敏樹:「……ひでえ空気じゃねえか」
蔵馬屋敏樹:周囲を見回した後、心底嫌そうな顔で舌打ちする。
海東あかつき:「...パイセンこそすごい様子ですが、どうしたンスか?」
煤竹イザナ:「…む、トシさんか。」
蔵馬屋敏樹:「お、あかつきちゃんにイザナちゃん……」
神楽 和樹:「よう、蔵馬屋。随分な化粧だ」
蔵馬屋敏樹:自分の姿を見て、気まずそうな顔をする。
煤竹イザナ:「医務室なら向こうだぞ」
蔵馬屋敏樹:「げっ、神楽さんまで」
蔵馬屋敏樹:慌てて自分の顔を拭く。
海東あかつき:「んー、怪我はしてなさそうッスね。ならひとまずは良し!」じろじろと見回して安心した表情。
蔵馬屋敏樹:「別に、ちょっとジャームと出くわしただけだよ」
蔵馬屋敏樹:「そんで、俺は少し機嫌が悪かった……そんだけだ」
蔵馬屋敏樹:ため息をつく。普段の気持ちよく笑ってばかり居る彼とは全く様子が違う。
煤竹イザナ:「そうか、ジャームか。」
“ユミル”:「アタリかもなあ」
“ユミル”:口元でヘラヘラとした笑いを浮かべつつ
神楽 和樹:その一言に。檻の中へ叩き込まれたヤツへ視線を微かに向けて
煤竹イザナ:「奇遇だな、僕もだ。」
蔵馬屋敏樹:「イザナちゃんもか?」
煤竹イザナ:「…ああ、どこにでも居る、普通のジャームだよ。」
神楽 和樹:ため息
蔵馬屋敏樹:「そっか……まあ良いわ」 続いてユミルの方を睨む。
“ユミル”:「ヨー、こんにちは。アンタ“悪路王”だな。」
蔵馬屋敏樹:「俺、馬鹿だからよお」
蔵馬屋敏樹:「捕虜? の扱いとか下手なんで」
蔵馬屋敏樹:「覚えてくれよ」 顔をゆっくりと近づける。
海東あかつき:(......何かあったのかな)
“ユミル”:「ハハ、おっかね」
海東あかつき:(いつもより、ずっと荒っぽい)
“ユミル”:「死にたくないし気をつけるゼ。」
GM:と、きみたちが話しているところで
日馬美礼:「やあやあ。集まったね」きゅるきゅると言う音。
海東あかつき:「はい!日馬さん!」
日馬美礼:「さあ、ジェラートを食べたまえよ。捕虜の君もいるかい?」
煤竹イザナ:(第四支部長…実物を見るのは初めてだ)
蔵馬屋敏樹:「……」
蔵馬屋敏樹:(報告しなきゃいけねえこともあるし、此処には偶然出くわしただけのつもりだったが)
“ユミル”:「おっ、あざーす!ねえそこのメガネ君渡してくんない?」
蔵馬屋敏樹:(もう少し様子見ておくか)
“ユミル”:「支部長に直接触れないからさ。暗殺って疑われたらアレでしょ」
煤竹イザナ:「悪いが、他をあたってくれ。君に渡すころには液体になってしまうぞ。」
海東あかつき:「あーもう、あたしが渡すッスよ...」
蔵馬屋敏樹:(南雲さんにつながる話かもしれないしな……)
煤竹イザナ:「日馬支部長、僕の分は医務室に寝てる娘にでも渡しておいてくれ。」
“ユミル”:「ハハッ、ありがとうよ嬢ちゃん。かわいーね君。何処住み?ラインやってる?」
海東あかつき:「あんまり刺激しないでほしいッス、絡みたいならあたしにどうぞ」小声でユミルに
海東あかつき:「あっやっぱ辞めてほしいッス。気持ち悪い」
蔵馬屋敏樹:無言でユミルの近くの壁を凹ませる。
神楽 和樹:「海東。甘やかすな、つけあがる」
蔵馬屋敏樹:殴った訳ではない。ゆっくりと押して、凹ませたのだ。
“ユミル”:「ちぇー」
日馬美礼:「彼女にも回したさ。見た所不眠気味のようだ。後であってあげなよ」
海東あかつき:「なんであたしだけそういう絡み方なンスかね...」ぶつくさ言いながらジェラートを食べる。
煤竹イザナ:「…了解した。気遣い感謝する。」
蔵馬屋敏樹:「悪い支部長。今ちょっと食う気分じゃないわ」
神楽 和樹:「……日馬支部長。お前もアイス屋やるために来たんじゃねぇだろ」
日馬美礼:「来客に茶菓子なりを振る舞うのはマナーなんじゃないかな」人の悪い笑み
海東あかつき:「残すんならあたしが貰うッスよ。オレンジ系、メデューサさんが好きみたいなんで」
日馬美礼:「でもそうだね。君たちはそれぞれ事情があるわけだし。情報を共有しようか」
神楽 和樹:「生憎茶菓子かじってしばいてる余裕はねぇ」
蔵馬屋敏樹:「おう、食べな食べな」 無理やり笑顔を作ってあかつきちゃんに向ける。
煤竹イザナ:「そうだな、海東とやら。欲しければ僕の分も食うといい。」
海東あかつき:「どうもどうもッス」疲れている時こそ、甘味をとるべきだとも思うのだけど。さてどうしたものか。
GM:そういうわけで
GM:それぞれの来客がそれぞれの案件を話し、共有した
日馬美礼:「ふうん」
蔵馬屋敏樹:「俺はこれから南雲さんを追っかけて、最悪殺す。それだけ言いに来たつもりだった」
蔵馬屋敏樹:「もし南雲さんが今回の案件に絡んでるっていうなら……まあ足並みは揃えるぜ」
日馬美礼:「うん。むしろこちらから正式に依頼してもいいくらいだね。」
煤竹イザナ:「しかし、トシさん。南雲さんというのは…」
蔵馬屋敏樹:「悪いな日馬支部長……」
蔵馬屋敏樹:イザナに向けて首を左右に振る。
蔵馬屋敏樹:「みなまで言うな、イザナちゃん」
煤竹イザナ:「…そうか。無粋だったな。」
蔵馬屋敏樹:「へっ、あんがとよ」
“ユミル”:「早速のヒットだな。」
“ユミル”:「南雲陣油。“ハザード”じゃねえか。インリークォの“枝”だぜ」
神楽 和樹:「お前のところは珍妙な生物か狂犬しかいねぇのか」
神楽 和樹:苛立ちを含んで吐き捨てて
蔵馬屋敏樹:ユミルの方を見て、驚愕に目を見開く。
“ユミル”:「あんなおっかねえ女が動いてるたあ、この案件うかうかしてるとマジで大災害だぜ」
蔵馬屋敏樹:「お前が南雲さんを語るんじゃねえ!」
“ユミル”:「うおっ、こえー」
煤竹イザナ:蔵馬屋さんをいつでも抑えられるように構える
蔵馬屋敏樹:「あの人は……仲間を守るために何時だって命を賭ける……優しい人だった……」
“ユミル”:「まあ待てって!お前が追うにしても、あいつがどこでどう潜伏してるかわかんねえだろ?やめろよ」
“ユミル”:「どこでどういう事情があるのかは聞かねえし干渉しねえけど、俺は捕虜として情報を言わなきゃいけねえんだよ。そこは飲み込んでくれよな?ユーシー?」
蔵馬屋敏樹:「そうだな。俺は馬鹿だからそのへんは他の“UGNの”奴らに任せる」
蔵馬屋敏樹:「勝手に喋ってやがれ……」
“綴”:「だった、か」
“綴”:「思い出とは美しいものだ。まったく」
蔵馬屋敏樹:椅子に座り込んで腕を組む。
海東あかつき:「...その、ユミルさん。ヒットはそれだけッスか?」この男と他の人たちをあまり絡ませたくない。
神楽 和樹:(聞こえねぇからって喋んな)
海東あかつき:「他の話については、心当たりないッスか?」
“ユミル”:「んー、もう一つあるぜ。ゴーレムってのが引っかかるな」
煤竹イザナ:「…ほう」
海東あかつき:(地雷原かな?)
神楽 和樹:「第九支部の報告に一度入ってたらしいが。それがなんだ」
“ユミル”:「ゴーレムっつったら、死んだ“根”の
“輝き鳩”の管轄だったやつだな」
“ユミル”:「生憎おいたが過ぎてUGNに殺されたワケだが…なんだって今になって出てくるんだ?」
煤竹イザナ:「死んだ…?」
煤竹イザナ:「…君にも分からないのか。」
“ユミル”:「しかも生前の姿に擬態する機能はこっちも聞いたことねーよ。」
蔵馬屋敏樹:(第九支部……香具矢のおっちゃんのところか)
“ユミル”:「俺らが100パーわかってるならUGNに頼みゃしねえさ」
海東あかつき:「こっちもそっちも"インリークォ"ッスか。まあありがとうッス」
煤竹イザナ:(…こいつの言が真実かどうかなど分かったものではないが)
煤竹イザナ:(ここで疑っていては話が前に進まん)
煤竹イザナ:(…大丈夫だ、僕は、冷静だ。)
蔵馬屋敏樹:(南雲さん以外にも、どいつとやりあえば良いのか分かるまで待つか)
神楽 和樹:「まず、死んだ幹部がいるとお前は言った。それは“輝き鳩”とは別人か」
“ユミル”:「おんなじ人間だぜ。」
蔵馬屋敏樹:眼鏡をかける。
“ユミル”:「変なジーサンだったよ。幹部勢は基本的にそれぞれ指示を受けて研究してっから、俺も深くはわかってねえ」
神楽 和樹:「そうかよ。ならひとまずの問題は、その“ハザード”だ」
海東あかつき:「幹部の"ね"に指示を与えるっていうと...最高幹部?」
日馬美礼:「そうだね。その“ハザード”が手を引いている可能性が高いわけだ」
神楽 和樹:「“危険物”なら自爆で済めばいい方。誘爆される前に手を打つ」
神楽 和樹:「蔵馬屋もそのつもりだってんなら、都合はいい」
“ユミル”:「そ、最高幹部。俺もそこらへんは詳しく聞いてねえっつーか、しがらみまみれで干渉しても得はねえんだ」
日馬美礼:「ひとまずの方針を決めようか」
日馬美礼:「“ハザード”南雲陣油の潜伏先、及びゴーレムとの関連の調査だね。」
蔵馬屋敏樹:「……」
煤竹イザナ:「…宗教が浮いたままだ」
海東あかつき:「うーん、あまり優先順位は高くないと思うッスけど」
煤竹イザナ:「手がかりが何も無い以上、手の打ちようがないのも事実だが…」
日馬美礼:「おっとうっかりしていたね。もちろんそのことについても調査を進めたいところさ」
神楽 和樹:「少なくとも、ゴーレムの話を合わせるなら。繋がってはいるはずだ」
神楽 和樹:「焦るな。手札を揃えないで勝負に勝てるわけがない」
蔵馬屋敏樹:「俺は頭わりいから詳しいことは分からねえけど、攻め手は多い方が良いってことは分かるぜ」
蔵馬屋敏樹:「イザナちゃんも来いよ。そのうち手がかりだって見つかるさ」
煤竹イザナ:「…ああ」
煤竹イザナ:「無論、僕も行く。」
煤竹イザナ:「…行かなきゃ、駄目なんだ。」
日馬美礼:「龍造寺君はうちの職員がメンタルケアを手伝うよ。君も時間が空いたら会いに行っていいからね」
煤竹イザナ:「…済まない」
煤竹イザナ:「龍造寺を、よろしくお願いします。」
神楽 和樹:「上等。やる気とやることがあるならまだ保つ」
日馬美礼:「もちろん。これも支部長の仕事だからね。大事な職員を無碍になんてしないよ。」
日馬美礼:「君にとってはそれ以上かも知れないしね」
日馬美礼:「じゃあ、ここの機器は自由に使っていいよ。こっちはゴーレムの解析に入るさ」
日馬美礼:後ろ手を振って、退席していく
煤竹イザナ:対席するその後姿を見送る
煤竹イザナ:(それ以上か…生憎、僕にもよく分からないよ)
蔵馬屋敏樹:「今回も世話になるぜ。神楽さん。あんたの頭を頼りにしてる」
神楽 和樹:「──こっちこそ。前線、支えてもらうさ」
神楽 和樹:以前に会ったような、軽薄な態度はなく。ただ、淡々と言葉を返す
font color='#0000ff'>蔵馬屋敏樹:自らの胸を軽く叩き、笑顔を作る
海東あかつき:てくてくと煤竹くんの近くに歩き寄る。髪からは濃いオレンジの香り。
海東あかつき:「はじめまして。そして今回はよろしくお願いするッスよ、煤竹先輩」
煤竹イザナ:「初めまして。褐色に薄着とは、中々挑戦的だな海東よ。」
海東あかつき:「いやあ褒められちゃいました。噂通りって感じッスね」
煤竹イザナ:「ほう、噂か。参ったな。そこまで昇り詰めていたとは」
海東あかつき:「そうスね」
海東あかつき:(へこたれてる人に良くない風評を突き付けないデリカシーが海東あかつきちゃんにはあるッスよ)
煤竹イザナ:「…むう…とにかく、よろしく頼むぞ、みんな。」
煤竹イザナ:不満げに自分を呼ぶ声も
煤竹イザナ:脛に感じる僅かな痛みも
煤竹イザナ:何もないのが、何故か、寂しい。
海東あかつき:(今日は知っている人や、楽しい話題を聞く人の)
海東あかつき:(見慣れない、悲しそうな顔ばかり見る)
海東あかつき:(......嫌だなあ)
GM:かくしてそれぞれが作業に動き始める
“ユミル”:「おーい、神楽和樹。ちょっと。」檻の中で手招きする
神楽 和樹:舌打ち。周囲の面々を確認、檻へ近付く
“ユミル”:「ハハッ、嫌われてるねえ俺。まあ当たり前か」
“ユミル”:「何かインリークォについて聞きたかったら言ってくれよ?守秘義務の範囲外で答えるぜ」
“ユミル”:「それとな。多分今回の役には立ちそうだが、オフレコで聞いてて欲しいネタがあんだ。」
神楽 和樹:「聞くだけ聞いてやる」
神楽 和樹:どうせ碌な話じゃねぇだろうが。出しかけた一文を呑み込んで
“ユミル”:「いいか?“ハザード”はな、以前第四支部絡みで口にしてたネタがあんだ」
“ユミル”:「“ここ(第四支部)で一番古い冷凍ジャーム”。知ってるか?」
“ユミル”:「もしかしたら大した情報じゃねえかも知れねえけど、何、ちょっとしたチップ代わりだよ。知っとけ」
神楽 和樹:「……検索ワードには入れておく」
“ユミル”:「オッケ。じゃ、頼むぜ。俺の命とか諸々かかってるんだしさ!」
神楽 和樹:まったく──賭けて勝ったところでまったく嬉しくないコインだ
神楽 和樹:その軽口を塞いだら寿命は延びるだろうが、結局ストレスで死ぬだろうな。などと益体のない思考が浮かぶ
神楽 和樹:「なら捕虜らしく黙っていろ。あいつらは挑発されると起爆しかねない」
神楽 和樹:「誘爆しかねないのは“ハザード”だけで充分だ」
“ユミル”:「いやマジでな。エフェクトつかえねーってのにビビるぜ全く」
“ユミル”:「じゃ、健闘を祈る!」
“ユミル”:ごろんと床に転がる。
“ユミル”:「しかし退屈だな」
“ユミル”:大あくびをして、寝に入った
神楽 和樹:寝付きを見届け、深呼吸。
神楽 和樹:──俺も役目がある。歩き出して
神楽 和樹:左の親指が。薬指をなぞった
GM:---------------------
GM:シーンカット。ロイスと購入が可能です
海東あかつき:パイセン:蔵馬屋敏樹/P憧憬:Nとても心配〇 で取得!
神楽 和樹:ロイスは保留
神楽 和樹:ひとまずシューターズジャケットでも
神楽 和樹:1dx>=13
DoubleCross : (1R10[10]>=13) → 5[5] → 5 → 失敗

煤竹イザナ:偉大な先輩 蔵馬屋敏樹:〇尊敬/心配 で
蔵馬屋敏樹:そうだなあ……
神楽 和樹:当然のように失敗で終了
蔵馬屋敏樹:ロイス 
やっぱチャラついてねえか……? 煤竹イザナ:連帯感◯/不安

蔵馬屋敏樹:で!
煤竹イザナ:購入はひとまず応急!
煤竹イザナ:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 8[8,8]+2 → 10

煤竹イザナ:買い!
海東あかつき:4dx>=5 自動巡回ソフトを購入!
DoubleCross : (4R10[10]>=5) → 6[2,3,3,6] → 6 → 成功

海東あかつき:成功して以上!
蔵馬屋敏樹:UGN装甲服買っておくかあ
蔵馬屋敏樹:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[3,6] → 6 → 失敗

GM:ではシーンカット
GM:-------------------------
GM:本日はここまで!
GM:お疲れさまでした
蔵馬屋敏樹:うっす! お疲れさまでした!
神楽 和樹:お疲れ様でした
煤竹イザナ:お疲れ様でした!
海東あかつき:お疲れ様でした!

【ミドルシーン2】

GM:ミドル 情報収集フェイズ
GM:シーンプレイヤーは海東あかつきちゃん ほか自由です。取り敢えず様子見して後から出てもOK
海東あかつき:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+3[3] → 46

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+7(1D10->7)(侵蝕:55->62)した
神楽 和樹:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 8[8]+51 → 59

蔵馬屋敏樹:では様子見だ
蔵馬屋敏樹:あ、みんなおもったよりでる
蔵馬屋敏樹:俺も出よう
蔵馬屋敏樹:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+1[1] → 49

GM:全員来たな!
GM:-------------------
GM:第四地区
GM:-------------------
GM:君たち一行は支部内で情報収集を行うことになった。
GM:第四支部はラボラトリー。多種多様な情報収集機器と蓄積データがある。
GM:そして証言をしてくれる“ユミル”もいる。やろうと思って出来ないことはないだろう
GM:というわけで項目はこちら
・新興宗教について 情報:噂話 7
・ゴーレムについて 知識:レネゲイド 知覚 情報:UGN 8
・“ハザード”について 情報:裏社会 情報:UGN 8
蔵馬屋敏樹:ハザードについて……ぶっこむしかねえよなあ~~~~!
海東あかつき:新興宗教は任せるッスよ
煤竹イザナ:じゃあゴーレムで
神楽 和樹:割れてからの追加を待つか
蔵馬屋敏樹:では早速判定してよろしいか
GM:ゴーだぞ!
煤竹イザナ:コネ:UGN幹部使って情報判定!
海東あかつき:【新興宗教について】自動巡回ソフト、情報収集チーム、情報:噂話
海東あかつき:5dx+6>=7
DoubleCross : (5R10+6[10]>=7) → 5[1,2,2,3,5]+6 → 11 → 成功

煤竹イザナ:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,5,7,7,8]+1 → 9

蔵馬屋敏樹:2dx+1>=8 ハザードについて 裏社会仕様
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 7[4,7]+1 → 8 → 成功

GM:全員抜いてきた…こわ…
GM:はいじゃー成功!
GM:情報開示です
・新興宗教について 情報:噂話 7
 最近第四地区で勃興した宗教。“ぬうふ様”と呼ばれるものが本尊であり、黄泉還りや身体の治療が可能とされている。導師として活動する男は“輝き鳩”と言われているらしい。

・ゴーレムについて 知識:レネゲイド 知覚 情報:UGN 8
土塊に対象の一部を入れてレネゲイドを込めることで作られたゴーレム。その製法はかつて第9地区で討伐された“輝き鳩”というFHエージェントのものと酷似する。
だが“輝き鳩”は死亡した上、認識を改ざん出来るような機能はその時のゴーレムには存在しなかった。どうやら認識改竄は今の所ワーディングで解除出来るようだ
→“輝き鳩”について 【公開】 以後のシーンで確認できます

・“ハザード”について 情報:裏社会 情報:UGN 8
 インリークォセルに所属するFHエージェント。本名南雲陣油。シンドロームはサラマンダー/ソラリス。非常に高い破壊力を持ち、インリークォの戦闘要員として活動している。
かつて蔵馬屋敏樹と同じ高校の先輩だった。“輝き鳩”は時折彼女を自分の目的のために動かしていた。第四地区になぜ来たのかは不明。

GM:以上!全情報を抜いたので次トリガーシーンです
蔵馬屋敏樹:「……ま、まだジャームって決まった訳じゃないもんな」
蔵馬屋敏樹:声が震えている。
蔵馬屋敏樹:「確かに、FHかもしれないけど、それでも……」
蔵馬屋敏樹:端末のタッチパネルに触れた手が震えている。
蔵馬屋敏樹:「何やってんだよ、南雲さん……!」
蔵馬屋敏樹:絞り出すようなため息を部屋の中で漏らしてしまう。
煤竹イザナ:(…ソラリス能力者)
煤竹イザナ:(確かに、近末さんはそう言っていたが)
煤竹イザナ:(…今伝えるべきかどうか…)
海東あかつき:「黄泉還りに身体の治療、ねえ」
海東あかつき:頭をよぎるのは第4地区の幽霊街。この土地と人に残されたいくつもの傷跡。
神楽 和樹:「教祖そのものがもう死んで。なんの笑い話だか」
蔵馬屋敏樹:「そのうさんくせー教祖と南雲さんが手を組んでたなんて……」
蔵馬屋敏樹:「笑えない冗談であって欲しいもんだぜ……」
海東あかつき:「......」
海東あかつき:「いったい何のためにやってるンスかね?」
蔵馬屋敏樹:「南雲さん……」
蔵馬屋敏樹:「南雲さんは、仲間を何より大切にする人だった」
蔵馬屋敏樹:「もしかしたら、あの人が黄泉がえりに興味を持っているのかもしれない……」
蔵馬屋敏樹:(死んだ人は守れねえのに、馬鹿な俺でも、そんなこと分かるのに)
煤竹イザナ:「…ふむ、”輝き鳩”の復活、宗教の立ち上げ、南雲さんの入信という順か。」
蔵馬屋敏樹:「南雲さんはうさんくせーカルトを信じるような人じゃない!」
神楽 和樹:「声がデカい」
蔵馬屋敏樹:と、叫んでから我に返る。
蔵馬屋敏樹:「……わりぃ」
蔵馬屋敏樹:しょんぼりとうなだれる。
神楽 和樹:相当の状態だな。この辺の単語にすら激昂する、危なっかしくて外にも出せねぇが外に出さなくても爆発する
煤竹イザナ:「ゴーレムとして使う手駒を増やすためか…?」
煤竹イザナ:「いや、ゴーレムをエサにして単純に信者を増やしたいという可能性もあるか…」
蔵馬屋敏樹:(どうなってるんだ俺……くそっ、俺だって年長者なのに、守らなきゃいけないのに、リーダーやってた時の南雲さんみたいに……!)
海東あかつき:「..."インリークォ"は研究セル...実験台と資金を体よくいっしょに集めてるってことなンスかね」あえて触れない。
海東あかつき:今の蔵馬屋さんは、少し怖い。どう接すればいいのか、ちょっとだけ迷う。
“ユミル”:「はいはいはーい。そこらへんの解説は俺の仕事じゃね?」
“ユミル”:「捕虜としてさあ、有用性示すタイミングだよね。」
“ユミル”:檻の中であぐらをかいて喋りだす
海東あかつき:じとっとした視線を向ける。
煤竹イザナ:「…神楽さん、こいつは信用していいのか。」
蔵馬屋敏樹:不快そうにユミルを睨みつける。
神楽 和樹:「態度はともかく」
“ユミル”:目もとは見えぬが、にやにやと余裕綽々な笑みを口元だけで浮かべる
神楽 和樹:「ヤツがここに来た理由。向こうはこちらを動かさなくちゃならない」
神楽 和樹:「個人を信用する必要はない。だが」
神楽 和樹:「あいつがここに来た、という事実と。目的のために提供する情報は信用できる」
神楽 和樹:「その部分を偽った瞬間に共同は終了。相手だって損をする」
煤竹イザナ:「…了解した。無責任なようだが、こういった駆け引きは恐らくあなたがこの場で最も優れている」
神楽 和樹:「無論。相手はその上でこっちを出し抜く手筈を取ってるだろうが──」
“ユミル”:「そうそう。意味のあるネタを提供出来ないとリスクを冒してまで来る必要は無いってわけよ」
神楽 和樹:「俺達はそこまで手が回せない。以上だ」
“ユミル”:「そんじゃいーかな?へへっ」
煤竹イザナ:「ああ、聞かせてくれ。」
蔵馬屋敏樹:「……早くしろよ」
“ユミル”:「前提条件。インリークォというセルは役職が4つある。通常のFHセルの2層構造とは別にある枠組みだ」
“ユミル”:「《葉》。UGNが一番目にするのはこいつらじゃないかな?とにかく自分のやりたいテーマを好き勝手する連中。セルに研究成果や上納金を回すこと以外は殆ど縛られていない。」
“ユミル”:「《枝》。《葉》や、暴走した生物達を取り締まる役さ。《葉》と兼任してるやつもいる。FHの誰でもなれるが、バイオ系の能力者はバックアップが受けやすい都合上多い。」
“ユミル”:「《根》。《葉》とは違って、セルのトップから指示を受けて動く連中さ。“輝き鳩”も根だったらしい。会議なんかもやるし、まあ前者達の上司だよ。」
“ユミル”:「《幹》。セルの意思決定を担う3人のトップ。かわいい女の子に節操なしのナンパ野郎、そして心の広いセルリーダーさまさまで構成されてる。」
煤竹イザナ:「太いものほど強いという訳か。分かりやすいな。」
“ユミル”:「機能としてもだいたい対応してるぜ。」
“ユミル”:「俺や“ハザード”は“枝”、“輝き鳩”は“根”。あんたがたUGNがとっちめたアイツ、じつは偉いんだよ」
海東あかつき:「へえー。枝葉末節は取り換えが効くけど、根と幹がそれを支えてるって感じなンスねえ」
“ユミル”:「理解が早いねえ。剪定は必須事項ってわけ。出来の悪い連中はよく切り落とされる」
“ユミル”:「で、“輝き鳩”は“ハザード”をたびたび呼んでは使っていたんだ。」
煤竹イザナ:無言で蔵馬屋さんの様子を窺う
蔵馬屋敏樹:(南雲さんが……カルト野郎の使いっぱしりなんて……!)
蔵馬屋敏樹:血走った目でユミルを睨んでいる。
“ユミル”:「あとは…“ハザード”によく懐いていた男もいたなあ。チルドレンだっけ?そいつも“輝き鳩”直属で動いていたな…いつの間にかいなくなってたが」
蔵馬屋敏樹:(舎弟……慕われやすいのは知ってたけどよ……なんで真っ先に俺を呼ばなかった……!?)
“ユミル”:「“輝き鳩”はとにかく大量の木っ端チルドレンを囲ってはそいつらを湯水の如く使っていた。もしかしてだが、それの絡みで“ハザード”は従わざるをえなかったんじゃねえかな?」
“ユミル”:「なあ、あんちゃん?アンタの様子を見るに、人望を得るのは得意なんだよな、“ハザード”」
蔵馬屋敏樹:「……おう」
蔵馬屋敏樹:「あの人は、オーヴァードになる前から、皆から慕われていた」
蔵馬屋敏樹:「不良だけじゃねえ。他の学生や、教師の一部からも……」
蔵馬屋敏樹:「あの人は、気持ちの良い人だったんだよ」
蔵馬屋敏樹:ため息をつく。
蔵馬屋敏樹:「お前らには分からねえだろうけどな」
蔵馬屋敏樹:そっぽ向く。
“ユミル”:「ハハ」
神楽 和樹:(まぁ、信用はできるか)主観の補正が入っていることも考慮する。
日馬美礼:「やあやあ。進捗のほどはどうだい」きゅるきゅる
神楽 和樹:とはいえユミルの言うことだ。統合しても、全て信用しきれるかは別
蔵馬屋敏樹:「……日馬さん」
海東あかつき:「順調に進んでるッス!」
日馬美礼:「さすがだね、海東君。こちらもゴーレムの解析を終えてきたよ。」
煤竹イザナ:「…!」
日馬美礼:「第九から送られてきた資料との比較をしてきた。やはりというか、あちらのものを更にアップデートして使用しているようだ」
蔵馬屋敏樹:(南雲さん、子供を犠牲にする手助けなんてする人じゃない。本当に、南雲さんなのか、くそ……!)
蔵馬屋敏樹:(いや、ゴーレム……待てよ。もしかしたら南雲さんの偽物……そうだ、きっとそうに決まってる……そうじゃなきゃ俺は……!)
日馬美礼:「ああ、勿論遺体は回収できる分は集めている。近々第三に搬送し、葬儀を執り行ってもらうよ。」
煤竹イザナ:「…回収できる分」
煤竹イザナ:「薄々気づいてはいたが、全身が使われているわけではないのだな」
日馬美礼:「以前のデータだと、巨大なゴーレムを作る際は人体の全部を使っていたそうだよ?今回は目的に合わせて“必要量の人体”で済ませたんだろうね」
神楽 和樹:「なるほど。進歩だな」
煤竹イザナ:「…そうか」
蔵馬屋敏樹:「必要量の人体……反吐が出るぜ」
蔵馬屋敏樹:(南雲さんを殺して偽物でも作ってたなら……絶対に許せねえなFH……!)
煤竹イザナ:「解析、感謝する。葬儀についてもよろしく頼む。」
煤竹イザナ:「…龍造寺は…医務室の彼女はこの事を?」
日馬美礼:「勿論。最大限手厚く弔ってもらうよ。彼女の宗派は分からないのが残念だけどね」
日馬美礼:「勿論伝えるつもりだよ。」
煤竹イザナ:「…」
煤竹イザナ:”待ってくれ”
煤竹イザナ:それを言ったところで、一体何になる?
煤竹イザナ:僕が代わりに伝えるのか?破壊した張本人が
煤竹イザナ:「…おい」目を背けるように、ユミルに声をかける
“ユミル”:「おっ、どうした~少年?」
煤竹イザナ:「…”近末慈”」
煤竹イザナ:「この名前に、憶えはあるか。」
“ユミル”:「…いーや?」
“ユミル”:「知らないねぇ。いやマジで。」
“ユミル”:「誰?彼女?」
煤竹イザナ:「…是非お付き合いしたかったがな。」
“ユミル”:「なるほど?」だいたい察する
煤竹イザナ:単なる雑兵、実験体。
煤竹イザナ:そんなものの為に
“ユミル”:「ああ、そうそう言っとくけど。俺、つーかセルは“輝き鳩”や“ハザード”については最近のことはマジでふわふわしてるからな」
“ユミル”:「その近末って嬢ちゃんのどうこうは、古くてせいぜい1ヶ月以内だろ?大体予想できるぜ。そんなら俺は知らねえよ」
日馬美礼:「ふうん。」
日馬美礼:「インリークォが焦って君を動かしたというのに信憑性が出たね」
煤竹イザナ:「そうか。なら良い。直接聞きだすまでだ。」
日馬美礼:「さて。」
日馬美礼:「“ぬうふ様”のご本尊は第四地区の郊外。ここが住所だよ。」
日馬美礼:「ゴーレムについてだけどね。やっぱり生体材料じゃないと完全な機能は分からないんだ。なので、もし見つけたら今度は生きて鹵獲してくれないかな。」
煤竹イザナ:「…善処しよう。」
神楽 和樹:「このメンバーでそんな手加減できるやついるのか?」
海東あかつき:「そういうことなら、あたしが役に立てると思うッスよ」
神楽 和樹:「努力はしとくが」
蔵馬屋敏樹:「まあ、俺も加減はしますよ。ええ」
蔵馬屋敏樹:できそうにない雰囲気である。
海東あかつき:「動きを止めるのとか得意ッスから、そこをなんとか...うん、なんとか」
海東あかつき:「...師匠、よろしくお願いするッスよ」
日馬美礼:「なあに、根幹を残してくれればいいよ。恒常性は結構優れてるみたいだからね」
神楽 和樹:「……わーったよ。まったく」少しだけ。困ったように頭をかく
蔵馬屋敏樹:「根幹以外全部ぶっ飛ばすってことか……んじゃ、シンプルっすね」
日馬美礼:「比較的小さい個体を持ってこれるならわけないさ。もちろん身の安全が最優先だけどね」
神楽 和樹:「悪い。気を遣わせる」海東へ小声で返して
“ユミル”:「なんなら俺も手伝おうか?」
蔵馬屋敏樹:「あんたは座ってろよ」
煤竹イザナ:「捕虜だという自覚を持て」
“ユミル”:「だよね。ハハ!」
海東あかつき:少しでも、ほんの少しでも役立てているなら嬉しい。
海東あかつき:あたしはいつも、助けてもらってばかりだから。
海東あかつき:「......頑張ろう」小さな声で、気持ちは強く。誰に聞かせるわけでもなく、形にする。
GM:-------------------
GM:シーンカット
GM:ロイスと購入が可能です
海東あかつき:ロイスは保留!
蔵馬屋敏樹:ロイスは……保留1
煤竹イザナ:私も一旦保留で!
蔵馬屋敏樹:購入は応急キット!
海東あかつき:調達は...アルティメイド服!
蔵馬屋敏樹:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 7[2,7] → 7 → 失敗

蔵馬屋敏樹:財産点1使用!
神楽 和樹:蔵馬屋君にロイス。「危険物:有為/〇爆弾」
海東あかつき:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 10[1,1,3,10]+1[1] → 11 → 失敗

海東あかつき:財産点を9使って購入!残りは7点!
神楽 和樹:調達は…応急キットで
煤竹イザナ:購入どうしようかな
神楽 和樹:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 9[9] → 9 → 成功

神楽 和樹:成功、以上
海東あかつき:装備して以上です。
煤竹イザナ:じゃあブルゲで
煤竹イザナ:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[4,4,6,10]+3[3]+2 → 15

煤竹イザナ:財産も足りねぇ!終わり!
海東あかつき:いや、装備すると行動値が下がるので所持だけにしておきます。今度こそ以上!
煤竹イザナ:あ、ダイス1個多かった
煤竹イザナ:まあいいや
GM:ほんじゃあ場面転換!煤竹君とトシの対面場面になります
GM:-------------------
煤竹イザナ:日馬支部長の話が終わり、各々が一時の休憩に入る
煤竹イザナ:「…」
煤竹イザナ:(少し、変な感じだ。外の空気でも吸いに行こうか)
蔵馬屋敏樹:「……イザナちゃん」
蔵馬屋敏樹:ぽん、と肩に手を置く。
煤竹イザナ:「…っ、トシさんか」軽く身を震わせながら、振り向く
蔵馬屋敏樹:「へへ、わりぃ」 力なく笑う。
蔵馬屋敏樹:「ちょっと気になることがあってさ」
煤竹イザナ:「…気になること」
蔵馬屋敏樹:「今のうちにイザナちゃんがさ、医務室の彼女に話してやんなよ」
蔵馬屋敏樹:「大切な相手なんだろ?」
煤竹イザナ:「…本当に、鋭いな。」
蔵馬屋敏樹:「へへっ、馬鹿な分ちょっとだけな」
蔵馬屋敏樹:「けど、鋭いことなんて日常じゃ意味がねえよ」
煤竹イザナ:「そうでもない」
蔵馬屋敏樹:「ちゃんと自分の口で話さなきゃ何も分かんねえじゃん?」
蔵馬屋敏樹:「俺の鋭さは、意味が無いんだ」
煤竹イザナ:「そうでも、ないだろうに…」
蔵馬屋敏樹:「……あんがとな」
蔵馬屋敏樹:「俺、思うんだ」
蔵馬屋敏樹:「彼女の為とか、そういうの考えると悩むけどさ」
蔵馬屋敏樹:「イザナちゃんが、イザナちゃんの気持ちを整理する為にも、イザナちゃんが話した方が良いよ」
煤竹イザナ:「…先程から」
煤竹イザナ:「ずっと、精神が優れない。」
煤竹イザナ:「…先ほど、あの捕虜に聞いた名前。」
煤竹イザナ:「…医務室の彼女の、大切な人だった」
蔵馬屋敏樹:「……」
煤竹イザナ:「それを、つい先刻目の前で破壊したのが、僕だ。」
煤竹イザナ:「…ゴーレムになった、その人をな。」
蔵馬屋敏樹:君は彼女の魂を守った。
煤竹イザナ:「…どんな顔をして会えばいい」
蔵馬屋敏樹:君は彼女を解放した。
蔵馬屋敏樹:そういった事を言うのは容易い。
煤竹イザナ:「どんな声でしゃべればいい」
蔵馬屋敏樹:敏樹自身、耳にタコができるほど、そういった言葉を聞かされた。
蔵馬屋敏樹:けど、これはそういう問題じゃない。
蔵馬屋敏樹:「俺は馬鹿だからよぉ……“答え”って奴は分からねえ」
煤竹イザナ:「僕は…彼女にどんな目で見られる。」
蔵馬屋敏樹:「それに、下手すりゃその人を殺したのは南雲さんかもしれねえ」
蔵馬屋敏樹:「俺に偉そうな事を言う権利はねえ……ねえけど」
蔵馬屋敏樹:「その娘が大切な人ならさ」
蔵馬屋敏樹:「自分の心がどんなに痛くても、行ってやんなよ」
蔵馬屋敏樹:「じゃないとイザナちゃんの心がもっと痛むぜ」
煤竹イザナ:「…」
煤竹イザナ:「”どれだけ頑張っても、守れないものがある”」
煤竹イザナ:「あなたは、確かそんなことを言っていたな」
蔵馬屋敏樹:「へへっ、言ったな」
煤竹イザナ:「…それが、怖いんだ。」
煤竹イザナ:「僕は、自分でもよく分からないほどに」
煤竹イザナ:「彼女に嫌われたくないらしい」
蔵馬屋敏樹:「惚れてんだろ……それ」
蔵馬屋敏樹:「だったら、なおのことだ」
煤竹イザナ:「…は?」
蔵馬屋敏樹:「嫌われるにしても面と向かって拒絶された方がいくらかマシだぜ」
蔵馬屋敏樹:「その娘だって、つらい気持ちを投げつけられるしさ」
煤竹イザナ:「…待て待て、確かに彼女のことは好きだが」
蔵馬屋敏樹:そこでイザナのリアクションに妙なものを感じる。
蔵馬屋敏樹:「お、おう。す、好きなんだよな?」
煤竹イザナ:「?ああ、美女は全員。」
蔵馬屋敏樹:「……くっ」
煤竹イザナ:「…白状するとな」
蔵馬屋敏樹:「ふふっ……あはははは! もう! なんだよ! これだからチャラ男は~!」
煤竹イザナ:「…違いが、よく分からんのだ」
蔵馬屋敏樹:「違い、か」
煤竹イザナ:「僕が彼女に向ける感情と、他の女性に向ける感情が」
蔵馬屋敏樹:「俺も馬鹿だからよく分かんねえけどよ」
蔵馬屋敏樹:「傍に居てこう、胸がカーッと熱くなってよ」
煤竹イザナ:「憶えがある」
蔵馬屋敏樹:「そんで、“この人には俺が居なきゃ駄目だ!”って思えてよ」
煤竹イザナ:「憶えがある」
蔵馬屋敏樹:「ついでに“そばに居て欲しい”って相手が思うんならよ」
煤竹イザナ:「…それは、まだ分からんな」
蔵馬屋敏樹:「そっか……じゃあまあ、確かめがてら行ってやんなよ」
蔵馬屋敏樹:(俺と違って、イザナちゃんはそれができるんだから)
煤竹イザナ:「行って…」
煤竹イザナ:「…トシさん」
蔵馬屋敏樹:「どした?」
煤竹イザナ:「あなたは、南雲さんにとってどういう男でありたいと思っていたんだ。」
煤竹イザナ:「…それとも、”思っている”?」
蔵馬屋敏樹:「俺は……」
蔵馬屋敏樹:「……」
蔵馬屋敏樹:「わり」
蔵馬屋敏樹:ニッと笑う。
蔵馬屋敏樹:「俺馬鹿だから、わかんねーや」
蔵馬屋敏樹:背を向ける。
蔵馬屋敏樹:普段の蔵馬屋にあるまじき、弱気な背中。
煤竹イザナ:「…僕は」」
煤竹イザナ:「…いや、いい。ここはフェアに行こう。」
蔵馬屋敏樹:「……もし、南雲さんがジャームになってたら」
蔵馬屋敏樹:「俺が殺す」
蔵馬屋敏樹:普段の彼からは想像できないような冷たい声。
煤竹イザナ:「…そうか。」
蔵馬屋敏樹:それだけを残して、蔵馬屋敏樹は去っていった。
蔵馬屋敏樹:表情は最後まで、見えぬまま。
煤竹イザナ:「…もし、いつかあなたが聞かせてくれたら」
煤竹イザナ:「その時は、僕も話しますよ。」
煤竹イザナ:消えていった弱弱しい背中に、届くはずのない言葉を投げかける
煤竹イザナ:…僕は
煤竹イザナ:彼女にとってのーー
GM:--------------------
GM:第四支部 医療室
GM:-------------------
龍造寺霞:「………」
龍造寺霞:目は赤く腫れ上がり、濃いクマが目の下に作られている
龍造寺霞:…悪夢は、たくさん見てきた。
龍造寺霞:踏ん切りをつけ、前にすすめるものだと、近末は教えてくれてた
龍造寺霞:そうしてきたつもりだ。近末はほんとうにすごくて、沢山のシンドロームの使い方を自分がもってないものまで教えてくれた
龍造寺霞:だから、彼女の得意な模倣はブラックドッグ。近末のピュアブリードだから。
龍造寺霞:だから、もう大丈夫だと 煤竹もいるからと
龍造寺霞:そう、言おうと思って
龍造寺霞:…2日も立たないほど前の時に決めたのに
龍造寺霞:ふらふらする
龍造寺霞:眠ればまたよぎる
龍造寺霞:でもふらふらする
龍造寺霞:「…近末……」
煤竹イザナ:「…龍造寺。入るぞ。」医務室の扉を叩き、呼びかける
煤竹イザナ:(…クソ、何故無駄に緊張している。)
龍造寺霞:「………」
龍造寺霞:「うん……」
龍造寺霞:一段と覇気の無い声
龍造寺霞:憔悴といって差し支えない
煤竹イザナ:入室。その顔はいつもと変わらない。
煤竹イザナ:「どうだ、調子は…と、聞くまでもないか。睡眠はとっているか?寝不足は美容の大敵だぞ?」
煤竹イザナ:「可愛い顔が台無しだ。」
龍造寺霞:「うん……」
龍造寺霞:たよりなく揺らぐ体。病室のベッドに入る龍造寺はいつもの姿ではない
煤竹イザナ:「…日馬支部長から話は聞いたか?」
龍造寺霞:「……うん。」
煤竹イザナ:「…そうか。」
龍造寺霞:「葬儀」「第三支部で、事件が終わったら秘密裏にやる」
煤竹イザナ:「…っ」
煤竹イザナ:「いい、君が言う必要はない。」少し焦ったように
龍造寺霞:「………」
龍造寺霞:「これ……」
煤竹イザナ:「?」
龍造寺霞:ガサガサと、頼りなくベッドの脇に置いてあった紙を取り出す
龍造寺霞:「近末の……」
煤竹イザナ:「…」無言のまま受け取り、紙面に目を落とす
GM:内容は、事務的な規定についてと、支部に在住する知己への遺言。最後に龍造寺霞についての文章が書かれている
GM
音声データを文字に起こしたもののようだ
煤竹イザナ:「…君は読んだのか?」
龍造寺霞:「…うん……」
龍造寺霞:よく見れば、布団に湿りが残っていること。ゴミ箱に沢山のちり紙が入っていることに気づくでしょう
煤竹イザナ:「龍造寺」
龍造寺霞:「…煤竹」
煤竹イザナ:「…君は」涙の痕を、横目に
煤竹イザナ:「…僕を、恨んでもいい。」
煤竹イザナ:「蔑んでもいい。」
煤竹イザナ:「復讐なら甘んじて受けよう。」
龍造寺霞:「………」
煤竹イザナ:「それで」
龍造寺霞:「ばか!」
龍造寺霞:君が知らない音量で少女は叫ぶ
煤竹イザナ:「また君が、笑ってくれるなら…っ!?」
煤竹イザナ:聞いたことのない声だった
龍造寺霞:「煤竹は、近末を護った」
龍造寺霞:「あんなの、近末じゃない。近末はやさしくて、つよくて、ぶきようだった」
龍造寺霞:それなのに、君を貶めるようなことをしたら
龍造寺霞:それはあれを近末だと認めたことになるじゃないか
龍造寺霞:「煤竹の…ばか……」
龍造寺霞:わなわなと、歯を食いしばって
煤竹イザナ:「っ…!じゃあ、僕はどんな顔をして君の隣に立てばいい!」
煤竹イザナ:「近末さんを見つけたと言った時の君の顔も!」
煤竹イザナ:「喪って泣いた顔も!」
煤竹イザナ:「全部!全部!僕は見たんだ!」
龍造寺霞:「うるさい!」
龍造寺霞:「煤竹は煤竹だもん!」
龍造寺霞:「煤竹のままで……」
龍造寺霞:「煤竹のままでいてよ……」
龍造寺霞:もう枯れたと思ったのに
龍造寺霞:悲しみは湖ではないというのに
煤竹イザナ:「っ…」
煤竹イザナ:不思議だ
煤竹イザナ:いくらでも、いつもの調子で、冷静に
煤竹イザナ:やり過ごす自信はあったのに
煤竹イザナ:彼女の事を考えると、自分が自分で許せなくなる
煤竹イザナ:「…三人目なんだ、君は。」
煤竹イザナ:自分は、二人
煤竹イザナ:まず母が死んで
煤竹イザナ:父が居なくなって
煤竹イザナ:彼女は…それにもう一人
煤竹イザナ:「その気持ちを、僕は完全に理解してあげられない…!」
煤竹イザナ:”僕がついてる”なんて言っておきながら
龍造寺霞:「いい……」
煤竹イザナ:「僕は…ただの”煤竹イザナ”は、君に何をしてあげられる。」
龍造寺霞:「煤竹は、煤竹でいいの」
龍造寺霞:「勝手に変わらないで」
煤竹イザナ:「…言ってくれよ」
煤竹イザナ:「こうしてくれって、言ってくれよ…!」
煤竹イザナ:「なんでそんなに優しいんだよ…!」
龍造寺霞:「知らない」
龍造寺霞:「煤竹がばかだから、勝手に勘違いしてるだけ」
煤竹イザナ:「馬鹿って…」
龍造寺霞:「煤竹に、代わりなんてない」
龍造寺霞:「だから、勝手に変わらないで」
煤竹イザナ:「…頑固者め」
龍造寺霞:「わかった?」
龍造寺霞:いつの間にか手を伸ばして
龍造寺霞:君の手を掴んでいる
煤竹イザナ:「…知らんぞ。僕はこれまで通り美女にうつつをぬかす」
龍造寺霞:「そのたびにたたく」
煤竹イザナ:「丁度、脛が寂しくなってきた頃だしな。」
龍造寺霞:思わず少しだけ吹き出す
龍造寺霞:「ばか」
煤竹イザナ:「…お互い様だ。ようやく笑ったか、この馬鹿め。」
煤竹イザナ:「僕がこれくらいで思い悩むはずないだろう。」
煤竹イザナ:精一杯の、強がり
煤竹イザナ:「君を笑顔にするために一芝居うったという訳だ。」
龍造寺霞:「煤竹は」
龍造寺霞:「…本当にどうしようもないね」
龍造寺霞:涙で濡れた瞳のままで、微笑み
龍造寺霞:君の手を握ったまま放さない
煤竹イザナ:「そんなどうしようもない男に、どうしようもないままでいいという君は」
煤竹イザナ:「輪をかけてどうしようもないんじゃないか?わがまま娘。」
煤竹イザナ:下手くそな笑顔を返す
煤竹イザナ:「…龍造寺」
龍造寺霞:「うん」
煤竹イザナ:「近末さんの仇討ちは、僕に任せろ。」
龍造寺霞:「うん」
煤竹イザナ:「これは、別に君が背負わなくてもいいものだ」
龍造寺霞:「煤竹が、ぼこぼこにしてきて」
龍造寺霞:「沢山殴って」
煤竹イザナ:「ふっ、任せておけ。僕を誰だと思っている」
煤竹イザナ:「最強のいい男、煤竹イザナだぞ?」
煤竹イザナ:「…それに」
煤竹イザナ:「”君のような真面目な青年が居れば私も安心だ”という事だからな。」
龍造寺霞:「ちょうしにのるな」
煤竹イザナ:「美女をこれ以上心配させる訳には…な、なぜ。」
龍造寺霞:「さっさといけ」
龍造寺霞:「近末を安心させて」
煤竹イザナ:「当然だ。」
煤竹イザナ:振り返って、足を踏み出そうとして…やめる
煤竹イザナ:「…龍造寺よ」
煤竹イザナ:「手を握られていては、僕はどこにも行けないぞ。」
龍造寺霞:「?」
龍造寺霞:…しっかり手はつないだまま
煤竹イザナ:「ほら、手。」
龍造寺霞:「…!」
龍造寺霞:「…………」
龍造寺霞:「やっぱり」
煤竹イザナ:「…ふふ」
龍造寺霞:「寝るまでここにいて」
煤竹イザナ:「よかろう。では取引といこうか。」
煤竹イザナ:「龍造寺よ」
煤竹イザナ:「僕に”頑張れ”と言ってくれないか?」
煤竹イザナ:ベッドの脇の椅子に腰を掛ける
煤竹イザナ:目線は、今度は同じでいい。
龍造寺霞:「仕方ないな煤竹は」
龍造寺霞:すっかり戻ったいつもの調子。でも、次の言葉は、沢山の言い表せない何かを込めて
龍造寺霞:「がんばれ」
龍造寺霞:「がんばれ、煤竹」
煤竹イザナ:「任せろ。今の僕は無敵だぞ。」
煤竹イザナ:「勝利の女神がついているからな。」
煤竹イザナ:「…よし、では眠るがいい龍造寺よ。次のデートの事でも考えながらな。」
煤竹イザナ:「今はタピオカが流行っているらしいぞ。志奈乃か」
龍造寺霞:じゅううう
龍造寺霞:握ってる手から電流が奔る
煤竹イザナ:「今はタピオカが流行っているらしいぞ、志奈乃が言うには底に残っている粒を吸うのが楽しいとかかかか」
龍造寺霞:「ねる」
煤竹イザナ:「寝ろ!」
龍造寺霞:頭を降ろして、目を閉じる。手は握ったまま
龍造寺霞:程なくして、寝息が聞こえる。元々殆ど眠っていなかったのですぐだ。
龍造寺霞:…少しだけ、君の手を強く握って
龍造寺霞:…暫くすると、その手も緩む。もう、大丈夫だろう
煤竹イザナ:安らかなその寝顔を見守りながら、温かな手をゆっくりと離す。
煤竹イザナ:大切な人を、彼女は喪った。
煤竹イザナ:これは参った、なにしろ自分よりも多い数だ。
煤竹イザナ:…不公平だ、このままでは。
煤竹イザナ:ならば、どうする?
煤竹イザナ:「…ありがとう、龍造寺。」涙の痕が残った彼女の頬を、軽く撫でる。
煤竹イザナ:簡単だ
煤竹イザナ:「必ず帰って来るからな」
煤竹イザナ:僕は
煤竹イザナ:彼女にとっての、帰る場所になってやる。
煤竹イザナ:先ほどまで身を焦がさんばかりに燃え上がっていた身体が、今はほんのりと温かい
煤竹イザナ:「…ふっ、これはいい。」
煤竹イザナ:「いつもの熱より、ずっと心強いな。」
煤竹イザナ:静かな寝息を背中に感じながら、その場を後にする。
GM:-------------------
GM:はいじゃあ今日はここまで
GM:お疲れさまでした
蔵馬屋敏樹:お疲れさまでした!
煤竹イザナ:お疲れ様でした!
海東あかつき:お疲れ様でした
神楽 和樹:お疲れ様でした

【ミドルシーン3 トリガー】

GM:全員登場です
海東あかつき:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+2[2] → 48

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+5(1D10->5)(侵蝕:62->67)した
神楽 和樹:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 5[5]+59 → 64

蔵馬屋敏樹:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+4[4] → 53

GM:煤竹…
GM:---------------
GM:第四地区 新興宗教施設『彼方の根』周辺
GM:--------------
GM:君達一行はくだんの宗教施設へとたどり着いた。
日馬美礼:『さあて。建築物の謄本もあるし、3D解析も行っている。侵入経路は指定したとおりやれば気づかれずに出来るはずだよ』
日馬美礼:君たちに渡されたインカムに支部長の声が響く
日馬美礼:『調査がメインだ。《ワーディング》を用いてゴーレム個体の確認を行った上で、出来ると確信したら鹵獲を実行してくれ』
蔵馬屋敏樹:「うっす。潜入系のエフェクトがない俺たちでも使える潜入ルート……やっぱすげえなうちの支部は」
煤竹イザナ:「…壊さず、了解。」
海東あかつき:「至れり尽くせりッスねえ...バックアップの皆さんの期待にはしっかり応えなきゃ」
蔵馬屋敏樹:「そうそう、支えてくれる人たちの期待は裏切れねえよな」
神楽 和樹:「……なら、行くぞ」
神楽 和樹:ケースを担ぎ直して。進みましょう
蔵馬屋敏樹:「わぁってるよ。神楽さん」 無理に元気な表情を作っている。
海東あかつき:(......)
蔵馬屋敏樹:どことなく沈んだ表情が一瞬だけ垣間見える。
蔵馬屋敏樹:不意打ちに備えて、一番うしろに立って進む。
海東あかつき:(うーむ...)
煤竹イザナ:黙って歩を進めるが、その顔は先ほどより上を向いている
海東あかつき:「了解ッス。やることさっさと済まして、支部に帰りましょう」
海東あかつき:(煤竹先輩はちょっと回復した、のかな。うん)
煤竹イザナ:「…?」なんとなく視線に気づく
海東あかつき:(これなら「ちゃんと性能も高いから」「信じてくれ」とか言いつつ渡されたメイド服で)
海東あかつき:(元気を出してもらおうとかいう血迷った作戦に出る必要は無さそうッスね)
煤竹イザナ:「海東よ、デートの誘いならこれが終わった後にいつでも受け付けるぞ。」
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
煤竹イザナ:「随分と気合が入った恰好だ。コスプレチックではあるがそういうのもまた一興ではあるな。」
海東あかつき:「ありがとッス。趣味の幅が広いンスね」
蔵馬屋敏樹:(こんな状況で何を……!?)
煤竹イザナ:「ふっ、勘違いするなよ。誰でもいいわけではない。」
煤竹イザナ:「君が美しいからだぞ」
海東あかつき:「わーい噂通りだあ」
煤竹イザナ:(…うむ)
蔵馬屋敏樹:後ろからイザナちゃんに軽くチョップ!
煤竹イザナ:(かなり調子が戻ってきたぞ。見よあの羨望の眼差しを…)
煤竹イザナ:「んだっ」
蔵馬屋敏樹:「こら、馬鹿やってないで行くぞ」 楽しそうに笑ってみせる。
煤竹イザナ:「…僕は真剣なのだがな」小声でぼやきつつ、先に進む。
海東あかつき:(......パイセンは、やっぱり調子が悪そうで)
海東あかつき:(後で話、聞いた方がいいのかな)
海東あかつき:「まあ、デートについては前向きに検討させてもらうッスよ」
煤竹イザナ:「…!」
海東あかつき:「あたしの好みのタイプは知らない内にどっかいなくなっちゃったりしない人なんで」
海東あかつき:「あたしの初デート権を欲しいなら、精々気合いれて励むことッス!」
海東あかつき:てってってー、と小走りで進んでいく。
煤竹イザナ:「よし、すぐ終わらせるぞ。いざいざ前へだ。ここで失敗しては男が廃ってしまう。」
煤竹イザナ:後に続くように、足早に歩を進める。
GM:------
GM:元々宗教施設というものは余程のものでない限り来る人拒まずの施設である。侵入出来る口は充分にある。君たちがどれだけ潜入が下手でも、きちんとしたコース取りができていれば問題なく入れるだろう
GM:というわけで、内部に侵入した君達一行。どうやら大広間でちょうど『お祈りと奇蹟の時間』であるらしいことが、館内のスケジュール表で分かる
蔵馬屋敏樹:「こういう時は素直に見物に行くのが良いのかねえ?」
海東あかつき:「どうやら都合のいいことに、早速問題のものが見られそうッスけど」
煤竹イザナ:「興味がある素振りでも見せるか?」
神楽 和樹:「確認用のルートがある。こっちだ」
日馬美礼:『様子を見て、しかるのちに《ワーディング》してね』
蔵馬屋敏樹:「っしゃあ!」 小声
神楽 和樹:「了解」
海東あかつき:「了解ッス。敵の腹の中とはいえ、一般の人が入ってきてるンスものね...」
煤竹イザナ:「うむ、では行こうか」
海東あかつき:「...改めて見ると、すごい嫌なやり口ッスね」移動する。
蔵馬屋敏樹:(一般人は巻き込まねえよな……南雲さん……?)
GM:というわけで、大広間の扉を少しだけ空けてみると、中々の人数(20人強ほど)がいて、熱心に壇上の石像に祈りを捧げている様が分かるだろう
煤竹イザナ:「…それなりの数だ。どうやら人気らしいな、胸糞が悪い。」
蔵馬屋敏樹:(南雲さんは……南雲さんがもしかしたら……)
海東あかつき:(...いなくなった人を、人でなくして送り返す)
海東あかつき:(そんなものを、奇跡として人にもたらしているとでも言うのか)
蔵馬屋敏樹:キョロキョロと南雲が居ないか見回している。
海東あかつき:「...本当に最悪ッスね」
GM:しばらくすると、壇上の石像が震え、観音開きの如く開いて白装束の人間がでてくる
GM:そうすると、次に控えていた白装束の人間が入っていく…それを繰り返しているようだ。入っていく人間は体調に問題がありそうな挙動をしているが、出てくる人間は一様に健康体に見える
日馬美礼:『おおよそビンゴだ。』恐ろしく感情の乗らない声
日馬美礼:『鹵獲を頼むよ。持ち帰れない分は、君たちに任せる。』
煤竹イザナ:「…あれはもう、そういう事だろう」
蔵馬屋敏樹:「一暴れだなァ?」 今日、初めて楽しそうな顔をした。
蔵馬屋敏樹:瞳が、大型爬虫類のそれに一瞬だけ変わる。
海東あかつき:無言で首肯する。
煤竹イザナ:突撃体勢をつくる
神楽 和樹:「──仕掛ける」
神楽 和樹:《ワーディング》を使用
GM:ビシッ
GM:会場内の空気が一瞬で固まる。信徒の人々はみな一様に気絶し、出てきた白装束の人間たちは……全てゴーレムへと変わる
GM:中には小さい個体も、腹の膨れた個体もある。
煤竹イザナ:「…!」
蔵馬屋敏樹:「ははっ、夢も希望も--」 蛙のように両足に力を込め……
蔵馬屋敏樹:「--ありゃしねえなあ!」 跳躍、ゴーレムの内一体の両足を素手で引き裂きにかかる。
ゴーレム:君たちを認めると、全員が一斉に殺到し始める!
GM:では鹵獲の判定です
GM:【肉体】判定で12を超えてください。イージーともにエフェクト使用可能。ただし攻撃エフェクト禁止
GM:自信が無い人は支援判定をどうぞ。〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉で難易度9
GM:一人でも突破すればOKです
海東あかつき:では、RCで蔵馬屋パイセンに支援を行います。
煤竹イザナ:では白兵で支援に
蔵馬屋敏樹:支援貰って振るぜ!
海東あかつき:マイナーで《オリジン:レジェンド》シーン中<精神>判定の達成値+10。侵食値+2して50
神楽 和樹:射撃で支援します
煤竹イザナ:4dx+7
DoubleCross : (4R10+7[10]) → 10[4,6,7,10]+1[1]+7 → 18

海東あかつき:13+3dx10>=9
海東あかつき:3dx+13>=9
DoubleCross : (3R10+13[10]>=9) → 7[3,6,7]+13 → 20 → 成功

蔵馬屋敏樹:あっ、これ肉体判定だから技能値とかはのらないんだ
蔵馬屋敏樹:つまり7dx+9
神楽 和樹:《オリジン:レジェンド》《コントロールソート》、射撃と合わせて
神楽 和樹:5dx+14
DoubleCross : (5R10+14[10]) → 9[1,1,3,4,9]+14 → 23

神楽 和樹:成功
蔵馬屋敏樹:三人とも成功で7dx+9だな!
蔵馬屋敏樹:よし!
神楽 和樹:侵食率+4で68
蔵馬屋敏樹:7dx+9 肉体
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 10[1,2,4,5,5,5,10]+7[7]+9 → 26

GM:オッケー!では首尾よく鹵獲に成功!
GM:ほかゴーレムも一蹴出来ました。
海東あかつき:「こんなところ、さっさと終わらせるッス!」鞄から手鏡を取り出し、自らの顔を直視する。
海東あかつき:鏡を横へずらせばその顔に面影はほとんど残らず。
海東あかつき:音もなくぐんぐんと肉体が成長して、2m弱の女怪へと変貌する。
海東あかつき:瞳が怪しく光り輝くと、視界内に存在する標的の動きが目に見えて鈍りだす。
煤竹イザナ:ド ガッ
煤竹イザナ:「…済まん。どうやら、自分で思う以上に加減が効かないらしい。」
煤竹イザナ:目の前には瓦礫のように倒れ伏したゴーレム
神楽 和樹:ウェポンケースから取り出された、砲と呼ぶに等しいライフルを右手に抱え
煤竹イザナ:「悪いが、鹵獲はそちらに任せるぞ。」
神楽 和樹:ノールックでトリガー。跳ね上がる銃身。砕け散る一体
ゴーレム:動きを制限され、個体数をどんどん削られていく
蔵馬屋敏樹:最初のゴーレムは不意打ちにより両足を引き裂かれた。
蔵馬屋敏樹:異変に気づいた次のものは、敏樹に向けて拳を振り下ろす。
蔵馬屋敏樹:しかし遅い。海東あかつきの魔眼による呪力が、その動きを鈍らせているのだ。そしてそれを見逃す敏樹ではない。
蔵馬屋敏樹:土塊の怪人の拳に、敏樹は正面から拳を合わせて一方的に粉砕する。
蔵馬屋敏樹:「せっかくのサンプルだろ? あのデカブツをいただこうか!」
蔵馬屋敏樹:獅子の如き鋭い牙が口からわずかに覗く。
蔵馬屋敏樹:倒れ伏すゴーレムの瓦礫を蹴り飛ばし、煙幕代わりにしながら、一番奥に居た大物へ近づいていく。
蔵馬屋敏樹:その時だ。
節くれだったいびつな四肢のゴーレム:「GOAHHHHHHHHHHH!!!!」
蔵馬屋敏樹:瓦礫の中から敏樹の脚をつかもうと、異形のゴーレムが現れる。
蔵馬屋敏樹:伸びる腕、迫る腕、それが敏樹をつかもうとした刹那。
蔵馬屋敏樹:BLAM!
蔵馬屋敏樹:和樹の放った弾丸がそのゴーレムの腕を撃ち抜く。
蔵馬屋敏樹:「貰ったぁ!」
蔵馬屋敏樹:一瞬の交差。
蔵馬屋敏樹:最奥に居た巨大なゴーレムの四肢が粉々に弾け飛び、ダルマのようになって転がった。
ゴーレム:畳敷きの床に音は吸収されて、なお大きい落下音が響く
日馬美礼:『うん。上出来だね。回収を頼むよ。』
蔵馬屋敏樹:暴力の狂騒が冷めていくと、また現実が迫ってくる。
蔵馬屋敏樹:(南雲さん……見ているのか? いや違う。見ろ……俺を……見てくれよ)
蔵馬屋敏樹:「--はっ」
蔵馬屋敏樹:「う、うっす!」
海東あかつき:「シュー......」深く息を吐くと共に、元の身体へと縮んでいく。
海東あかつき:「それじゃあさっさとおさらばッスね!」
煤竹イザナ:「了解した…丁重に回収しよう。」
蔵馬屋敏樹:「そ、そうだな! さっさと集めて急いで帰らねえと……!」
神楽 和樹:「…………」銃口を下に。回収作業を見ながら、意識は張ったまま
海東あかつき:わずかな間だけ目を閉じ、両手を合わせて。
GM:ではその時、気を張っていた後衛の神楽さんは気づくでしょう
???:謎の影が、目を閉じたあかつきちゃんの方に高速で接近していることを…!
“綴”:「撃て」
神楽 和樹:銃身を持ち上げる。口に浮かび上がる印/魔法陣/砲撃。
神楽 和樹:音が遅れてホールに響く
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
???:ギョィン!「ッッてぇッ……!」
???:弾丸に弾かれ、接近を阻止される。何かの砕ける音
???:「オイオイオイオイ……!お前らなんてことしてくれやがんだ!」
蔵馬屋敏樹:「誰だてめえ!?」
神楽 和樹:「下がれ海東。お前が狙いになってる」
???:金の短髪にピアス。筋肉質で軽装の男。
蔵馬屋敏樹:それを聞いてあかつきちゃんをかばうように前に出ます。
海東あかつき:「あ”っ、ありがとうございます!」銃声から2テンポ遅れながら、おっかなびっくり距離を取る。
煤竹イザナ:「不意打ちとは感心せんな。」
煤竹イザナ:「見るからにモテなさそうだ。哀れな奴め。」
???:だがその右腕は銃に弾かれたせいで砕けており、断面から岩が覗いている。
???:「ケッ、童貞臭えなお前。」
神楽 和樹:銃口は外さない。砲身に走る光の線、和樹の周囲に浮かぶ星のような文字の光。戦闘状態は継続
煤竹イザナ:「…あれも破壊してよいものだろうか」
???:「南雲の姉御によぉ、言い訳つかねえじゃねえかよ…!何してくれんだクソがよぉ!」
蔵馬屋敏樹:「南雲!?」
蔵馬屋敏樹:「今、お前南雲って言ったか!?」
???:血ではない液体が右腕から溢れている。ゴーレムと同じもののようだ。
海東あかつき:「ゴーレムの人間...パイセン!?」その傷跡に目を向け、続いて仲間の言葉に驚く。
日馬美礼:『ワーディング下で活動しているにも関わらず姿は変化しない。それでいて肉体はゴーレム。予想はしていたが、今までに見られなかった個体だね。』
神楽 和樹:「件の新型か」
???:驚きの声に反応する
???:「ああ、…お前がトシさんかよ。まさかこんな連中とつるんでるたぁな…」
煤竹イザナ:「…知り合い、ではなさそうだな。トシさん。」
蔵馬屋敏樹:「ああ……だが」
瀬戸兼典:「オレァ瀬戸兼典。南雲さんの右腕だァ!お前みてーな南雲さんを護りきれなかったボンクラ野郎とは違うんだぜ…?」
蔵馬屋敏樹:「!?」
GM:蔵馬屋君は知らない人間だ
蔵馬屋敏樹:「あ゛ぁん゛!?」
煤竹イザナ:「!」無言で蔵馬屋さんを抑える。
蔵馬屋敏樹:普段の敏樹を知る人間が知らない声を出す。
煤竹イザナ:「落ち着け。見え透いた挑発だ。」
蔵馬屋敏樹:「誰が!? 誰を守れなかったってぇ!?」
蔵馬屋敏樹:眼鏡を外し、握りつぶす。
瀬戸兼典:「あー何度でも言ってやろうじゃあねえの!」
蔵馬屋敏樹:イザナの声も聞こえていない。
瀬戸兼典:「お前が!」「南雲さんを!」「あの時!」「守れ!なかった!っつってんだよこのトウヘンボク!」
煤竹イザナ:「…ッ、クソ。」
蔵馬屋敏樹:「俺は馬鹿だから分かんねえけどよぉ!」
蔵馬屋敏樹:大股で歩き、瀬戸へと近づいていく。
蔵馬屋敏樹:「“この”世界じゃあ」
蔵馬屋敏樹:そして瀬戸へ殴りかかる。
蔵馬屋敏樹:「口だけでけえやつはこうなんだよぉ!」
???:「チョーシこくなバカ共」
???:その時、同時に瀬戸と蔵馬屋の脳天に拳が叩き込まれる
瀬戸兼典:「ヘグァ!」
蔵馬屋敏樹:「がぁっ!?」
南雲陣油:「クソバカ共がよぉ」
南雲陣油:いつの間にか、君たちの脇へと現れている
蔵馬屋敏樹:よろめきながらも顔を上げる。
蔵馬屋敏樹:「南雲さん……!」
南雲陣油:「カネ!テメーは下がってろ。トシはお前のパイセンだぞ」
煤竹イザナ:(南雲…あれが)
瀬戸兼典:「チッ、サーセン……」
瀬戸兼典:頭を抑えながらすごすご下がっていく
蔵馬屋敏樹:(会いたかった)
蔵馬屋敏樹:(あんなにも、会いたかったのに)
フードローブの男:「おやおや。彼が例の。」
海東あかつき:(パイセンの、姐さん...そして、ハザード)
フードローブの男:更にその後ろに控える、しわがれた声を発する謎の男
蔵馬屋敏樹:「ああん……誰だてめえ……!」 フードローブの男を睨む。
日馬美礼:『煤竹君。神楽君。警戒したまえ。』
日馬美礼:『あれは“輝き鳩”だ。』
神楽 和樹:「……」
煤竹イザナ:「了解」眼鏡を外し、戦闘態勢に
海東あかつき:(そして、ゴーレム達の製造者...!)
煤竹イザナ:(あいつが…)
南雲陣油:辺りを見回す「やっぱな。即答しなかったから大体察したぜ」
南雲陣油:「トシ、もっかい言うぜ。FHに来いよ。」
蔵馬屋敏樹:「……FH、南雲さんが言うなら」
蔵馬屋敏樹:「正直悪くねえかもなってちょっと思った」
海東あかつき:何故だか見ていられなくて、思わず潰れた眼鏡に視線をやってしまう。
蔵馬屋敏樹:「けどよ、俺は馬鹿だから、南雲さんがなんでこんないかれたカルト共とつるんでるのか分からねえ」
蔵馬屋敏樹:「今のあんたの下につくのはさぁ……ちっと納得できねんだわ」
蔵馬屋敏樹:南雲の目を見る。真意を探るように。
南雲陣油:「へぇ」
南雲陣油:「なんでだよ?上手くいきゃ、ジュンを生き返らせられるぜ。」
蔵馬屋敏樹:「死んだ奴を生き返らせちゃ駄目だろ」
南雲陣油:「良いか。このカネを見てみろ。こいつぁこのクソ鳩野郎が実験材料に使った挙げ句、第九のUGNにブチ壊されて、その後復活したんだよ」
蔵馬屋敏樹:「……」
蔵馬屋敏樹:(こいつも……蘇生されたのか)
蔵馬屋敏樹:(こんな、完璧に)
南雲陣油:「《ワーディング》も効かねえ。」
瀬戸兼典:後ろでふてくされている。右腕以外は完全に人間だ
南雲陣油:「良いか。このクソ鳩野郎が握ってるのが最悪だが、出来るんだよ。」
南雲陣油:本当に嬉しそうな表情で
南雲陣油:「アタシらのやらかしたやつをよぉ、全部取り返すチャンスなんだ。」
蔵馬屋敏樹:「--取り返さなくていいよ」
南雲陣油:「アア?」
蔵馬屋敏樹:「南雲さん、取り返す為に踏みにじったら」
蔵馬屋敏樹:「南雲さんが、俺の憧れた南雲さんじゃなくなっちまう」
南雲陣油:「ほー」
蔵馬屋敏樹:「南雲さんは守る人だろ……?」
蔵馬屋敏樹:「守るから、強かった」
蔵馬屋敏樹:「俺はそんな強さに憧れた!」
蔵馬屋敏樹:「そんなあんたが、昔のやらかし“ごとき”にとらわれているの! 見てらんねえよ!」
蔵馬屋敏樹:窓ガラスを震わす絶叫。
蔵馬屋敏樹:怒りだけの声ではないと、誰もが分かる声だった。
南雲陣油:「“ごとき”だァこのクソバカ野郎!?!?」
蔵馬屋敏樹:「ああ“ごとき”だねえ!」
南雲陣油:ごあぁッ!!《ワーディング》でも、エフェクトですら無い純粋なレネゲイドの高まりだけで、周囲の大気が押される
蔵馬屋敏樹:その烈風の中で、なおも立つ。
南雲陣油:尋常とはかけ離れた出力の片鱗が感じられるだろう
蔵馬屋敏樹:「俺ァ元々喧嘩最強を目指してたんだ! だからあんたみたいに誰かを守ったり救ったりなんて興味なかった!」
蔵馬屋敏樹:「そんな俺さえ魅了したあんたが……なんで……!」
蔵馬屋敏樹:脚が震えそうだ。
蔵馬屋敏樹:それは悲しみだけではない。
蔵馬屋敏樹:この尋常ではない出力に、敏樹の本能は間違いなく命の危機を感じていた。
蔵馬屋敏樹:それでも--言わずに居られなかったのだ。
南雲陣油:「なあ、トシ。もうそういうのは無しなんだよ」
蔵馬屋敏樹:「“終わった”ってのかよ」
南雲陣油:「わがままで死んでった奴らのケツを持つのは、アタシのケジメなんだよ」
南雲陣油:「アタシには、お前がケジメから逃げてるようにしか見えねえ」
南雲陣油:「アタシのケジメから、お前がどかないってんなら」
南雲陣油:一歩踏み出し、君の眼前まで迫る。メンチ切りだ
南雲陣油:「--容赦しねぇぞ」
蔵馬屋敏樹:「--さっきの話」
蔵馬屋敏樹:「FHに来いって話さ」
蔵馬屋敏樹:「今の話を聞いて分かったよ」
蔵馬屋敏樹:「“ねえわ”」
蔵馬屋敏樹:「ただ--それでもあんたが俺を心残りに思ってくれるなら」
蔵馬屋敏樹:「俺をぶち殺してセトちゃんみたくゴーレムにでもなんでもしてくれよ」
蔵馬屋敏樹:「そん時はまた--あんたの特攻隊長に」
蔵馬屋敏樹:額を大きくのけぞらせて
蔵馬屋敏樹:「なってやらぁ!」
蔵馬屋敏樹:振り下ろす!
南雲陣油:真っ向から頭突きをし返す!
GM:ガチィン!!
南雲陣油:「いい啖呵だこの野郎」だらだらと血を額から流しながら睨みつける
南雲陣油:君を突き飛ばして距離を取る
蔵馬屋敏樹:「南雲さん……!」
蔵馬屋敏樹:(胸が……熱い)
蔵馬屋敏樹:(俺は、この人が、この人と……!)
南雲陣油:「良いぜ。悪くない。お前とはケリつけねーとな」
南雲陣油:サメのような凶暴な笑み
“輝き鳩”:「まあまあ……余計に被害を増やさないでほしいですね、“ハザード”。聞けば、その人は“悪路王”じゃないですか。少々面倒だと聞いてますよ。」
南雲陣油:「チッ」
“輝き鳩”:君たち一行を眺める。
“輝き鳩”:「とうとうここまでたどり着いてしまいましたね、UGNの皆さん。」
“輝き鳩”:「しかし何とも興味深い……特に、そこの貴方。」あかつきちゃんを差して
海東あかつき:「うえっ」思わず身体が縮こまる。ハザードの威圧も恐ろしいが、毛色が違う。
“輝き鳩”:「神格を収める器。良い。良いですね。とても良い」
海東あかつき:じっとりとした眼差しを感じる。私を見ながら、私の中にあるもの、私ではないものを見透かしている。
“輝き鳩”:「人間の耐えられる情報圧を超えている。失われた技術。とても興味深いですね」
煤竹イザナ:「おい、色ボケも大概にしておけ」
煤竹イザナ:「目つきが信用ならんのだお前は」視線をこちらに逸らそうとする
“輝き鳩”:一方で煤竹君にはほとんど注意を払わない。
“輝き鳩”:一瞥すると「“火産霊命”…まあ、それは知っている。」とだけ発する
海東あかつき:思わずすすすと身体を動かして、頼れる師匠の方へ身を寄せる。
“輝き鳩”:「あなた。悪いことは言わない。私に協力して下さい。悪いようにはしないですよ?」
海東あかつき:「えっ...嫌です」
“輝き鳩”:「貴方、黄泉還りに興味はないと?」
海東あかつき:「......」
海東あかつき:「私の前で、それを言うのか」
海東あかつき:「あなた方が、FHが奪ったものを」
海東あかつき:「還してやれるから、こっちに来いなどと......!」
“輝き鳩”:「はい、そうですよ」
海東あかつき:怒りで身体が震える。勇気ではなく、激情が身を支配しようとする。
“輝き鳩”:貴方の怒りを、介することはない。
“輝き鳩”:「あああ、もしかして力を使うおつもりで?興味があります。さあ、見せて下さい…遠慮せず」
海東あかつき:「ーーっ」
海東あかつき:「遠慮も興味も知ったことじゃないですが」
海東あかつき:「"見る"のはこっちの方だ!」ざわりと頭髪が蠢きたて、襲い掛からんとする。
神楽 和樹:──ぱちん
神楽 和樹:海東の目の前で。何かが小さく、弾ける音
神楽 和樹:シャボン玉が弾けるような小さな音
神楽 和樹:光が舞う。よく見ればそれは、輝く見たことのない文字
神楽 和樹:蛍のような燐光を放ち。それが星のように海東の視界を包む
“綴”:「ぱちん」
神楽 和樹:光が消える。
海東あかつき:ちいさくて、かるい音。見慣れない、きれいなひかり。
海東あかつき:私を包んで、そして弾ける。
海東あかつき:思わぬ間隙に、気持ちが整理される。
海東あかつき:何より、私のためにそうしてくれたことが、嬉しくて。
海東あかつき:「~~師匠!これ以上情けないところは見せないッス!」
海東あかつき:だってこの人は、あたしを格好いいと言ってくれた人だから!
“輝き鳩”:「見せてくれないのですか…」露骨にテンションが下がっていく
南雲陣油:「ゲス野郎が。」
神楽 和樹:海東の前に出る。意思表示はそれで充分
“輝き鳩”:「仕方有りませんね。この場所が割れた以上、UGNの戦力が無限にやってくるでしょう」
“輝き鳩”:「故に、計画通りです。第二段階へ移行しましょう」
“輝き鳩”:「さあさあ、かわいい“ウトラ”。お願いしますよ」ぱんと手を打ち合わせる
“ウトラ”:瞬間、空間が割れ、真っ黒い口が開く
“ウトラ”:「ロ゛ロ゛ロ゛ロ゛………」
“ウトラ”:苔むしたような肉体に、頭巾を被ったような頭部。異形の生物が、異常のトンネルを開いている
“輝き鳩”:「では皆さん。ごきげんよう…もっとも、二度と遭わないかと思いますが…非常に残念ですよ。」もう一度あかつきちゃんを見て
南雲陣油:「行くぞカネ。“ぬうふ”の宣伝は充分やった。秘密裏でも充分回せるだろ。」
瀬戸兼典:「ウッス。」
海東あかつき:「でっか!なんだろあれ」珍生物に意識が持っていかれている。
瀬戸兼典:トシへと顔を向ける
瀬戸兼典:「これで堂々とテメーをやれるぜ。クソ野郎。あばよ!」
瀬戸兼典:トンネルへと消える
蔵馬屋敏樹:「待てっ! 南雲さん!」
南雲陣油:「ンだよ」
蔵馬屋敏樹:「……待つのかよ」
南雲陣油:「お前とアタシの仲だろ」
南雲陣油:「最後に言いたいことくらいは言わせてやる」
蔵馬屋敏樹:「……はっ」
蔵馬屋敏樹:「そういうとこ、大好きだったぜ」
南雲陣油:あの時みたいに
南雲陣油:この瞬間だけ、いつもの快活な笑みを浮かべる
蔵馬屋敏樹:一度瞳をつぶって、顔を背ける。
蔵馬屋敏樹:そんな素敵な笑みを見たら、揺らいでしまうから。
南雲陣油:「ははっ、クっサ」
南雲陣油:本気でとらえちゃいない。
南雲陣油:「じゃーな、トシ!あ、そうそう」
南雲陣油:「アタシはまだまだ、やってくるぜ。あの鳩野郎がどうとか知ったもんかよ。」
南雲陣油:「いいか。アタシは」
南雲陣油:「徹底的にやる」ボッ、と両手に火が灯ると
南雲陣油:家屋へと点火!爆発的に燃焼が始まる
神楽 和樹:「チッ」躊躇いがない。面倒な場慣れの仕方をしてるやつはこれだから
神楽 和樹:「煤竹、サンプルは持ったな」
煤竹イザナ:「持っている。神楽さんはトシさんを頼んだ。」
蔵馬屋敏樹:「ッ! 火……!」 頭の中が真っ白になる。背筋に怖気が走る。何もできずに立ち尽くす。
海東あかつき:「ーーーーパイセン!」
蔵馬屋敏樹:「う……が……!」
蔵馬屋敏樹:あらがっている。あらがっているが、遺産による制約は普段表層に現れないだけで、既に彼を深く深く蝕んでいる。
煤竹イザナ:「僕が壁を破壊して退路を作る。」
神楽 和樹:「早めに頼む。外に連れ出す人数が多い、時間勝負だ」
蔵馬屋敏樹:「誰か、目を……まぶたを閉ざしてくれ」
神楽 和樹:《ワーディング》は持続。ここで目を覚ましたら面倒だ、むしろ混乱で被害が出る
蔵馬屋敏樹:「そしたら、あとは音と匂いで歩ける……!」
蔵馬屋敏樹:悔しそうに、こぼす。
神楽 和樹:「…………」
神楽 和樹:指を鳴らし、左手が動く。文字が走り
神楽 和樹:蔵馬屋の視覚を一時的に潰す
蔵馬屋敏樹:「っし!」
蔵馬屋敏樹:聞こえてくるのはパチパチという音。そして焦げる香りだけ。
海東あかつき:「5人ぐらいなら、あたしたちが運べるッス!」髪がうねり、人々に巻き付く。
蔵馬屋敏樹:怖気は走るが、何もできないほどではない。
神楽 和樹:「助かる。悪いが、こっちを魔眼で軽く出来るか」
海東あかつき:「任せてください!!」蛇のようにぐるりと人々へ絡みつき、そのまま持ち上げながら
神楽 和樹:後方、道を開いてゆく煤竹と。その後を手探りで追う蔵馬屋を一瞥
神楽 和樹:「……」
神楽 和樹:「──情けないところは見せられないものな、海東」
海東あかつき:更にいくつか分かれた紙の束、その先端に浮かび上がった魔眼が人々を見守る。
海東あかつき:「......はい!」
神楽 和樹:一瞬。以前見た、軽薄な笑顔が浮かんで
神楽 和樹:「出るぞ」
海東あかつき:この任務の間、誰かの見慣れない表情ばかりを、辛そうな顔ばかりを私は見てきた。
海東あかつき:(もっと、もっと取り戻さないとッスね)
GM:施設が炎に包まれる前に、君たちは無事全員を助けることに成功した。
GM:ゴーレムの生体も確保できている。任務としてはきちんと成功した…成功したのだ
GM:-----------------
GM:シーンカット
GM:ロイスと購入が可能です
海東あかつき:師匠:神楽和樹/P安心〇:N心配 で取得するッス!
海東あかつき:4dx>=18 調達はウェポンケース
DoubleCross : (4R10[10]>=18) → 9[3,3,6,9] → 9 → 失敗

海東あかつき:以上!
煤竹イザナ:顔のいい女 海東あかつき:〇いい人/同情
蔵馬屋敏樹:頼りにしてるぜ! 神楽和樹:信頼◯/不信感
神楽 和樹:海東あかつきへ「弟子、らしい:〇信頼/不安」
蔵馬屋敏樹:4dx>=8 治療キット
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 5[2,3,5,5] → 5 → 失敗

神楽 和樹:シューターズジャケットでも狙おうか
煤竹イザナ:購入はブルゲで
蔵馬屋敏樹:あと南雲陣油をSロイスに指定します
煤竹イザナ:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[2,5,8]+2 → 10

煤竹イザナ:駄目!
神楽 和樹:2dx>=13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 7[7,7] → 7 → 失敗

神楽 和樹:財産点6払って買います
蔵馬屋敏樹:あんたのそういうとこ、好きだったぜ 南雲陣油→好意/殺意◯ Sロイス
GM:ウワーッ

【ミドルシーン4】

GM:ミドル4 再びの情報収集シーン
GM:シーンプレイヤー 海東あかつき ほか自由です
海東あかつき:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+10[10] → 60

蔵馬屋敏樹:53+1d10 登場
DoubleCross : (53+1D10) → 53+4[4] → 57

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+9(1D10->9)(侵蝕:67->76)した
神楽 和樹:様子見
GM:--------------
GM:第四支部
GM:------------
GM:新興宗教の本部の火災は鎮火し、UGNの調査が入ったが、進展の得られる情報は無かった。
GM:あれから数日は経つが、未だに新興宗教の噂は消滅せず、ゴーレムの出現は止まらない。
日馬美礼:「厄介な事態になってしまったね。」
日馬美礼:「あの時“輝き鳩”は異界へと逃げた。おそらくはそこに拠点を移し、宗教施設として運用してるんだろう。」
煤竹イザナ:「…早急に手を打たねばな」
煤竹イザナ:「あの老体に聞きたいこともあるしな。」
“ユミル”:「聞いたぜぇ。“ウトラ”だって?」
蔵馬屋敏樹:「知ってんのか」
海東あかつき:「あのろろろ~とか鳴いてた奴のことッスね?」
“ユミル”:「そいつぁ“輝き鳩”が幹部から下賜してもらった異常生物だよ。」
蔵馬屋敏樹:「探す方法はねえのか」
“ユミル”:「幹部級にはああいう力のあるクリーチャーを操作する顕現みたいなのがあってな。あいつらがまだ付き従ってんのは逆説的に鳩が本人であることを示してんだよな」
煤竹イザナ:「つまり、本当に蘇っていると」
“ユミル”:「探す方法か。ありゃキツいぜ。俺の釣り針にも殆どかからねえ。」
蔵馬屋敏樹:「追いかけてぶちのめすってのは難しい訳か……」 ため息をつく。
“ユミル”:「一切ないわけじゃないからちぃと待ってな。」
蔵馬屋敏樹:「待つ……まあ、そこらへんは神楽さんの塩梅に任せるか」
蔵馬屋敏樹:(神楽さん、何処行ったんだ……?)
日馬美礼:「識者としての意見が大事な局面だ。打開策があるならお願いしたいね。」
日馬美礼:「こっちは現実的な案で行こう。“ハザード”はまた出てくると言って消えていった。つまりは彼女ならば潜伏先を行き来する手段を持ってて然るべきだよね」
蔵馬屋敏樹:「だな、南雲さんならある程度自由な移動手段だって与えられている筈だ。相当偉いみたいだしな」
蔵馬屋敏樹:「支部長の言うとおりだと思うぜ」
煤竹イザナ:「”ウトラ”とやらは与えられてはいないのか?」
煤竹イザナ:「その辺りの権限も”輝き鳩”にあるのなら」
煤竹イザナ:「お気に入りである彼女は持っていてもおかしくないとは思うのだが」
日馬美礼:「第9地区で彼女が同じような生物に乗っていたとの報告がある。」
日馬美礼:「きちんと調査をした上で追うのならば、悪い賭けじゃなさそうだよ」
海東あかつき:「ふむふむ、単品ものってわけじゃないンスね...」
蔵馬屋敏樹:「“指針”さえ決まれば身体はいくらでも動かせる。まずは調査が最優先か」
煤竹イザナ:「…なんにせよ、重要なのはこいつが握っている情報という訳だな」”ユミル”を見ながら
“ユミル”:(神楽の旦那、何処行ったのかな~。あのワード、関係しそうじゃね?)
“ユミル”:「ま、出来ることはやるぜ。ただ檻の中じゃあ必要な情報ってのは見極めづらくてな」
“ユミル”:「どこだってまずは調査が大事なわけよ。」
GM:というわけで
GM:情報項目はこちら
情報項目
・“輝き鳩”について 情報:UGN FH 12
・“ハザード”について2 情報:UGN 裏社会 10
・ ゴーレムについて2 知識:レネゲイド 知覚 情報:UGN 11
GM:全部空くと大判定が出ます
GM:はりきってゴー
海東あかつき:社会と財産点がそこそこあるので、どれでも大体行けますね
蔵馬屋敏樹:はい! ハザード2行きます! 良いっすか!
煤竹イザナ:では私がゴーレムに
海東あかつき:じゃあ輝き鳩行きます!因縁!
蔵馬屋敏樹:行くぜ!
海東あかつき:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 6[1,1,3,4,6] → 6 → 失敗

蔵馬屋敏樹:2dx+1>=10 裏社会
DoubleCross : (2R10+1[10]>=10) → 10[5,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

海東あかつき:財産点6使って成功!
煤竹イザナ:コネ使ってダイス+2!
蔵馬屋敏樹:姐御の匂いがする…・・・
煤竹イザナ:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[4,5,6,6,7]+1 → 8

蔵馬屋敏樹:爆発粘菌の香りが……
煤竹イザナ:財産点3使います
GM:変態!
GM:というわけで全員成功!
GM:情報を開示します
・“輝き鳩”について
彼はかつて、インリークォの《幹》である“マスタープラント”マティルダ・ヴァルツァーの指示を受けてゴーレム製造に取り組んでいたことが判明した。
彼は地下闘技場を拠点にしており、出入りをするためには専用の空間転移が出来る生物を使うしかない。生物の名前はそれぞれ“ウトラ”、“ルーハー”という。いずれもマスタープラントの落し子。
“マスタープラント”には“ユミル”を通して連絡を取ることが出来る。

・“ハザード”について 2
 連れていた瀬戸兼典という男は、インリークォセルに所属している時にできた舎弟である。故人であり、“輝き鳩”に頼み込んでゴーレムとして生き返らせてもらった。その際に対価として“輝き鳩”に転生の異能を与えている。
(データ的な話でいうと、“ハザード”は《超越者の戯れ》を使用して《無限を継ぐもの》を“輝き鳩”に与えている。)
 現在彼女が狙っているものは彼のようなかつての舎弟の死体であり、ゴーレムとして蘇らせようとしている。

・ゴーレムについて 2
第9地区のゴーレムの時よりも改良を繰り返された形跡があり、ワーディング下でもだんだんと姿を保てるようになりつつある。どうやら素体となった人物の効果らしい。
鹵獲したゴーレムの素体となった人物は地元の有力者と同じ姿をしていた。この有力者は現在も存命であることが確認されており、ゴーレムの中にあった死体のDNAと一致している。
本人とDNA、テロメアの長さレベルまでの酷似から、クローンの線は薄いという解析結果が出ている。彼はまた、以前第12支部が解決した地下闘技場騒動にて、出入りをしていた形跡があるとされる。

GM:というわけで
GM:大判定項目を開示します
・舎弟について(合算判定。全員に1回ずつ判定してもらい、数値を合計したものを達成地とする。判定済みの人でも判定してOK)知識:歴史 情報:UGN 25
海東あかつき:では参りましょう!
神楽 和樹:登場しておきます
神楽 和樹:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 10[10]+68 → 78

蔵馬屋敏樹:和樹師匠!
海東あかつき:し、師匠...
煤竹イザナ:明暗が分かれすぎてる
GM:早速判定していいですよ
神楽 和樹:《オリジン:レジェンド》から《生き字引》《Cノイマン》で情報UGN
神楽 和樹:8dx7+10
DoubleCross : (8R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,9]+2[2]+10 → 22

海東あかつき:さすが師匠!あとはあっしにお任せを...
煤竹イザナ:おつよい
GM:の、残り3
海東あかつき:5dx+22>=25
DoubleCross : (5R10+22[10]>=25) → 10[2,4,6,10,10]+10[8,10]+8[8]+22 → 50 → 成功

海東あかつき:師匠分も含めたとはいえすごいなこれ?
煤竹イザナ:?
蔵馬屋敏樹:なにがおきた
海東あかつき:師匠の22とあたしの28で合計50ッス
GM:?
蔵馬屋敏樹:あかつきちゃんなにをしたんだ……!?
GM:分かりすぎるほどわかる
GM:じゃあ情報公開!
南雲陣油が追っている舎弟は長針順也(ながはりじゅんや)。かつて4年前に死亡したとされる男である。通称「ジュン」
覚醒時に暴走し、同じく覚醒した蔵馬屋敏樹に殺害されたとされていたが、その後尋常ではない再生能力で復活。ジャームとして街を徘徊していたところを近末慈が撃退。完全に死亡させる。
その後、設立して間もない第四支部の保管庫へと運び込まれ、“第四支部初の冷凍ジャーム”として現在も封印されている。
GM:以上。ということが
GM:近末慈の遺言書の暗号データ、蔵馬屋敏樹の過去の知識、および第四支部データベースを君達一行が使用することで判明した
神楽 和樹:コンバットブーツの足音。軽薄さの消えた表情で、姿を現す
海東あかつき:「...師匠!」
蔵馬屋敏樹:「神楽さん、戻ってきたのか」
神楽 和樹:「ああ」
煤竹イザナ:「調べものか?随分と長かったな」
神楽 和樹:「……」
神楽 和樹:「日馬。補佐に資料整備の重要度上げろと投げとけ」
神楽 和樹:先日の火事に関する報告書とデータ整備の同時進行はさすがに堪えた
神楽 和樹:とはいえ、必要な関連データも入手は終わっている。支部データを洗った分で得られた資料を三人へ渡して
日馬美礼:「悪いことしたかな?連日の対応で皆も干上がっちゃってるからさあ」
煤竹イザナ:資料を受け取る
蔵馬屋敏樹:受け取った資料を見て凍りついている。
神楽 和樹:「──」ユミルへ視線を渡す。これがお前の言ったことかと
煤竹イザナ:「…なるほどな」
海東あかつき:「お疲れ様ッス。紅茶淹れてあるんで良かったらどうぞッス...うわあ」
“ユミル”:「へえ。“ヒット”したみたいだな」
神楽 和樹:「おかげさまで」嫌味の色を全開にした返し
海東あかつき:(4年前、パイセンたちの過去でこの街の過去、か...)
“ユミル”:「なあなあ支部長サン。やっぱここは生みの親に聞くのが一番はやいと思うんだよな」
“ユミル”:「ってーわけで、“ウトラ”の生みの親に連絡させてもらえね?」
日馬美礼:「“マスタープラント”だよね。」
煤竹イザナ:(”マスタープラント”…あいつか)
蔵馬屋敏樹:「マスタープラント? どんなやつなんだ?」
“ユミル”:「変態」
煤竹イザナ:「碌な奴でないことは確かだ」
海東あかつき:「へんたい」
蔵馬屋敏樹:「オッケー、大体わかった」
海東あかつき:「忌憚のない意見どうもッス」
蔵馬屋敏樹:(ぜったいかかわりたくねえな……)
日馬美礼:「いいよ。支部からスタンドアロンになってる通信機を貸そう。」アームが伸び、受話器をユミルに渡す
“ユミル”:「どもども!」
“ユミル”:というわけで、檻の中で通信を開始する。
“ユミル”:「お疲れ―ッス!“ユミル”でっす。“プラント”さんいる?」等……
“ユミル”:「…あ、はい。じゃあシクヨロッス!そんじゃ。」
“ユミル”:受話器を独房に置いて
“ユミル”:「アポ取ったぜ。ただ条件があるらしい」
海東あかつき:少し身を縮めて警戒する。
煤竹イザナ:「なんだ」
“ユミル”:「1つ。会うのは神楽和樹。それ以外の帯同は無し。2つ。俺の安全を保証しろってさ。マジでいい上司だよな!」
蔵馬屋敏樹:「……」
蔵馬屋敏樹:(なーんか、怪しいな)
“ユミル”:それとなく神楽さんに目線を向ける。
煤竹イザナ:「ふむ。神楽さんはどう思う。」
神楽 和樹:「どう思う?」
神楽 和樹:「そういうのは。選択肢がある時に言うものだ」
海東あかつき:「師匠...」
蔵馬屋敏樹:「何にしても、神楽さんに頼るしかねえもんな」
神楽 和樹:「返事しろ、時間の確認もだ。行ってやるが遅刻したらコイツは殺すと追記しとけ」
神楽 和樹:冗談ではない。本気だ
“ユミル”:「ヒャーおっかね!」
海東あかつき:「...必ず無事に帰ってきてください!ッス!」
“ユミル”:「いいぜ。場所は向こうが指定してるからそれ守ってな!」
“ユミル”:再び受話器を取る
日馬美礼:「…さて。こちらもただ待つだけだと勿体ないね。」
日馬美礼:「ゴーレムの出どころくらいは抑える意味があるだろう。街灯に出てきてくれるかい?」残りのメンバーに向かって
蔵馬屋敏樹:「おう、勿論だぜ支部長」
海東あかつき:「りょーかいッス!」
煤竹イザナ:「了解。では神楽さん、お気をつけて。」
日馬美礼:「良いね。」あの情報を見た後でもへこたれない蔵馬屋君の様子を見て
蔵馬屋敏樹:「……それだけが、取り柄っすから」 ニッと笑う。
煤竹イザナ:(…彼を指定するのは、向こうにも考えがあっての事なのだろうが…)
海東あかつき:「師匠の留守の間は、あたしたちがここを守ってるッスよ!」
海東あかつき:「だから大船に乗った気分で、そんでもって必ず帰ってきてくださいッス!」
煤竹イザナ:(…神楽さんの方は一体…いや、考え過ぎか。)
GM:--------------------
GM:シーンカット。ロイスと購入が出来ます。
蔵馬屋敏樹:よし、UGN装甲服!
海東あかつき:5dx>=18 調達はウェポンケース!
DoubleCross : (5R10[10]>=18) → 10[2,3,3,4,10]+10[10]+4[4] → 24 → 成功

蔵馬屋敏樹:Q.何に使うの? 戦闘の演出
海東あかつき:ええ...
海東あかつき:成功した以上
蔵馬屋敏樹:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[10,10]+8[4,8] → 18 → 成功

神楽 和樹:ロイス保留。応急キット
蔵馬屋敏樹:UGN装甲服ゲットだぜ!
煤竹イザナ:ロイスは保留
蔵馬屋敏樹:これで装甲18だぜ!
神楽 和樹:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,8,10]+6[6] → 16

神楽 和樹:購入成功以上
煤竹イザナ:購入はアームドスーツ
煤竹イザナ:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 6[3,4,6]+2 → 8

煤竹イザナ:終わり!

【ミドルシーン5α 神楽和樹】

GM:---------------
GM:第四地区 某マンション
GM:---------------
GM:神楽和樹さんの単独シーンになります
GM:ほか登場不可
神楽 和樹:シーン切り替えですか。場面転換のみですか
GM:シーン切り替えです
神楽 和樹:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 10[10]+83 → 93

GM:めっちゃあがる…
GM:--ここは第四地区でも有数の高級マンションである。指定時刻通りに君が家へと訪れると、現れるもうひとりの人影が…
マスタープラント:「ごめん待ったー?」扉が開くと、ほのかに鼻孔を突くのは夏草と乾いた土の匂い。
神楽 和樹:無言。何も思ってないと言わんばかりの無表情で迎える
マスタープラント:瀬戸物のようにきめ細やかな白い肌。頬だけは滲むような朱色がさしている。
マスタープラント:豊かで艶々とした亜麻色の長髪は艶々とうるおいを保ち、その容姿は中性的で、完璧で、まるで現実感がない。
マスタープラント:「いやあ、ちょっと子どもたちにご飯をあげていてね。ほんとうにごめん」
マスタープラント:「それじゃあ今日はよろしく。マスタープラント、マティルダ・ヴァルツァーだ」
神楽 和樹:「神楽和樹」ただそれだけ返す
マスタープラント:「うんうんよろしく。出来れば長い付き合いになるといいけど、今回の話を進めようか」
マスタープラント:「和樹くんたちはユミルくんと一緒に"輝き鳩"を追ってるんだよね?」
神楽 和樹:「そういうことになる」
神楽 和樹:「あいつの口を黙らせる方法も同時に教えてもらいたいもんだ」
マスタープラント:「それはマティルダも知りたいかな」とても楽しそうに笑う。
マスタープラント:「とりあえず最初に白状すると、ゴーレム作成についてはマティルダから輝き鳩くんに頼んでたんだよね」
マスタープラント:「マティルダやアリィたち幹の目的、つまりはインリークォが持つ大目標に備えてやってた下準備の1つとしてね」
マスタープラント:「ああ、アリィってのはセルリーダーのこと。マティルダの友達でいつも世話を見てもらってるんだ」
マスタープラント:「ごめん、脱線しちゃったね。マティルダってば節操なしでさ」湿った長髪が蠢く。
マスタープラント:「いっつもアリィに剪定してもらわなきゃならないといけなくってね...言ってるそばからこんなだよ!」
神楽 和樹:表情は変わらない。だが、“マスタープラント”の由来たるそれに。微かに背筋が冷える
マスタープラント:とても楽しそうに口が回る。まるで友人と語らっているかのように。
マスタープラント:「ともあれ、だ。今はユミルくんが追いかけている通り、計画は凍結しちゃったんだよね」
マスタープラント:「だって本人が死んじゃったし、今の出力のままなら目的に届きそうもなかったしね」
マスタープラント:「......そういえば、インリークォの目的って知ってるかな」
マスタープラント:「分かってた方が話しやすくて聞きやすいよね、多分...」
神楽 和樹:「わくわくUMAランドの建設だろ」吐き捨てるように告げて
マスタープラント:「目的の1つは大体そんな感じかなぁ。怪物たちが住めるところ!作りたいよねぇ」両手を振り上げて全身で喜びをアピール。
マスタープラント:「それは手に入れるものであって、この場合は手に入れる手段なんだよね」
マスタープラント:「和樹くんはさ。こんな話は聞いたことあるかい?」
マスタープラント:「この街に"神"が居て、大いなる危機をもたらしている」
マスタープラント:この瞬間だけは、無表情。
マスタープラント:淡々と、どこか憎らし気に言葉を放つ。
神楽 和樹:「UGNに関わってれば。噂ぐらいは聞く」
マスタープラント:「......それを噂じゃなくて、本気で真面目に対策とってきたのがインリークォなんだよね~」
マスタープラント:「インリークォってさ。イチジクのことなんだぜ。やっぱアリィのネーミングセンスは格好良いよなあ。マティルダじゃあ真似できないや」
神楽 和樹:映日果。不老長寿の果実。智を得たアダムとイヴが身を隠すため、その葉を使い
神楽 和樹:生命の象徴として語られるもの
神楽 和樹:「神殺しなんてものを本気で進める、か」
マスタープラント:「神を殺して世界を手にする。その舞台がここだ。人呼んで大N市」
マスタープラント:「昔っから色んなところを回ってきたけど、間違いなくここだ。マティルダはそう断言する」
マスタープラント:「今は主無きブラドホルト、ダキウム鉱石眠るクロドヴァ、昏き淵たる南極よりも、ここが一番狂っている」
マスタープラント:「...うん、またもや脱線したね!」
神楽 和樹:「本題を出せ。時間稼ぎのつもりか」
マスタープラント:「ごめんごめん。マティルダってばいっつも怒られちゃうよ」
マスタープラント:「とまあ、そんな目的のために一丸だったり枝分かれしたりしながらマティルダたちは頑張っているのだよね」
マスタープラント:「この前、
12支部のデモン・ストレートに潰された地下闘技場」なぜだかこの話をする時に、笑みと香りが深まった。
マスタープラント:「実はあそこは"異界"って奴でね。"神"に関係するこの街特有の広大な異空間の1つ」
マスタープラント:「UGNよりFHの方がずっと詳しい領域でね、特に闘技場は異界を調べるための実験施設の1つだったんだ」
マスタープラント:「異界に人を送ると、外へ勝手に別の人間が現れてね。その人たちをゴーレムにしてたみたい」
マスタープラント:「彼らを異界の神の元に送り返して様子を窺ったりとか、そんな感じにね」
神楽 和樹:「……」
マスタープラント:「凍結した計画と死んだはずの輝き鳩、なーんでまた動き出したのかは分からないけど、今も活動場所は同じだろうねえ」
マスタープラント:「つ・ま・り、あの子たちを止めるには異界に行くための手段が必要になってくるわけさ」
神楽 和樹:「何度も言うが前振りが長ぇんだよ」
神楽 和樹:「そのためにここに来た。お前が持ってるってことでな」
マスタープラント:「うん...ごめんね...」
マスタープラント:「まず手っ取り早いのは、ウトラちゃんの双子のルーハーくん」
マスタープラント:「この子たちには異界を自由に行き来できる能力がある。マティルダの自慢の子どもさ」
マスタープラント:「まあ、みんな可愛いけどね!役に立つとか能力があるとかはどうでもいいもん」
マスタープラント:「というわけでお待ちかねの取引の話!いやあほんとに待たせちゃってごめんね!」
マスタープラント:「ユミルくんが動いていた通り、輝き鳩とハザードをインリークォは見限りました!」
マスタープラント:「うん...マティルダとしては悲しいけど、アリィが決めたことには頷くって決めてたから...」
神楽 和樹:「捨てられたわけだ」
マスタープラント:「陣油ちゃんの子ども、産みたかったなあ...」小声でぼそっと
神楽 和樹:聞かなかったことにする
マスタープラント:「だからそう、アリィからの提案でね。UGNに協力するのはやぶさかではないし...」
マスタープラント:「和樹くん、個人にも取引を組みたい。そういうことらしいよ」
神楽 和樹:「随分とやる気だな」
神楽 和樹:「そんなに傷持ちの一般人が必要か」
マスタープラント:「マティルダはどんな人だって素晴らしいと思っているけど」
マスタープラント:「アリィは"神楽"くんたちに興味津々みたいだね」
神楽 和樹:「……」
“綴”:肩で。女が笑う
マスタープラント:「アリィはすごい奴だ。マティルダと違って何かを選び、それを切り離すことの天才だ」
マスタープラント:「和樹くんの悩みを、剪定することだってできるだろう」
マスタープラント:「今回インリークォに協力してくれて、ユミルくんを解放してくれるならば」
マスタープラント:「UGNには異界に侵入する方法」1本指を示し
マスタープラント:「...和樹くんには、アリィの元への招待状をあげよう」もう一方の手から、指を一本突き立てる。
マスタープラント:「どっちも片道なんて言わないから安心してね」
“綴”:くくく。くく。耳障りな笑いが眼前より来る声と重なる
神楽 和樹:「……」
神楽 和樹:嘘でなければ、ユミルの発言の裏を証明する。いや、おそらくはその必要もなく、真実なのだろう
神楽 和樹:そいつは、“できる”。
神楽 和樹:……深呼吸。口を開く
神楽 和樹:「事態の収拾のため、その用件を呑む」
神楽 和樹:「お前らの捨てた狂犬どもを排除して、あの軽口野郎を放してやる」
神楽 和樹:「それでいいんだな」
マスタープラント:「...うん。ありがとう」
マスタープラント:「それじゃあ早速やり方と道具を渡すね」
マスタープラント:「ぬぬぬぬぬ...」全身に力を込める。突き出した右腕に何かを貯めるかのようにして
マスタープラント:「えいっ」手刀で肩から先を切り落とす。
マスタープラント:「これを広い場所で割ったら、匂いにつられてやって来るから」右腕をクーラーボックスに入れて差し出す。
マスタープラント:「そしたら、喉元を撫でてあげれば連れて行ってくれるよ。帰りも"ルーハー"って名前を呼んであげれば面倒見てくれる」
神楽 和樹:「気持ち悪」本音が漏れた
マスタープラント:「あはは、よく言われる」
神楽 和樹:「そうかよ。大変だな」まったく心配していない声で返し。クーラーボックスを受け取る
マスタープラント:「ああ、それと海東あかつきちゃんに...いや、なんでもないや」
マスタープラント:「しゃべっちゃったらサプライズにならないもんな...」
マスタープラント:「じゃあ、頑張ってきてね!マティルダは応援してるから!」
“綴”:「……どちらにせよ」去って行った、男か女かも判断つかないエージェントを見送り
“綴”:「時間を稼がれたというのは間違っておらんな」
神楽 和樹:「どうしようもない話だ」
神楽 和樹:クーラーボックスを担ぎ直す。捨ててしまいたい衝動に駆られるが、そうもいかない
神楽 和樹:……少しでもマシな事態であれと願い。部屋を出て、駆けだした
GM:-------------
GM:シーンカット。ロイスと購入が可能
神楽 和樹:ロイス保留
神楽 和樹:煤竹君が欲しいらしいのでアームドスーツでも狙う
神楽 和樹:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 5[2,3,5] → 5 → 失敗

神楽 和樹:終了で

【ミドルシーン5β 海東あかつき 蔵馬屋敏樹】

GM:登場ダイスゴー!
海東あかつき:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+1[1] → 61

蔵馬屋敏樹:57+1d10
DoubleCross : (57+1D10) → 57+9[9] → 66

蔵馬屋敏樹:おやおや少し荒ぶってしまいましたね……
海東あかつき:クールあかつき
GM:侵蝕の差が激しい
GM:------------
GM:第四地区
GM:------------
GM:神楽和樹が準備をしている間、残りのメンバーである君たちはそれぞれ少しでも被害を食い止めるべくゴーレムの出どころを探っていた…
蔵馬屋敏樹:「離れるなよ、あかつきちゃん」
蔵馬屋敏樹:「何時あいつらが襲ってくるか分かったもんじゃねえからな」
海東あかつき:「うッス!つかず離れずしっかりパイセンに守ってもらう所存ッス!」
蔵馬屋敏樹:「おう! 後輩はぜっっってえ守る!」
海東あかつき:うねうねと頭髪が蠢き、レネゲイド反応に対するレーダーの如く働きかける。
蔵馬屋敏樹:「……ってさ、ハザードは昔言ってたんだ。俺の前で」
蔵馬屋敏樹:グッと握っていた拳から力を抜いて、ため息をつく。
蔵馬屋敏樹:「ハザードが、南雲さんだった頃に、さ」
海東あかつき:かつて賢者の石のRBが暴れた時と同じ働きを、今ではある程度自分の意志で行えているのだ。
海東あかつき:「パイセンとあの人の、昔の話ッスか」
蔵馬屋敏樹:「そうそう、あの人がまだイカれちまう前の話」
海東あかつき:「......聞くッスよ。話したいなら、あたしでいいなら幾らでも」
蔵馬屋敏樹:「……わりぃな。先輩なのに、頼っちまって」
蔵馬屋敏樹:壁により掛かる。
蔵馬屋敏樹:「昔、俺は不良って奴だった。崩落戦直後の荒れ果てた大N市で……それこそテッペン取るレベルのな」
蔵馬屋敏樹:「悪路王ってコードネームも、そん時の名残だ」
海東あかつき:「前々から思ってたけど、派手な名前ッスよね~」
蔵馬屋敏樹:「ああ、つけたやつの趣味だろ、きっと」
蔵馬屋敏樹:「まあ名前負けはしてなかったけど、大N市のUGNが体制を立て直す中で、オーヴァードヤンキーなんてのも行き詰まっていっちまってさ」
蔵馬屋敏樹:「今はこうしてイリーガル」
蔵馬屋敏樹:ため息をつく。
海東あかつき:(何もかも、変わる)
海東あかつき:(あたしと同じで、パイセンも変わった末に今へやってきたんだ)
海東あかつき:(当たり前のことだけど、全然知らなかったし、そのつもりも無かったんだなあ)
海東あかつき:「ハザードは...南雲さんは、パイセンのどんな先輩だったンスか?」
蔵馬屋敏樹:「俺にとっては星だった」
蔵馬屋敏樹:「強さの為に喧嘩ばっかしていた俺には、守る為に喧嘩するあの人が眩しかった」
海東あかつき:「守る、ため...」
蔵馬屋敏樹:「あの人に会ってからだよ、誰かを守る為に喧嘩するようになったの」
蔵馬屋敏樹:「あの人に会わなきゃ、FHあたりでこの力を使っていたかもしれねえ……」
蔵馬屋敏樹:両手を眺める。
蔵馬屋敏樹:その気になれば全てを破壊できるその手を。
蔵馬屋敏樹:優しく握る。
蔵馬屋敏樹:「なのに、このザマだ」
蔵馬屋敏樹:「弱いやつを守るなんて寝言言ってる奴が、あんなに強いなんて。そう思って、心から焦がれた。惹かれた……惹かれたのに」
蔵馬屋敏樹:「なにやってんだよ南雲さん……!」
蔵馬屋敏樹:声が、震えていた。
海東あかつき:その手が振るわれる様子を、何度も見てきた。
海東あかつき:私なんかにはどうすることもできない、強大な敵を。
海東あかつき:人々を傷つけてしまう、恐ろしい怪物たちを...悲しいジャームたちを屠る背中を。
海東あかつき:その手に、そっと両手を伸ばす。
蔵馬屋敏樹:「あかつきちゃん?」
海東あかつき:「...パイセンは、南雲さんと会って、そんな風に変わったことを」
海東あかつき:「そんな星に憧れたことを後悔したことはあるッスか?」
蔵馬屋敏樹:しばし沈黙する。
蔵馬屋敏樹:震えが、ゆっくりとおさまっていく。
蔵馬屋敏樹:「俺が目指すべき星は、もうとっくに流れて消えちまったけど」
蔵馬屋敏樹:触れた手をしっかりと握る。
蔵馬屋敏樹:「一度だって、後悔したことはねえ」
蔵馬屋敏樹:「俺ァ馬鹿だけどさ」
蔵馬屋敏樹:「あの日から、守る強さを忘れたことはない」
蔵馬屋敏樹:強く、言い切る。
海東あかつき:「そう、ですか」重ねたその手を優しく握り返し、柔らかく微笑む。
蔵馬屋敏樹:普段通りの笑顔を見せる。
海東あかつき:「かつて憧れた蔵馬屋敏樹として」
海東あかつき:「守るために力を振るった悪路王として」
海東あかつき:「......頑張るところ、今の南雲さんに見せないとですね」
海東あかつき:「私には、見てるぐらいしかできないですが、ええ」
海東あかつき:「それでよければ、最後まで」
蔵馬屋敏樹:「んなこたねえよ。あかつきちゃんが見てくれるなら、文字通り百人力だろ?」
海東あかつき:「...もちろん!」
蔵馬屋敏樹:「じゃ、後は何時もと何も変わらねえな。俺はどんなやつとでも戦う。そんで皆を守る!」
蔵馬屋敏樹:ニカッと笑う。
蔵馬屋敏樹:「勿論、あかつきちゃんも絶対守る!」
海東あかつき:「あたしたちは街とみんなを守るため、日々突っ走る正義の味方UGN!」
蔵馬屋敏樹:「そうとも! 俺達の武器は三つ! 愛と勇気とレネゲイド!」
海東あかつき:「ゴーレムだの変態だの、軒並みマルっとぶちのめしてやるッス!」
蔵馬屋敏樹:「おうとも! タコにしてやらぁ!」
GM:ではそんな話をしている君たちに近づく人影…
瀬戸兼典:「ケッ……スケと仲良しごっこかよパイセンよぉ……」
蔵馬屋敏樹:「あぁん?」
蔵馬屋敏樹:眼鏡を投げ飛ばし、睨みつける。
瀬戸兼典:その手は肥大化し、巨大な巌の如き形状となっている
海東あかつき:「あんたはカネ!ノリ...だったッスかね」
蔵馬屋敏樹:「モテなさそうな面ぶらさげてノコノコ遊びに来やがって」
瀬戸兼典:「覚えてくれて光栄だぜェ嬢ちゃん」
蔵馬屋敏樹:「残念ながら俺ァただいま絶好調だ。二度とナマ言えなくなるまで潰してやんよ」
蔵馬屋敏樹:拳を鳴らし、不敵に笑う。
海東あかつき:「よかった合ってた!えーっと、瀬戸兼典!神妙にお縄につくッス!」
瀬戸兼典:「ケッ!いくらでも言ってろお古野郎。お前は南雲の姐御のお古でしかねえってことを教えてやるよ」
瀬戸兼典:ゴキゴキと首を鳴らす
瀬戸兼典:「オラァっ!!」
瀬戸兼典:そのまま腰だめに拳を構え、殴りかかる!
海東あかつき:瞬時に変貌し、その姿を視る。
蔵馬屋敏樹:ゴッ、と鈍い音が鳴り、敏樹の身体にそれが直撃する。
蔵馬屋敏樹:しかし、蔵馬屋敏樹は不動。
瀬戸兼典:「アア!?クソ、車だって吹っ飛ぶってのによぉ!想像以上のクソ石頭だなテメェ!」
蔵馬屋敏樹:逆にあかつきの邪視を受けて動きの鈍る瀬戸の腕を掴み、腕力だけでゆっくりと押しつぶそうとし始める。
蔵馬屋敏樹:「悪いな」」
蔵馬屋敏樹:力を込める。
蔵馬屋敏樹:「俺ァ」
蔵馬屋敏樹:力を込める。
蔵馬屋敏樹:「石頭で!」
蔵馬屋敏樹:力を込める。
蔵馬屋敏樹:「馬鹿力だ!」
蔵馬屋敏樹:力を込める!
海東あかつき:展開された魔眼が闇色に輝き、抵抗すらも阻害する。
海東あかつき:一方的な暴力の行使を淡々と見届ける。
海東あかつき:「......そういえば」
海東あかつき:「単独行動...か?」
瀬戸兼典:「グッ、イギギギ……!」ビシ、ミキ、
瀬戸兼典:肉体にヒビが入っていく…だが様子と裏腹に、影でほくそ笑む様子をあかつきちゃんが確認した…次の瞬間
ゴーレム:あかつきちゃんの足元が四角く区切られ
ゴーレム:四方に壁が立ち上り、天井を防がれる!
蔵馬屋敏樹:「俺がお古ならテメーはガラクタだ。残ね……!?」
蔵馬屋敏樹:「あかつきちゃん!?」
蔵馬屋敏樹:瀬戸を握りつぶさんとしていた力が緩む。
ゴーレム:いわば箱詰めだ。武器が“邪視”ならば、視界を防がれるのは最も危険な状況といえるだろう
海東あかつき:「あっ!?」
瀬戸兼典:「ヒッ、ヒヒ……」
蔵馬屋敏樹:とっさに彼女を救おうと走り出す。隙だらけだ。
瀬戸兼典:「あ~っとォ!簡単に引っかかっちゃいましたねえパイセン野郎!」
瀬戸兼典:足を引っ掛けて簡単に転ばす
蔵馬屋敏樹:「しまっ--」
瀬戸兼典:そのまま巌の重量で転がったトシの背中を踏んづける
蔵馬屋敏樹:派手に転倒する。そしてそのまま踏みつけられる。
海東あかつき:例えば、メデューサのキュマイラとしての力。十全に発揮できていれば、この程度の障害は簡単に打破できただろう。
海東あかつき:バロールとしての力、破壊力にせよ穴を開けるにせよ、打破しうるポテンシャルは幾らでも持ちえた。オーヴァードにはそれが出来る。
海東あかつき:しかし、今の海東あかつきには力が無い。無力だ。
GM:海東あかつきを包んだ巌の箱は、そのまま開かれた異界へのゲートにまるごと飲み込まれていく。
海東あかつき:蔵馬屋敏樹の戦いを、見届けることも出来ぬまま......
蔵馬屋敏樹:敏樹にとってこうして踏まれた状態から立ち上がるのは難しいことではない。
蔵馬屋敏樹:だが、遅かった。
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹は強い。だが敏(すばしこ)い訳でも敏(さと)い訳でもない。
蔵馬屋敏樹:間に合わなかった。
蔵馬屋敏樹:守れなかった。
瀬戸兼典:「ま~~た」
瀬戸兼典:「お前は守れなかったってわけだなあ!!アヒャヒャヒャヒャ!」
蔵馬屋敏樹:「う、る、せえっ!」
蔵馬屋敏樹:力任せに瀬戸をはねのける!
瀬戸兼典:「おっと!」
蔵馬屋敏樹:「がああああああああああああああああああああああああっ!」
蔵馬屋敏樹:獣と同じ咆哮を上げる。
瀬戸兼典:バランスを崩すでもなく、君の暴走に対しておおらかに構える
瀬戸兼典:「だせえなあ!ホントに南雲さんの隣にいたのか?今となっちゃ何とでも言えるだけじゃねえの?」
蔵馬屋敏樹:「……やって、くれたな」
蔵馬屋敏樹:瞳が、爬虫類のそれに近づく。
瀬戸兼典:「“やられた”んだよアンタは。こんな単純なやり口でかかるたぁ思っちゃいなかったぜ?」
蔵馬屋敏樹:「俺はさ」
蔵馬屋敏樹:「何度も、何度も、何度も、騙されたよ」
蔵馬屋敏樹:「てめえも、ハザードも、俺を上手いこと乗せた訳だ」
蔵馬屋敏樹:「今まで俺を騙した連中と同じようにしてやるよ!」
蔵馬屋敏樹:目にも留まらぬ疾さで殴りかかる。
瀬戸兼典:「ハッ、とうとう偽物の理性まで無くしやがって」
瀬戸兼典:「このままアンタをボコボコにしてやってもいいが。どうやらその価値も無さそうだ」怒りに飲まれた直線的な動きでは、いくら早かろうと簡単に回避できる
瀬戸兼典:「あの女がゴーレムになるまで待ってろよ!さぞ傑作な表情見せてくれるだろうなぁ!」
瀬戸兼典:「じゃぁなあ!クソパイセン!!!」
瀬戸兼典:《瞬間退場》
蔵馬屋敏樹:「逃すか!」
瀬戸兼典:同じく異界へのゲートが開き、瞬時にその身を隠す
蔵馬屋敏樹:勿論二の矢はあった。それは遺産。ジュラシックレコード。辞書型のジュラシックレコードからページを展開しようとしたところで--
蔵馬屋敏樹:「……」
蔵馬屋敏樹:消えた。
蔵馬屋敏樹:「……俺は、何やってんだ」
蔵馬屋敏樹:敏樹は膝をつき、力なくうなだれる。
蔵馬屋敏樹:その顔に表情は無かった。
GM:--------------
GM:海東あかつきの視界が再び明るくなる。どうやらドームのような場所のようだ。
“輝き鳩”:「おやおや……上手くやってくれたようですね」
海東あかつき:「......輝き鳩に、この広さ」
海東あかつき:「ここが異界の闘技場って奴ッスか」
海東あかつき:「あたしだけ目的地に着いても、できることないッスよ...」
GM:箱が開かれると同時に多数のゴーレムが海東あかつきへと殺到し、その四肢を拘束する
海東あかつき:不安から、つい口数が増えてしまう。
海東あかつき:だって、あたし一人にできることなんて、無いのだから。
“輝き鳩”:「いやはや…何度見ても素晴らしい。芸術品という言葉さえ陳腐ですね」
海東あかつき:「......」だけど、視線だけは逸らさない。真っ直ぐに輝き鳩を睨みつける。
“輝き鳩”:「神格を宿す器としての強度。それを応用すれば、更にゴーレムを人間へと近づけられるはずです」
海東あかつき:正直見たくもない相手だけど、得られる情報を逃すつもりはない。
“輝き鳩”:「…あのときの続きのお話をしましょうか。」
海東あかつき:「......そんなに大層なものッスかね。あたしの身体は...続き?」
“輝き鳩”:「良いですか?黄泉還りを忌避するのは生理的な嫌悪感のようですが・・・ちゃんと考えてみてほしいですね。何故ゴーレムが駄目なのでしょう」
“輝き鳩”:「手が無くなれば義手を使う。無くなった部位を補うのは人間誰しもやるわけですよ」
“輝き鳩”:「ならば肉体まるごと。魂だろうと、無くなったものを補う行為は何が駄目なのでしょう?」
海東あかつき:「補うことにならないッスよ」
“輝き鳩”:「ほう?」
海東あかつき:「あんたが用意できるのはゴーレムで、失われたものとは......亡くなったものとは別物ッス」
海東あかつき:「それは、代わりにはならないッス」
“輝き鳩”:「何故ですか?」
“輝き鳩”:「成程、最初は本当に人間らしくないつちくれの肉体のままで、その人の特性も殆ど表せないものでした」
“輝き鳩”:「しかし、“異界”から補充された人間…神が送り込んでくる存在の性質を材料として利用すれば、人間の認識をたやすく改ざんし、人間として認識させることができる」
“輝き鳩”:「技術というものは、最初は忌避されるものです。倫理を侵すとね。ですが、いずれは世界の常識となります。貴方の嫌悪感もいずれは消えてしまいますよ」
海東あかつき:「......」
海東あかつき:「失われたものが、戻ってくる」
海東あかつき:居なくなった家族が、還ってくる。
海東あかつき:「もしもそうなら、それは素敵なことだって」
海東あかつき:私だって、そう思う。
“輝き鳩”:「でしょう!いやはや。理解していただけると思っておりましたよ…私はそれを願い、こうして肉体を変えてまで…」
海東あかつき:「それで満足して、幸せになれる人だって、きっと大勢いる」
海東あかつき:「だって、それはとても優しいことだ。だけど、」
海東あかつき:「あたしは自分勝手だから、それを認めたくないんですよ」
“輝き鳩”:フードの奥の顔がのぞく。およそ人間らしくない、苔むしたつちくれの顔。一度滅びた肉体を無理やり培養し作り直した存在
海東あかつき:静かな眼差しで、その細部に至るまで観察する。変わり果てたその姿。
“輝き鳩”:第9地区で死亡した後、その肉体を土と岩で補った。そういう男だ
“輝き鳩”:「およそ合理的とは思えない解答ですね」
海東あかつき:「きっと、あなたは真面目に考えた...かつてそうだったと思うんです」
海東あかつき:「だけど、私はそうあれない」
海東あかつき:「家族を失って、私は変えられた」
海東あかつき:「2年間、失ってからの時間を過ごして、辛いことばかりで」
海東あかつき:「でも、奪われたことも何もかも、私のものです」
海東あかつき:「そこに踏み入って欲しくない...それだけで」
“輝き鳩”:「“奪われたことそのものが貴方自身を形作っている”ですか…」
“輝き鳩”:「はははははは!」
海東あかつき:「わがままだとも思うけど、私はそうなんです」
海東あかつき:「だから、あなたの真面目さに付き合ってあげられません」
“輝き鳩”:「それは認知的不協和にすぎません。悪いことには相応の理由があると考えねばやっていけなくなる人間の弱さだ」
“輝き鳩”:「貴方の家族というものも取り戻してあげましょう。あなた達の誰もかもを全て、補ってあげましょう」
“輝き鳩”:「それがこの世界にもたらされるべき福音なのです。貴方は、その世界をもたらす女神となってもらいましょう」
GM:周囲は大量のゴーレムがいつの間にかひしめき合っている。君一人で突破するには絶望的な状況だ
GM:万事休すか…!
海東あかつき:「......」
海東あかつき:「嫌だー!」
キューティーカレン:「それ、めっっっっっっっっっっっっっちゃ分かります!」
キューティーカレン:「他人からの押しつけ、偶像扱い、仕組まれた生き方」
キューティーカレン:「嫌ですよねえっ!」
キューティーカレン:一条の閃光が走る。
キューティーカレン:閉鎖されたはずの異空間を切り裂く、灼熱の光。
海東あかつき:「!」
海東あかつき:「こ...この声とエフェクトは!」
キューティーカレン:光は、あかつきの囚われた場所へとつながる一筋の道を作りあげる。
キューティーカレン:「人類の! 愛と正義と自由を守る!」
キューティーカレン:「魔法少女キューティーカレン、只今参上!」
キューティーカレン:その道の先に、一人の少女が立つ。
キューティーカレン:口元を楽しそうに歪め、鼻をふんすと鳴らし、威風堂々と立っている。
キューティーカレン:閃光火柱の魔法少女、キューティーカレン。
キューティーカレン:海東あかつきに救われた少女。
キューティーカレン:只今、参上。
海東あかつき:「ヒーローショーではプリティーカレン!生魔法少女としてはキューティーカレン!」
海東あかつき:「そしてあたしの友達の近衛カレンちゃんじゃないッスかー!」
海東あかつき:「えっ...なんでここに?」
“輝き鳩”:「な……」初めて見せる狼狽
“輝き鳩”:「どうやって、この異界へと……通り道は全て防いだはず」
キューティーカレン:「ハーッハッハ! 近衛カレンはもう死んだ!」
キューティーカレン:「ここに居るのは只の“特異点”!」
キューティーカレン:「今は亡き、特異点の少女を模したレネゲイドビーイング!」
キューティーカレン:「あかつきちゃんがピンチだって蔵馬屋さんから聞いて! 特異点パワーで駆けつけちゃいましたっ!」テヘペロ☆
海東あかつき:「もしかして正体はゴーレムだった...ってことでもなさそうッスね。一安心」
海東あかつき:「いやー良かったッス。せっかく出来た友達が最初からゴーレムでしたって言われるのかと内心ヒヤヒヤもんだったッスよ」
キューティーカレン:「あはは、トラウマですもんねえ……私達の」
キューティーカレン:ゴーレムたちを焼き払った道を悠々と通りながら、あかつきの傍へと近づく。
キューティーカレン:「でも、ここに居る私は本物です!」
キューティーカレン:手をのばす。
海東あかつき:「マスターとか付いてる奴は最悪の変態、しっかり覚えたッスねえ」
海東あかつき:つかつかとこちらからも歩み寄り、手を伸ばし返す。
キューティーカレン:がっしりと握る。
海東あかつき:「...あたたかい」
キューティーカレン:「生きて……ますから!」
GM:-------------
GM:数分前
GM:------------
フェイスレス:「……少し出遅れたか」
フェイスレス:二十代後半の仮面の男がため息をつく。
キューティーカレン:「フェイスレスさんのせいですよ! ここに来るまでの間におばあちゃんおぶって横断歩道渡るから!」
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹が周囲の喧騒に気づいて顔を上げると、二人組が目の前に居た。
蔵馬屋敏樹:「あ、あんたたちは……?」
フェイスレス:「悪路王か。俺たちはUGNの協力者だ。海東あかつきは何処へ行った」
蔵馬屋敏樹:「--ッ!」
蔵馬屋敏樹:それを聞いて目を大きく開き、俯く。
蔵馬屋敏樹:「攫われた。多分異空間ってやつに」
蔵馬屋敏樹:「助けに行かねえといけねえんだけど、今から間に合うかがわからねえ。手段もねえ」
蔵馬屋敏樹:「いや、手段はあるが……支部まで戻らねえと……」
フェイスレス:「--だ、そうだ」
フェイスレス:男は少女の方を見る。
キューティーカレン:「だったら問題ありませんね!」
キューティーカレン:「フェイスレスさん! あの変態クソヒーローオタクと違う格好いいところ見せてくださいよ!」
フェイスレス:「……チッ」
フェイスレス:男はトネリコの弓を構える。
キューティーカレン:少女はまるで矢のように、そこに足を乗せる。
蔵馬屋敏樹:「ちょ、ちょちょちょちょ!?」
蔵馬屋敏樹:「あんたたち! 何するつもりだ!?」
蔵馬屋敏樹:「馬鹿の俺にでも分かるように説明してくれ!」
フェイスレス:「必中の弓で、特異点を射る」
フェイスレス:「二重に付与された因果の強制力が次元障壁を突き破り、一度縁(ロイス)を結んだ標的へと放たれる」
フェイスレス:「結果--」
フェイスレス:放つ。
キューティーカレン:「か な ら ず 辿 り 着 く !」
キューティーカレン:空を裂く魔法少女。
キューティーカレン:それは空間の壁を突き破り、一瞬で虚空へと消えていく。
フェイスレス:「……さて、今日の仕事はここまでだ」
フェイスレス:「俺は最善を尽くした。お前も最善を尽くせ。いくら惨めでも、今この瞬間の最善を」
フェイスレス:それだけ言うと仮面の男は敏樹にバイクの鍵を投げてよこす。
蔵馬屋敏樹:「……悪い」
蔵馬屋敏樹:鍵を受け取る。
蔵馬屋敏樹:「借りんぞ、おっちゃん」
蔵馬屋敏樹:近くにあったバイクに乗り込み、敏樹は走り出した。
フェイスレス:「おっちゃんでは……ない」
フェイスレス:静かにつぶやいた。
GM:---------------
“輝き鳩”:「特異点…!成程、そういうことでしたか…」
海東あかつき:「あっ受け入れるんだ」
“輝き鳩”:「特異点ならば、“都合のいい展開”ほど“当然”足りうる。」
キューティーカレン:「生前の近衛カレンはろくでもない因果も沢山引いて折れちゃったけど!」
キューティーカレン:「私は折れない! 人間ほど脆くない!」
海東あかつき:「そして見るべきヒーローあらば、あたしは百人力っす!」
“輝き鳩”:「……ですが、その様子では片道切符のようですね」
キューティーカレン:「えっ」
海東あかつき:「えっ」
キューティーカレン:(いや、いける。いけるはず)
“輝き鳩”:周囲のゴーレムが一斉に君たちへと殺到し始める
キューティーカレン:「大丈夫! 私を信じて!」
“輝き鳩”:「捉えなさい。興味深い研究対象が増えた。そういうことにしてしまいましょう」
キューティーカレン:「ツインバスターローリング!」
キューティーカレン:両手を左右に突き出し、光の洪水を放ちながらその場で華麗に一回転。
キューティーカレン:「キューティーエンドマーク!」
海東あかつき:「ウオオオ信じるッス!キューティーカレンはあたしの知る最高ヒーローの一人!」
GM:爆炎が上がり、ゴーレムの津波が破壊の力と拮抗する。
GM:かくして異界の闘技場にて、たった二人の戦いが幕を開けた…
GM:-------------
GM:シーンカット。ロイスのみ可能です。購入は状況的にトシだけ!ごめんねあかつきちゃん!
海東あかつき:ヒーロー:キューティーカレン/P最高!〇:N片道...片道!? で取得!
海東あかつき:以上ッス!
蔵馬屋敏樹:そうですね
海東あかつき:あとパイセンへのロイス感情を蔵馬屋敏樹/Pもう大丈夫〇:N劣等感 に変更
蔵馬屋敏樹:ロイス
絶対に守る、今度こそ!→海東あかつき 大事な大事な今の後輩◯/罪悪感

蔵馬屋敏樹:購入は医療キット!
蔵馬屋敏樹:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[3,8,10]+2[2] → 12 → 成功

蔵馬屋敏樹:応急キットのミスでした
GM:OK

【ミドルシーン6 ミドル戦闘】

GM:全員登場
神楽 和樹:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 1[1]+93 → 94

海東あかつき:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+2[2] → 63

蔵馬屋敏樹:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+6[6] → 72

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+5(1D10->5)(侵蝕:76->81)した
GM:------------
GM:異界 ドーム内部
GM:------------
“ルーハー”:「ロ゛ロ゛ロ゛ロ゛………」
GM:大量のゴーレムが砕け散り、なお殺到し続ける阿鼻叫喚の闘技場へ、突如としてゲートが開く
“輝き鳩”:「!?“ルーハー”、何故ゲートを…」
海東あかつき:「新手!?...いや、この匂いは!」
蔵馬屋敏樹:「あかつきちゃん!」
神楽 和樹:声に向かって一発。当たるかはどうでもいい、撃つ
蔵馬屋敏樹:射撃に続いて突撃を開始する。バカ正直だがそれだけ視線を集める。
キューティーカレン:「--ハッ! 増援! 計算通りですね!」
キューティーカレン:ふんすと自慢気に鼻を鳴らす。
煤竹イザナ:「無事か、海東よ…何やら見知らぬ女性が居るのが気にかかるが」
“輝き鳩”:「ぐっ…!」バギィッ!大口径の弾丸が肩口を抉る!直接戦闘は得手ではない
海東あかつき:空いた隙を突いてカレン共々跳躍移動、3人と合流する。
海東あかつき:「パイセン!師匠!煤竹先輩!待ってたッスよ!」安心したからか、普段の姿に縮む。
煤竹イザナ:制服のままでは汚れるから道着に着替えてきた
蔵馬屋敏樹:「わりぃ! 遅れた--けど、間に合った!」
蔵馬屋敏樹:「間に……合った」
海東あかつき:「この子はカレンちゃんって言って、助けに来てくれたあたしの友達ッス!」
海東あかつき:「このとーり、ピンピンしてるッスよ。だから大丈夫!」
“輝き鳩”:「何であなた達までここに!“ルーハー”をどう手なづけたというのです…!」
“輝き鳩”:身も世もない狼狽。あり得ないことが多数起こったせいだ
神楽 和樹:「……極まると不愉快すら感じなくなる」
蔵馬屋敏樹:「俺は馬鹿だけどよお」
蔵馬屋敏樹:「てめえが“やりすぎた”ってことだけは分かるぜ、輝き鳩」
蔵馬屋敏樹:あかつきとカレンを守るように、一歩前に出る。
蔵馬屋敏樹:「テメーら、潰す」
煤竹イザナ:「単にお前に懐いていなかっただけの話だ。気に病むことはない。」
煤竹イザナ:「干からびた老体よりも、美男美女が多いほうがいいに決まっているからな」
煤竹イザナ:「…と、無駄話はここまでだ」眼鏡をはずす
煤竹イザナ:「…一つ、質問だ。死ぬ前ぐらい正直に答えるといい。」
煤竹イザナ:「”近末恵”」
煤竹イザナ:「この名に覚えはあるか」
“輝き鳩”:「!ああ、彼女ですか…」
“輝き鳩”:「瀬戸君が“仕留めた”と持ってきた子ですね。彼女は優秀なる能力者でした。なので…」
ゴーレム:周囲をゴーレムが固める。
“輝き鳩”:「近衛として頑張っていただくことにしました」
“輝き鳩”:「どうやらゴーレムの擬態を使って上手く倒したようですね。UGNは民間人には手を出せませんから…」
煤竹イザナ:「…うむ。成程。理解した。」
煤竹イザナ:「………か」髪をかき上げるようにしてつぶやく
煤竹イザナ:手近なゴーレムを一体、粉々に粉砕する
煤竹イザナ:「龍造寺を」
煤竹イザナ:「僕の女を泣かせたのは、君ということだな」
“輝き鳩”:「?はて、存じ上げない人ですね」
“輝き鳩”:「…とはいえ、これは……」
“輝き鳩”:一転して状況は芳しくない。
“輝き鳩”:「…“ハザード”が来るまで持ちこたえれば…!」
“輝き鳩”:戦闘態勢
煤竹イザナ:「神楽さん、トシさん、海東」
煤竹イザナ:「これが終わったら、僕がどのくらいカッコよかったのかという感想を提出して貰いたいのだが」
海東あかつき:「......任せてもらうッス」
蔵馬屋敏樹:「俺は馬鹿だけど、イザナちゃんが格好良さはビンビン来たぜ。任せな」
神楽 和樹:「覚えてたらな」
煤竹イザナ:「…ありがとう。これで心置きなく”怒れる”」
煤竹イザナ:そう、きっと
煤竹イザナ:自分は覚えていないだろうから
GM:では
GM:【ミドル戦闘】
GM:初期配置 PC一行-(10m)-輝き鳩・ゴーレム×2
GM:ではセットアップ!
海東あかつき:なし!
煤竹イザナ:なし!
蔵馬屋敏樹:特になし!
神楽 和樹:なし
GM:エネミー側も無し
GM:イニシアチブ。“輝き鳩”の手番です
“輝き鳩”:マイナー無し、メジャー、《コンセ:オルクス》+《大地の牙》+《砂の刃》+《要の陣形》!
“輝き鳩”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

“輝き鳩”:PC1をのぞいた全員に攻撃
海東あかつき:コンボ【魔王蛇の御前】《魔獣の咆哮》《盲目の羊》で判定ダイスー9!
蔵馬屋敏樹:マタマモレナカッタ…
海東あかつき:侵食値+5して68。
“輝き鳩”:ウギャーっ
“輝き鳩”:判定!ドッジダイスは-1になるぜ!
“輝き鳩”:2dx7+6 嘘…これだけ…
DoubleCross : (2R10+6[7]) → 5[4,5]+6 → 11

海東あかつき:1dx+1>=11 ドッジ。
DoubleCross : (1R10+1[10]>=11) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

煤竹イザナ:ワンチャンドッジ!
煤竹イザナ:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,3,6,9,10]+10[10]+1[1]+1 → 22

煤竹イザナ:うおお
神楽 和樹:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[1,3,8]+1 → 9

神楽 和樹:命中
“輝き鳩”:ダメージ!
“輝き鳩”:2d10+16 装甲?5で計算だ
DoubleCross : (2D10+16) → 4[2,2]+16 → 20

“輝き鳩”:よ、弱い…君……
神楽 和樹:まぁ生きてます。残り9
海東あかつき:生き残ります。HP残り5
蔵馬屋敏樹:あかつきちゃんが強いだけだから!
“輝き鳩”:懐から取り出した水晶を地面に叩きつけると、結晶の針が地面を這うように成長し君たちへと飛来する…!
海東あかつき:「させ...るかぁ!」渾身の気合を込めて、邪視を輝かせる。
海東あかつき:全て弾くことは叶わないが、その流れを強制的に逸らすことには成功する。
海東あかつき:「痛っ!」
“輝き鳩”:「殆ど効かない…なんてことでしょう」
煤竹イザナ:ズレてしまえば、大した回避行動をとることもない。少し横に動くだけだ
“輝き鳩”:(速く戻るのです、“ハザード”……)
GM:ではイニシアチブ、あかつきちゃんのターン
海東あかつき:オートでウェポンケース使用。アルティメイド服を装備します。
海東あかつき:マイナーで《オリジン:レジェンド》シーン中<精神>判定の達成値+10
海東あかつき:侵食値+2して65
海東あかつき:メジャーで《死神の瞳》《因果歪曲》対象は敵全員。当たれば次に受けるダメージ+7D。
海東あかつき:4dx+16
DoubleCross : (4R10+16[10]) → 10[3,4,7,10]+8[8]+16 → 34

“輝き鳩”:うおードッジ!
“輝き鳩”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[3,4,6,8,8] → 8

“輝き鳩”:だめ…
ゴーレム:ゴーレム達は近末慈の素体効果で《イベイジョン》が20まで育っているぞ!
ゴーレム:つまり当たります…
海東あかつき:陣営最後尾に立つ海東あかつきの、紫に輝く長髪が珊瑚のように広がっていく。
海東あかつき:上方で膨大に枝分かれしたその先端に、邪眼が開く。
海東あかつき:睨まれたものたちの動きが、石にでもされたように静止する。
海東あかつき:その時間は僅かなれど、隙を作ればそれで十分。
“輝き鳩”:「すっ、素晴らしい……!ですが、今それをされると…!」
GM:イニシアチブ
GM:PCとゴーレム同値なのでPC優先の行動値6組!
海東あかつき:侵食値+6して71
海東あかつき:訂正!バフは7Dじゃなくて6Dでした!
GM:OK!
煤竹イザナ:では私の手番で!
煤竹イザナ:マイナーで戦闘移動して接敵
煤竹イザナ:メジャーコンボ『鉄掌・疾』輝き鳩を攻撃!
“輝き鳩”:こい
煤竹イザナ:風鳴りの爪、疾風迅雷、グレン
煤竹イザナ:紅蓮の衣
煤竹イザナ:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 9[1,1,2,6,7,8,9]+9 → 18

“輝き鳩”:ど、ドッジ出来ねえ!
“輝き鳩”:ガード!
GM:ダメージどうぞ!
煤竹イザナ:8d10+47
DoubleCross : (8D10+47) → 19[1,3,4,1,2,1,1,6]+47 → 66

煤竹イザナ:ダイス一個降りなおします
煤竹イザナ:1のやつ
煤竹イザナ:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+7[7] → 72

GM:アイエエエ
煤竹イザナ:諸々有効!
“輝き鳩”:しんじゃうよ!!!
煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+8(侵蝕:81->89)した
“輝き鳩”:戦闘不能!
煤竹イザナ:海東あかつきの攻撃により、敵の動きが止まった
煤竹イザナ:ならば、後は単純だ。
煤竹イザナ:(まっすぐに)両の腕に纏う灼熱により、袖が焼け落ちる
煤竹イザナ:(ぶっ飛ばす)拳を、握り固める
煤竹イザナ:けたたましい踏み込みの音とほぼ同時、”輝き鳩”の胴体に拳が突き立てられる
“輝き鳩”:岩に拳を突き立てるような感触
“輝き鳩”:「ギッ」
“輝き鳩”:「ギヘァッッ!?」必然、強度も岩程度しかなく
煤竹イザナ:即座に肩口を狙った二発目、脇腹への三発目、大腿部への四発目
煤竹イザナ:くず折れる体、がら空きの側頭部に五発目を叩き込む
煤竹イザナ:「…少し指が折れたか。やはり拳など握るものではないな。」手をプラプラとさせながら
“輝き鳩”:全身余す所無く強打された肉体は全身に亀裂が入り、灼熱に晒されて砂になるまで砕け散る
“輝き鳩”:最早原型を保っていない。これ以上の復活は不可能だろう
煤竹イザナ:「だが、まあ」
“輝き鳩”:Eロイス《無限を継ぐもの》不能。“輝き鳩”完全死亡
煤竹イザナ:「誰かの為に怒るというのは、なかなか悪くないものだ」
GM:イニシアチブ 蔵馬屋敏樹のターン
蔵馬屋敏樹:よし
蔵馬屋敏樹:マイナーで戦闘移動
蔵馬屋敏樹:メジャーで
獣王無尽:獣の力+獣王の力+コンセ

蔵馬屋敏樹:対象はゴーレム1
蔵馬屋敏樹:よござんすか
ゴーレム:こい
蔵馬屋敏樹:8dx8+3 白兵
DoubleCross : (8R10+3[8]) → 10[2,3,3,3,4,8,8,10]+10[3,8,9]+10[6,8]+6[6]+3 → 39

ゴーレム:イベイジョン20により命中…
蔵馬屋敏樹:40+4d10+6d10 諸々有効
DoubleCross : (40+4D10+6D10) → 40+19[7,6,2,4]+43[5,10,5,9,7,7] → 102

ゴーレム:102て
ゴーレム:死ぬよ!!!
蔵馬屋敏樹:いぇー!
蔵馬屋敏樹:演出良いっすか
蔵馬屋敏樹:死霊秘法(アル=アジフ)、生命樹、ジュラシックレコード。この星に生まれまた消えた無数の命を内包した遺産。
蔵馬屋敏樹:場所により呼び名は違えど、蔵馬屋敏樹の持つそれは地上で確認された中でも特に古い“断片”。
蔵馬屋敏樹:「展開、獣王無尽(キング・オブ・モンスター)」
蔵馬屋敏樹:敏樹の右手のジュラシックレコードは青白い燐光を放ち、大量のページからは絶滅した筈の古代生物が群れをなして現れる。
蔵馬屋敏樹:マンモス、サーベルタイガー、トリケラトプス。それは不完全な影に過ぎないが、周囲に迫るゴーレムたちを押し留め、獣王たる敏樹の道を作る。
蔵馬屋敏樹:ゴキリ、首を鳴らしながら敏樹はその中を歩く。そして無造作に近づき、ゴーレムに向けて拳を振り抜く。
蔵馬屋敏樹:あかつきの拘束により抵抗もできぬままそれを受ける巨体。ひどく軽くて、いっそあっけないくらいの音がして。
蔵馬屋敏樹:「待ってやがれ、ハザード」
蔵馬屋敏樹:後に残ったのは、砕けた後の砂ばかり。
GM:イニシアチブ、残ったゴーレムのターンn
GM:対象はトシィ!貴様だ!
蔵馬屋敏樹:なにっ!
ゴーレム:マイナー無し、メジャーで《コンセ:ブラド》+《アームズリンク》!
蔵馬屋敏樹:侵食72→79
ゴーレム:10dx7+8
DoubleCross : (10R10+8[7]) → 10[1,2,3,3,6,6,7,8,8,10]+10[4,5,8,9]+10[8,8]+10[4,9]+6[6]+8 → 54

蔵馬屋敏樹:ガード!
ゴーレム:ダメージ!
ゴーレム:6d10+21
DoubleCross : (6D10+21) → 37[4,9,9,4,7,4]+21 → 58

ゴーレム:サイバーアームの力
蔵馬屋敏樹:58-4-18
蔵馬屋敏樹:36、ギリギリ倒れる計算だな
蔵馬屋敏樹:リジェネ!
蔵馬屋敏樹:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

蔵馬屋敏樹:HP2 侵食81だ!
蔵馬屋敏樹:※リジェネではなくてリザレです
ゴーレム:無骨な腕が君へと叩きつけられる!しかし通常のゴーレムよりも的確に君の動作を見切って打ち込まれていることが感覚されるだろう
蔵馬屋敏樹:「ガッ!」 全身の骨が砕ける感覚。だが、問題はない。
蔵馬屋敏樹:「良いねえ……楽しくなってきた!」 最低限戦闘に必要な部分のみのリザレクト。侵食を抑えつつ戦闘を続ける蔵馬屋の特技gだ。
蔵馬屋敏樹:獣王、未だ倒れず。
GM:ではネクスト
GM:神楽和樹さんのターン
神楽 和樹:《オリジン:レジェンド》使用。精神判定+10
神楽 和樹:オートで武器用意。《Cノイマン》《コントロールソート》で残りに射撃
神楽 和樹:9dx7+17
DoubleCross : (9R10+17[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,9,9,9]+6[1,5,6]+17 → 33

ゴーレム:イベイジョンで命中!
ゴーレム:ダメージどうぞ
神楽 和樹:11d10+27
DoubleCross : (11D10+27) → 75[10,6,6,3,7,8,8,5,10,5,7]+27 → 102

神楽 和樹:装甲有効
神楽 和樹:メインが終了したのでレッドテンペストの反動
神楽 和樹:9-1d10
DoubleCross : (9-1D10) → 9-10[10] → -1

神楽 和樹:戦闘不能で。終了時回復でいいでしょうか
GM:OKですよ
ゴーレム:死亡!
神楽 和樹:滑るように手がライフルを掴む。跳ね上がる。浮かぶ印。発光を伴い
神楽 和樹:銃声ひとつ。それで事足りる
ゴーレム:着弾した場所から砕け散る。口径の大きさから“砲”と形容するべき代物の直撃を受ければそうもなろう
GM:かくして敵方は全て沈黙。恐ろしいほどあっけなく終わった
GM:戦闘終了
蔵馬屋敏樹:「……ふぃー
蔵馬屋敏樹:額を拭い、ため息をつく。
蔵馬屋敏樹:「みんな、大丈夫か?」
海東あかつき:身体にあふれる激情と、力が抜けていく感覚。
海東あかつき:「......はい。あたしは大丈夫ッス!」
煤竹イザナ:「…問題はない」まだ記憶は焼け落ちていないが、時間の問題だろう
神楽 和樹:ライフルの口を降ろす。無言の視線
蔵馬屋敏樹:「良かった……」ほっと胸をなでおろす。
蔵馬屋敏樹:「ちょっと調子悪かったけど、“戻ってきた”からよ。この先もよろしくな、皆」
煤竹イザナ:[]
海東あかつき:「もちろん!こちらこそ、これからもお世話になるッス!」
煤竹イザナ:「ふっ、何を言う。最初から最後までいい男ではないか」
キューティーカレン:「なんだか一件落着みたいですね!」
キューティーカレン:「めでたしめでたしです!」
GM:-------------
GM:シーンカット
GM:ロイスのみ可能!
海東あかつき:満杯!以上!
神楽 和樹:保留
蔵馬屋敏樹:既に完成しているのでオッケー!
神楽 和樹:応急キット使用
蔵馬屋敏樹:あっ
海東あかつき:あっ輝き鳩への妨害での侵食値上げを忘れていたので+5して76。それとアルティメイド服を脱いでおきます。
煤竹イザナ:あっしも保留で
神楽 和樹:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 15[8,7]+1 → 16

蔵馬屋敏樹:最高に格好良いぜ 煤竹イザナ:連帯感◯/不安
煤竹イザナ:応急ほしい方居れば渡します!
蔵馬屋敏樹:に変更しておきます
神楽 和樹:以上です
蔵馬屋敏樹:自前応急セット使います
蔵馬屋敏樹:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+9[4,5] → 11

海東あかつき:私はいらないです!
蔵馬屋敏樹:以上です! 応急はとりあえずまた自前の使います!
GM:OK。

【ミドルシーン7】

GM:全員登場です
神楽 和樹:1d10+100
DoubleCross : (1D10+100) → 10[10]+100 → 110

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+2(1D10->2)(侵蝕:89->91)した
蔵馬屋敏樹:81+1d10
DoubleCross : (81+1D10) → 81+1[1] → 82

海東あかつき:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+2[2] → 78

GM:--------------
GM:第四地区
GM:--------------
GM:異界から戻ってきた君たちはすぐに異変に気がつくだろう
GM:あちこちで煙が上がり、そこかしこで人の悲鳴が響いている
日馬美礼:『やあ、やっと回線が繋がった。ということは“輝き鳩”は撃退できたようだね?』
海東あかつき:「っ!はい!しっかり倒したッスけど...これは!?」
神楽 和樹:「わかってるなら詳細を渡せ」
煤竹イザナ:「…!現状説明が先だ」
日馬美礼:『簡単に言うと、ゴーレム容疑者が一斉に暴れだした』
蔵馬屋敏樹:「こいつは……一体」
蔵馬屋敏樹:「なりふり構わずかよ……最悪じゃないすか」
日馬美礼:『“ユミル”君の見立てだと、制御権が“輝き鳩”から“ハザード”に移ったせいみたいだね。おかげでうちは非番含めて総出動だよ』
神楽 和樹:「大した狂犬ぶりだな」
煤竹イザナ:「…医務室の彼女は」
日馬美礼:『もちろん出撃してるよ。五虎将軍の優待券が効いたかな?』
煤竹イザナ:「そうか…個人的な質問に答えていただいたこと、感謝する。」
日馬美礼:『第三、第五、第六にも応援要請を出してるよ。とにかく誰がゴーレムなのか見極めをつけづらい以上、人海戦術で---』
GM:その時
南雲陣油:--《フレイムディザスター》
GM:---地の底から龍が飛び出た。そう形容すべき火柱がビル全体を飲み込み
GM:轟音と共に倒壊する。
蔵馬屋敏樹:「 ! ? 」
煤竹イザナ:「っ…!」咄嗟に蔵馬屋さんの視界を塞ごうとする
蔵馬屋敏樹:「す、すまねえ……! また“止まる”ところだった」 冷や汗が額から流れる。
GM:閃光に遅れて、爆音と地面の揺れが遠くにいる君達にまで伝わってくる。
海東あかつき:「こんな簡単に、街を壊して......」
海東あかつき:「早く、止めないとッスね」
煤竹イザナ:「…ここで止まられては敵わん。どうやら本命も来たようだからな。」
蔵馬屋敏樹:「おうっ、任せな……!」
日馬美礼:ザザ、ザ『……“ハザード”の仕業のようだね。…支部員には非難を指示しておく。君達はどうする?』
GM:再び轟音と共に爆炎が吹き上がる。次は公営の体育館
GM:第四支部に近づく方角の順に、建物が爆発炎上している
蔵馬屋敏樹:「“ハザード”をぶちのめす!」拳をガンガンと鳴らして雄叫びを上げる。
神楽 和樹:「だそうだ」
煤竹イザナ:「右に同じ」
日馬美礼:『君達ならそういうと思ったよ。』
海東あかつき:びくりと身体を縮こませながらも、視線はまっすぐ炎の元へ。
日馬美礼:『任せるよ。他の人員を割くことは出来ない。救助は絶対に必要だからね』
日馬美礼:『だが、有数の人間が集まっているとぼくは信じている。たのんだよ』
日馬美礼:通信がオフになる
海東あかつき:「......パイセン、あたしの手を取ってください」
蔵馬屋敏樹:「ん? おう!」
海東あかつき:「そこにたどり着くまでは、あたしが目になるッスよ」
蔵馬屋敏樹:「へへ……頼んだぜ」
蔵馬屋敏樹:「あかつきちゃんの目は、頼りになるからな!」
蔵馬屋敏樹:手を握って、ニッと笑う。
海東あかつき:その笑みをしっかりと見届けて
海東あかつき:「ハザードの元までたどり着いたら、任せるッス!」
蔵馬屋敏樹:「応ッ!」
海東あかつき:「...もちろん、師匠や煤竹先輩もね!」
煤竹イザナ:「勿論だ。いい女の頼みを無碍にする僕ではない。」
神楽 和樹:軽く手をあげ、応えて。二人の後に続いて
煤竹イザナ:神楽さんが挙げた手が、目に入る
煤竹イザナ:「…ずっと聞きたかったのだが」
煤竹イザナ:「既婚者なのか?神楽さんは」
神楽 和樹:「悪いか」
煤竹イザナ:「いや、悪くはないが…随分と若いだろう、あなたは。」
神楽 和樹:「龍造寺とやらのことの相談でもしたいのか。それとも」
神楽 和樹:「生き急いでるように見えたか」
煤竹イザナ:「…怖くは、ないのか。」
煤竹イザナ:「若いうちから、多くを抱えて。」
神楽 和樹:「は」鼻で笑う
煤竹イザナ:「仕事柄、いつ死んでもおかしくないだろうに」
神楽 和樹:「そうだな。オーヴァードのカップルってのは結構多いが──」
神楽 和樹:「結婚まで行くヤツは少ないだろうよ」何せ、
神楽 和樹:「自分の伴侶がジャーム化する可能性。死ぬのとどっちが怖いだろうな」
煤竹イザナ:「…それは…」
神楽 和樹:「オーヴァードとして生きてきて。怖くなかった日なんてひとつもない」
神楽 和樹:「自分の友達を撃った。気付いたら顔見知りが転校したことになって消えていた」
煤竹イザナ:「…」ただ淡々と、諭すような声音に黙って耳を傾ける
神楽 和樹:「護ろうと思った相手に一度は銃口だって向けた」
神楽 和樹:「それでも俺は生きていたいと思った」
神楽 和樹:「クソみたいなこの世の中で、怖くて止まりそうでも自分がそうしたいと思ったから、やってきた」
煤竹イザナ:「…それは…自分の為にか?」
神楽 和樹:「自分と相手のためだ」
煤竹イザナ:「…不躾な質問かもしれないが」
煤竹イザナ:「…あなたはいつから好きだったんだ。」
神楽 和樹:「さて」
煤竹イザナ:「いや、好きと気づいた…?すまない、何分僕にもよく分からないことだ。」
神楽 和樹:「時間をかければ偉いなんてことはひとつとしてないが──」
神楽 和樹:「多分、初めて会った時からそうだった」
神楽 和樹:そして。一度、俺はその手を振りほどいた
煤竹イザナ:「一目ぼれ、というやつか。はは、意外とロマンチックなのだな。」
神楽 和樹:「かもな」
神楽 和樹:「煤竹。俺はあくまでお前より少し長く生きてるだけに過ぎねぇ」
神楽 和樹:「まともな講釈やら何やらを期待しても、狙った言葉を返せてるかは知らん」
神楽 和樹:「ただひとつだけ。龍造寺とかいうその子」
神楽 和樹:「手を取って背負うのなら。どんだけ重たかろうが、痛かろうが、お前は立ってなきゃならない」
神楽 和樹:「死ぬかもしれない恐怖で、小便もらしそうだろうが意地張ってな」
煤竹イザナ:「…そうか」
神楽 和樹:「誰かにそれができるようになるってことが。好きになるってことだろうよ」
煤竹イザナ:「…!」
煤竹イザナ:大切な人を失い続けてきた彼女の、帰る場所になる
煤竹イザナ:「…はは、十分だ。」
神楽 和樹:「そうかよ」
煤竹イザナ:いや、あるいは、もっとそれ以前
煤竹イザナ:「礼を言う。あなたは僕以上のいい男だ。」
煤竹イザナ:”彼女を大切にしたい”
煤竹イザナ:出発点など、とうの昔に過ぎていたのか
煤竹イザナ:「…あ、最後に一つ。」
神楽 和樹:無言で促す
煤竹イザナ:「…奥様は美人か?」
神楽 和樹:「そういうことを言うお前みたいな童貞には紹介したくない程度には美人だ」
煤竹イザナ:「はは、手厳しいな。安心するといい。流石の僕でも人妻に手を出したりはしないさ」
煤竹イザナ:「それに」
煤竹イザナ:「こんな男が守っていては、手など出せるはずないからな。」
煤竹イザナ:いつものように軽口を叩きながら
煤竹イザナ:いつものような日常に向け、足早に駆け出していく。
GM:-------------
GM:シーンカット
GM:ロイスのみ可能です
海東あかつき:すること無し!以上!
煤竹イザナ:いい男 神楽和樹:〇尊敬/僕が霞んでしまうじゃないか
蔵馬屋敏樹:オッケーです!以上!
神楽 和樹:煤竹君にロイス。「〇有為/愛嬌だと思われると考えてたら三行半突きつけられなきゃいいな」
神楽 和樹:以上

【クライマックスシーン】

GM:全員登場!
海東あかつき:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+9[9] → 87

蔵馬屋敏樹:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+8[8] → 90

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+1(1D10->1)(侵蝕:91->92)した
神楽 和樹:1d10+110
DoubleCross : (1D10+110) → 8[8]+110 → 118

GM:----------------
GM:第四地区 ドーム跡
GM:----------------
GM:何もかもが燃えている
GM:君達が追いついた時には、むしろ爆炎も煙も多少は落ち着いたと言えるだろう。それほどまでに苛烈な炎だった
GM:今も尚あちこちがくすぶり、燃えている。南雲陣油個人がもたらした破壊がこの有様なのだ
蔵馬屋敏樹:「ちっ、うるせえし焦げくせえな……!」 目をつぶっているので比較的平気!
煤竹イザナ:(…闇雲な破壊痕、本当に”そうしたいからやった”といった感じだな)
GM:瀬戸兼典と南雲陣油。君達が迎え撃つべき二人は、もはや眼前にいる
南雲陣油:「来ると思ってたぜ」
蔵馬屋敏樹:「おっ、居るのかよそこに!」
蔵馬屋敏樹:「待ってると思ってたぜ!」
蔵馬屋敏樹:好戦的な笑みを浮かべる。
海東あかつき:手を離す。ここからは、あなたの戦いだから。
南雲陣油:ヤニをふかしながら君達の前に立つ。全身が炎を纏い、破壊の化身の如き様相
南雲陣油:「いつまで目ェつぶってんだよトシ。ツラ見せろよ」
南雲陣油:「目ぇつぶってケンカできると思ってんのか?」
蔵馬屋敏樹:あかつきの手から離れ、進む。
蔵馬屋敏樹:目を開ける。
瀬戸兼典:南雲の後ろで蔑んだような表情を見せている
蔵馬屋敏樹:「ヤニはやめなよ、ハザード」
蔵馬屋敏樹:「弱くなるぜ?」
南雲陣油:「…ああ、そうだな」
南雲陣油:「もう、弱くなるのはやめだな」ヤニを燃やし去る。体内に蔓延る粘菌が肺まで侵さぬための配慮だったが、最早ジャームには不必要な気遣い
蔵馬屋敏樹:「……じゃあ、俺も弱点を晒すのはやめとくわ」
南雲陣油:「お前相手に手加減なんて無様は晒さねえ」
蔵馬屋敏樹:もう一度、目を閉じる。
蔵馬屋敏樹:「知ってるかハザード。目をつぶると、炎は見えなくなるんだぜ?」
瀬戸兼典:「ブッ!ここまでバカかよお前!よく高校を卒業出来たな!?だから留年」
南雲陣油:カネを殴って黙らせる
南雲陣油:「ふざけるのはお前の勝手だよトシ」
南雲陣油:「ただ本気出さねえで死ぬようなことしてみろ」
南雲陣油:「アタシは何もかもを潰すぞ」
蔵馬屋敏樹:「あんたの知らねえ四年間。俺が何を積み重ねてきたか--」 書物型のジュラシックレコードを投げ上げる。
蔵馬屋敏樹:「--拝んで死にな。南雲陣油」 展開されたページが敏樹の内側に入りこみ、彼の全身がほんのりと青く光る。
蔵馬屋敏樹:「来いよ。あんたに俺の、全力を見せてやる」
南雲陣油:「ハハッ、やっと名前で呼んでくれたじゃねえの」
蔵馬屋敏樹:(俺が勝ちたかったのは、ハザードなんかじゃなくて、南雲陣油だったからな)
南雲陣油:「良いぜ。最高に良いよトシ。シャバに戻ってホントに良かった」
南雲陣油:「お前とガチで殴りあえる日が来るたあな!」
蔵馬屋敏樹:目をつぶったまま微笑む。南雲の居る方を間違いなく知覚している。
南雲陣油:「楽しませろよぉ!トシ!!じゃねえとなんもかんも燃え尽きちまうからなあ!!!」
蔵馬屋敏樹:「ああ、ラストダンスだ。姐御」
蔵馬屋敏樹:「あんたの最期まで、傍に居てやる」
南雲陣油:猛烈な熱波をはらんだ《ワーディング》が放たれる!衝動判定!
GM:意志で、難易度9!
煤竹イザナ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,6,7,10]+9[9] → 19

煤竹イザナ:うお
海東あかつき:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[2,7,7,8,10]+3[3] → 13 → 成功

神楽 和樹:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[2,4,4,5,5,7,8,9]+3 → 12

煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+7(2D10->4,3)(侵蝕:92->99)した
神楽 和樹:2d10+118
DoubleCross : (2D10+118) → 14[9,5]+118 → 132

海東あかつき:87+2d10
DoubleCross : (87+2D10) → 87+12[4,8] → 99

蔵馬屋敏樹:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+7[7] → 89

蔵馬屋敏樹:ミス!
蔵馬屋敏樹:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 6[3,6,6]+1 → 7 → 失敗

蔵馬屋敏樹:暴走!
蔵馬屋敏樹:89+1d10(さっきのダイス7込)
蔵馬屋敏樹:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+8[8] → 97

GM:ではセットアップ
神楽 和樹:なし
海東あかつき:なし
蔵馬屋敏樹:フルパワーアタック!
蔵馬屋敏樹:姐御とタイマンだからね!
南雲陣油:《フレイムディザスター》
煤竹イザナ:なし!
蔵馬屋敏樹:97→102 ラウンド中攻撃力+Lv*5 行動値0
南雲陣油:建物を破壊し、特殊地形:火を形成
GM:では初期配置も含めて特殊ルールを説明します
瀬戸兼典:なし
GM:初期配置 PC一行-(3m)-火-(2m)-南雲・瀬戸
GM:PCと南雲・瀬戸のエンゲージ間に火というエンゲージが存在します。
GM:通常のPCには一切の影響をもたらしませんが、ジュラシックレコードを常備化しているPCがこの上を通過する場合、そのメインプロセス終了時に6d10ダメージを受けます。
GM:以上です。
南雲陣油:熱風と共に火柱が各所から立ち昇り、世界を紅蓮に塗り替える
南雲陣油:「楽しいねえ!アタシを遮るモンは全部炎に飲まれていく!」
南雲陣油:「もっともっと、自由に生きてやるんだよ!!」
GM:というわけでイニシアチブ
南雲陣油:何もなければ《加速する刻》
蔵馬屋敏樹:こちらはなし!
海東あかつき:ないです
神楽 和樹:なし
煤竹イザナ:なし!
南雲陣油:マイナー無し
南雲陣油:メジャーで《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《紅蓮の衣》+《オーバードーズ》+《プラズマカノン》+《ポイズンフォッグ》+《アウトブレイク》!
南雲陣油:シーンドッジ不可攻撃!対象全員!
海東あかつき:妨害は無し!
GM:無しか!
神楽 和樹:《マグネットフォース》。対象は蔵馬屋
GM:!?
南雲陣油:ええい吹っ飛べ!
南雲陣油:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,3,3,6,7,8,9,9,10]+4[4] → 14

南雲陣油:ドッジ不能!
煤竹イザナ:ガードしかない!
南雲陣油:ではだめーじ
南雲陣油:【超越活性:プラズマカノン】【超越活性:プラズマカノン】【超越活性:プラズマカノン】
南雲陣油:プラズマカノン現在レベル9。侵蝕効果もろもろ全部合わせて
南雲陣油:2d10+162 しめてこう!諸々有効
DoubleCross : (2D10+162) → 10[2,8]+162 → 172

海東あかつき:1d10 リザレクト!
DoubleCross : (1D10) → 9

煤竹イザナ:1d10 リザレクト!
DoubleCross : (1D10) → 8

海東あかつき:侵食値108です。
煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+8(侵蝕:99->107)した
神楽 和樹:カバーして戦闘不能。蔵馬屋のロイスをタイタス化して蘇生。危険物じゃないってなら、吐いた言葉相応の動きは見せてもらう
蔵馬屋敏樹:神楽さん……!
南雲陣油:全身から黄色い粘体が溢れ出し、瀬戸と南雲を包む
南雲陣油:南雲の火炎の正体は粘菌。万象を喰らい、爆発物を代謝する異常生命体。
南雲陣油:やがて瀬戸と南雲を包む巨大な球体から多数の子実体が生え、空間に火薬の胞子が満ちる。刹那--
南雲陣油:ゴ ッ ッ
GM:地獄の鍋釜に爆炎が満ち、君達を津波の如く苛む
“綴”:「“転”」
神楽 和樹:左手が動く。炎のうち、蔵馬屋の眼前に紫電の障壁
神楽 和樹:防ぐものではない。位置をずらす、こちらへ動かすためのもの
神楽 和樹:炎に炙られた大気で臓腑が焼ける。折れかける足へ力を込める
海東あかつき:「----ッ」黒く染まったその肌が、上から更に焼け焦げる。
海東あかつき:だけど瞳の輝きに、一切の曇りはない。
煤竹イザナ:爆炎の中、ゆっくりと立ち上がる。
煤竹イザナ:まだ倒れはしない。この程度の熱は、いつも背負ってきたものに比べれば。
南雲陣油:「…アア?どいつもこいつもぶっ倒れねえでやんの」
南雲陣油:「面倒臭えなあ!トシとだけ相手させろよ」
GM:というわけでイニシアチブ
瀬戸兼典:行動値10、瀬戸のターンです
瀬戸兼典:マイナー無し、メジャーで《コンセ:オルクス》+《大地の牙》+《要の陣形》+《砂の刃》!
瀬戸兼典:判定行くぜ!
海東あかつき:ちょっとまって
海東あかつき:どうぞ!
瀬戸兼典:あ、対象指定してなかった
瀬戸兼典:蔵馬屋敏樹を除く3人!
瀬戸兼典:では判定!
瀬戸兼典:11dx7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,8,8,8,9,9]+10[3,3,3,6,9]+5[5]+5 → 30

瀬戸兼典:対応せよ
煤竹イザナ:ドッジ!
煤竹イザナ:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 7[1,2,3,4,6,7]+1 → 8

海東あかつき:3dx+1>=30 ドッジ
DoubleCross : (3R10+1[10]>=30) → 10[1,5,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

神楽 和樹:悪いがこのタイミングは温存
神楽 和樹:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,2,4,6,7,10]+2[2]+1 → 13

神楽 和樹:ドッジ失敗
瀬戸兼典:ダメージ!
瀬戸兼典:4d10+26 悪いが輝き鳩とは固定値が違うぞ!
DoubleCross : (4D10+26) → 15[3,6,3,3]+26 → 41

瀬戸兼典:装甲-5して計算して下さい
神楽 和樹:戦闘不能。ユミルのロイスをタイタス化、蘇生
海東あかつき:キューティーカレンのロイスをタイタス昇華して復活
煤竹イザナ:煤竹楢矢のロイスをタイタス化して蘇生
瀬戸兼典:「チッ、あの男、クソだな」
瀬戸兼典:「守ってもらって情けねえったらありゃしねえ!」
瀬戸兼典:「お前一人で孤独に戦いやがれッ!オラァっ!」
瀬戸兼典:巌のような腕が多重に分裂し、鎖と共に空から放たれ降り注ぐ!
海東あかつき:打ち据えられて、地に伏せる。その目は依然、力を失わない。
神楽 和樹:受け止め。杖の代わりに銃を大地に衝く
神楽 和樹:「負け犬が負け犬を笑ってるぜ」
神楽 和樹:「笑えもしねぇな」
瀬戸兼典:「ンだとォコラァ!?」
煤竹イザナ:身体が抉れ飛ぶ。依然、地に足はついたまま。
蔵馬屋敏樹:「神楽さん……あんたが隣りにいてくれるんだ。俺は負け犬なんかじゃないぜ」
蔵馬屋敏樹:依然、目を閉じたまま、感覚を研ぎ澄ます。
GM:ではイニシアチブ
GM:解答あかつきの手番
海東あかつき:オートでウェポンケース使用。アルティメイド服を装備します。
海東あかつき:マイナーで《オリジン:レジェンド》シーン中<精神>判定の達成値+12
海東あかつき:メジャーでコンボ【珊瑚の軌跡】。《死神の瞳》《因果歪曲》対象は南雲陣油と瀬戸兼典。当たれば次のダメージに+7D。
海東あかつき:6dx+18
DoubleCross : (6R10+18[10]) → 9[2,4,5,5,6,9]+18 → 27

海東あかつき:侵食値+8して116.
南雲陣油:ドッジ!
南雲陣油:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[7,10]+9[9] → 19

南雲陣油:割と回すね
瀬戸兼典:ドッジ!
瀬戸兼典:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,4,8,9,9] → 9

GM:両方ダメ!
海東あかつき:演出いきます。
海東あかつき:邪眼が放つ闇色の眼光が、焼野を奔りジャームに迫る。
海東あかつき:超常の力が軌道上の燃焼現象を制圧し、その手を敵に届かせる為の、最短距離を作り出す。
海東あかつき:気炎もまた超常の力、すぐさま火勢は元通り。だけど、少しでも抑えられたならそれでいい。
海東あかつき:メデューサの瞳に映るのは、倒されるべき怪物だ。その動きは止まる。
海東あかつき:ペルセウスの瞳が映すのは、怪物退治の3つの力だ。その動きが始まる。
海東あかつき:「行ってください!皆さん!」
GM:イニシアチブ。行動値優先により煤竹イザナのターン
煤竹イザナ:はーい!
煤竹イザナ:マイナーで戦闘移動して接敵
煤竹イザナ:メジャーでコンボ『迅雷風烈・掌』を使用、対象は瀬戸!
煤竹イザナ:風鳴の爪、疾風迅雷、紅蓮の衣、マシラのごとく
煤竹イザナ:6dx+9
DoubleCross : (6R10+9[10]) → 10[1,3,9,9,10,10]+5[5,5]+9 → 24

瀬戸兼典:が、ガード…!
煤竹イザナ:あ、
煤竹イザナ:すいません、ダイス二個少なかったので振りなおしてもいいですか…?
煤竹イザナ:エンチャント分を忘れていた
GM:OKです。今2個分ふってね
煤竹イザナ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[3,5] → 5

煤竹イザナ:では達成値そのままで
煤竹イザナ:ダメージ!
煤竹イザナ:10d10+112
DoubleCross : (10D10+112) → 56[8,7,3,7,5,2,2,4,8,10]+112 → 168

煤竹イザナ:2のダイスを二つ振りなおします
煤竹イザナ:164+2d10
DoubleCross : (164+2D10) → 164+17[10,7] → 181

煤竹イザナ:諸々有効!
煤竹イザナ:煤竹イザナの侵蝕を+13(侵蝕:107->120)した
GM:…?
瀬戸兼典:3人分相手すると思って結構盛ったんだが
瀬戸兼典:普通に瀕死…!
煤竹イザナ:海東あかつきの声に応えるように炎の壁を越え、二人の敵の姿を捉える。
煤竹イザナ:「…さて、デカブツよ。安心しろ、僕は君にしか手を出さん。」
煤竹イザナ:「ここで水を差すほど無粋な男ではないということだ。せいぜい感謝することだ。」
瀬戸兼典:「ンだぁなよっちいガキがよぉ!」
瀬戸兼典:「態度ばかり偉そうでよぉ!お前みたいなやつなら何十人とぶっ殺してきたぜ!」
煤竹イザナ:「…近末恵もか。なるほど。」
瀬戸兼典:「アア!?ンだよ、お前あのスケに惚れてたのか?」
煤竹イザナ:「君のような粗野なチンピラが最後の相手とは、悲しくて涙が出てしまうな。」
煤竹イザナ:「…そうやって振りかざして」
瀬戸兼典:「クソウゼえ癖に無駄に強いから、ちょいと頭使ってぶっ殺したってのによぉ」
瀬戸兼典:「お前見てえな小バエがついてくるのがマジで最悪だぜ!!」
煤竹イザナ:「握り固めた拳で」相手の話が聞こえないように、矢継ぎ早に
煤竹イザナ:「一体何を掴める」
煤竹イザナ:「誰の手を握ってやれる」
煤竹イザナ:「誰の顔を撫でてやれる」
煤竹イザナ:「そんなもの、空を切るだけにしか使えまい。」
瀬戸兼典:「ヘッ!!間違いだな!!」
瀬戸兼典:「テメーをミンチにしてやれるぜ!!!」
煤竹イザナ:「…見解の相違だな。むなしいむなしいチンピラよ。」
瀬戸兼典:巨大な、まさしく鉄拳が君へと迫る
煤竹イザナ:それを、まるで当たり前のようにかわす
煤竹イザナ:普段はエフェクトにより構築している無音の空間を、過剰なまでの集中で作り出す
煤竹イザナ:聞こえるのは相手と自分の心音と、筋肉の胎動のみ
煤竹イザナ:それさえ分かれば、全て避けて、全て当てられる
煤竹イザナ:逆方向に折り曲げるように、肘を撃つ
瀬戸兼典:バキッ、と、折れ飛ぶ腕
煤竹イザナ:怯んだところに潜り込み、鳩尾辺りに一撃
煤竹イザナ:その後も、止まらず、何発も
煤竹イザナ:何発も、打撃を加える
煤竹イザナ:「…パーはグーよりも強い。」
煤竹イザナ:「幼子でも知っていることだ。」
瀬戸兼典:「ウグウッッ!?!?ガヘェ!?」
瀬戸兼典:尋常ではない強度を誇る肉体が、一打ごとに確実に綻んでいく。どうにか君を突き放す頃には殆ど虫の息だ
瀬戸兼典:「ハァーッ…!ゴ、ゴボッ……テメェーッ!!」
GM:イニシアチブ。南雲陣油のターン
南雲陣油:メジャーで《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《紅蓮の衣》+《オーバードーズ》+《プラズマカノン》+《ポイズンフォッグ》+《タブレット》!煤竹君以外の3人のエンゲージに範囲攻撃します
海東あかつき:コンボ【魔王蛇の御前】《魔獣の咆哮》《盲目の羊》で判定ダイスー11。
南雲陣油:そ、それだとダイスが振れねえ!判定失敗です
海東あかつき:侵食値+5して121。
南雲陣油:深く息を吸い込む。体内で発生した胞子に点火し、龍の吐息の如く火炎を吐き散らす技だ
海東あかつき:「通さない」炎の中から黒影が伸びる。
海東あかつき:周囲を赤く照らす炎の中で、それをものともせずに、輝きを蹂躙するように蠢く影。
海東あかつき:地を這って伸ばされた影絵の巨人の両腕が、その首を締め上げて動きを止める。
南雲陣油:「ゴホッ!ぐっ、クソが!ンだお前!」炎をまとって影絵の巨人を追い払う。
南雲陣油:「チッ、面倒くせえ!」
GM:というわけで、イニシアチブ。蔵馬屋敏樹のターン
GM:じゃない!
GM:神楽和樹のターン!
神楽 和樹:《オリジン:レジェンド》《ポルターガイスト》。シーン中精神判定達成値+12、レッドテンペストの破壊効果をカスタマイズ:エピックで無効化
神楽 和樹:侵食率140%。《Cノイマン》《コントロールソート》で瀬戸に射撃
瀬戸兼典:こい!
神楽 和樹:11dx7+19
DoubleCross : (11R10+19[7]) → 10[1,2,4,4,5,7,7,8,9,10,10]+10[3,4,5,7,7,8]+10[4,5,9]+3[3]+19 → 52

瀬戸兼典:5dx ドッジ!
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,6,6,7,10]+5[5] → 15

瀬戸兼典:だめ・・・!ダメージどうぞ
神楽 和樹:6d10+52
DoubleCross : (6D10+52) → 20[2,5,6,3,2,2]+52 → 72

神楽 和樹:装甲有効72
瀬戸兼典:ええっと
瀬戸兼典:死ぬ…!
瀬戸兼典:復活なし!戦闘不能です
神楽 和樹:演出させてもらいます
GM:どうぞ!
“綴”:「よく吼えよるな、あの駄犬」
神楽 和樹:「耳障りだ」
“綴”:「なら──わかっておろう」
神楽 和樹:「……」
神楽 和樹:ライフルを置く。ちょうど、目の前の対象は煤竹が注意を引きつけてくれている
神楽 和樹:「scribere」
神楽 和樹:始まりの言葉はひとつ。呼応するよう、ライフルの表面に光=幾多の象形文字が浮かぶ。
神楽 和樹:《始筆<サイン>》
神楽 和樹:ライフルへ乗る歪<ノイズ>。ブレた銃身が文字となって解けた。
“綴”:神楽和樹の“隣人”、綴と名乗るRBの起源は文字。血肉はなくとも、彼女は和樹を通して力を示す。
神楽 和樹:散った文字は集まる。形を変え、色を変え、雷の光を放ちながら。
神楽 和樹:光の中へ手を伸ばす。虚空ではない感触が返る。掴まれたのは、身の丈に近い一本の杖。
神楽 和樹:物語られる魔法使いの持つ樫の木ではない、冷たく輝く機甲の色を持つ“魔術師の杖”。
“綴”:「咲け」
神楽 和樹:杖の先端が開き。質量と幾何学を無視した更なる変異が続く。
神楽 和樹:グリップを兼ねるフレームから外装の拡張=展開=先端にて高速回転する方陣=詠唱される呪文群=ソプラノのように響く高音
神楽 和樹:追詞:固定<アンカー>=己の肉体を光の文字列が大地と繋ぐ
神楽 和樹:展開を終えた杖──砲と化した得物を握り締め、腰を落とし。構え、
神楽 和樹:「──」
神楽 和樹:引き絞る=炸裂/極小単位に圧縮した魔術文字を使用する荷電粒子砲/目標への着弾まで、
瀬戸兼典:「クソが…俺は、こんなところで…!」
瀬戸兼典:「姐御…姐御ーーーッッ!!!」
瀬戸兼典:ひび割れだらけの肉体にひときわの衝撃が走り、微塵に砕け散る。
瀬戸兼典:瀬戸兼典、再びの死亡
神楽 和樹:「……もう聞こえてないだろうし、聞いて欲しくもないが」
神楽 和樹:「態度ばかり偉そうで。お前みたいなやつなら何十人とぶっ殺してきたよ、俺も」
神楽 和樹:12-1d10
DoubleCross : (12-1D10) → 12-7[7] → 5

神楽 和樹:バックファイア食らってHP5
南雲陣油:「カネ……」
南雲陣油:「もっかい生き返らしてやるさ。これが終わりゃあ全部なかったことになる」
南雲陣油:「お前はアタシの後輩だ。どんなやつだろうと面倒見てやるよ」
GM:というわけで、今度こそ蔵馬屋敏樹のターン!
蔵馬屋敏樹:よし!
蔵馬屋敏樹:「南雲陣油、ハザード、姐御。あんたがなんであれ、俺はあんたを超えなきゃならねえ」
蔵馬屋敏樹:マイナー、戦闘移動
蔵馬屋敏樹:炎を越えて接敵します
蔵馬屋敏樹:6d10ダメージ頂きます
蔵馬屋敏樹:6d10
DoubleCross : (6D10) → 30[3,2,7,4,9,5] → 30

蔵馬屋敏樹:南雲陣油へのロイスを好意◯/殺意に切り替え、タイタス化
蔵馬屋敏樹:昇華して復活します
蔵馬屋敏樹:メジャー、南雲陣油を対象にコンボ:獣王無尽を使用
蔵馬屋敏樹:コンセ+獣の力+獣王の力
蔵馬屋敏樹:102→109です
南雲陣油:来い!
蔵馬屋敏樹:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,1,1,4,4,5,7,9,10,10]+10[1,8,8,10]+6[2,3,6]+3 → 29

南雲陣油:ガード!
蔵馬屋敏樹:リアクションどうぞ!
蔵馬屋敏樹:ダメージ行きます!
蔵馬屋敏樹:74+3d10+7d10
DoubleCross : (74+3D10+7D10) → 74+11[3,3,5]+60[10,6,10,8,10,8,8] → 145

南雲陣油:そんなに高い出力で…!死んじゃう!でも《アクアウィタ―エ》で復活!
南雲陣油:起源種だからスゲーライフ回復するぞ!
蔵馬屋敏樹:炎に焼かれ、激痛が走り、その度に完全な再生が行われる。地獄の中で敏樹は顔色一つ変えずに南雲陣油へと迫る。
蔵馬屋敏樹:その歩みに迷いは無い。
南雲陣油:「来いよトシィ!」
蔵馬屋敏樹:音、匂い、磁気、この星に生まれた動物たちは視覚以外の力も使って外敵を捉え、生存の為に戦った。炎という恐怖を超えるために、敏樹もまた、そういう戦いを選んだ。
南雲陣油:「ぶっちめてやるよ、このクソ舎弟!」
蔵馬屋敏樹:「生きるために」
蔵馬屋敏樹:敏樹と同じく戦った生命の、その記録が、生き様が、ジュラシックレコードの中には眠っている。
蔵馬屋敏樹:「守るために」
蔵馬屋敏樹:それが今、敏樹の祈りに答えて目覚めようとしていた。
蔵馬屋敏樹:「なんだって良い……遺産よ、俺に力をくれ! 俺が憧れた星を目指す為に!」
蔵馬屋敏樹:奇跡は此処に。遺産は祈りに応え、敏樹はオーヴァードの常識を超えた。
蔵馬屋敏樹:敏樹の声帯は無意識の内にウオクイコウモリのそれを再現していた。
蔵馬屋敏樹:敏樹の鼓膜は無意識の内にハチノスツヅリガのそれを模倣していた。
蔵馬屋敏樹:敏樹の鼻腔は無意識の内にバセットハウンドのそれを臨写していた。
蔵馬屋敏樹:「陣油ううううううううううううううううううううううッ!
蔵馬屋敏樹:真っ直ぐに拳を放つ。
蔵馬屋敏樹:拳を受ければ南雲は気づく。異常に『重い』と。
蔵馬屋敏樹:かつて受けたもの、かつて見たもの、これまでデータで確認したものと明らかに異なる。
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹の肉体の内部で、既に得体の知れない何かが始まっている。
蔵馬屋敏樹:ジャーム化でも、暴走でもない。感覚の鋭さに収まらない異常現象が。
南雲陣油:「ぐううううう!!!!」
蔵馬屋敏樹:「俺の憧れたあんたの背中が! 俺の胸に生きる背中が! 今のあんたをぶっ潰す!」
蔵馬屋敏樹:「覚悟しやがれ!」
南雲陣油:踏ん張った両足の足場がクモの巣状に爆ぜ割れ、クロスガードした両腕が軋み、全身に衝撃が奔る
南雲陣油:「上等だテメエ…!!!アタシがそう簡単に超えられる壁ならよかったなあ!!!!」
南雲陣油:筋肉という筋肉が千切れるが全て粘菌がミオシンとアクチンを構成し直す
南雲陣油:折れた骨は増血性プロテインに変異して構成し直される。
南雲陣油:イカレた神経は全て粘菌コンピューティングに置換され、かえって尋常ならざる伝達速度を手に入れる
南雲陣油:南雲陣油もまた、既にヒトならざる領域へと足を踏み入れた、人菌一体のミュータントへと変貌していた
南雲陣油:肉体に刻まれた傷という傷から炎が吹き出し、まさしく化け物へと成り果てた。
GM:クリンナップ。
GM:特に無ければふたたびセットアップです
南雲陣油:セットアップ
南雲陣油:《先陣の炎》
海東あかつき:イニシアチブでアルティメイド服を脱ぎ棄てます。
蔵馬屋敏樹:ゲッ
蔵馬屋敏樹:じゃあ素直にフルパワーアタックです
煤竹イザナ:無し!
海東あかつき:セットアップなし
南雲陣油:行動値+30
蔵馬屋敏樹:109→113
神楽 和樹:なし
GM:ではイニシアチブ
南雲陣油:《加速する刻》
南雲陣油:メジャーで《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《紅蓮の衣》+《オーバードーズ》+《プラズマカノン》+《ポイズンフォッグ》!
南雲陣油:対象は同エンゲージのふたり!範囲化はこれでうちどめ!
海東あかつき:コンボ【魔王蛇の御前】《魔獣の咆哮》《盲目の羊》で判定ダイスー11。
海東あかつき:侵食値+5して126。
南雲陣油:じゃあ駄目だ…!
南雲陣油:判定失敗!
南雲陣油:「ラアア!!」
南雲陣油:上昇気流に乗せて渦巻く胞子を乗せる。火災竜巻が周囲にいる二人を巻き込まんとする!
海東あかつき:影絵の巨人の、その顔が。赫い瞳を爛々と輝かせる黒きかんばせが、南雲陣油の真下に現れる。
南雲陣油:「アアアア!また、お前か!邪魔すんじゃねぇッッ!!」
海東あかつき:その髪の毛が浮かび上がり、粘菌を巻き込み、焔を押し潰す。
海東あかつき:「......ああ」
海東あかつき:「おいしそう」
南雲陣油:「ちっ……」焔が消える。いかな南雲とて、最大の火力を常に維持できるわけではない
GM:イニシアチブ、再び南雲の手番
南雲陣油:メジャーで《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《紅蓮の衣》+《オーバードーズ》+《プラズマカノン》!対象蔵馬屋敏樹!
蔵馬屋敏樹:来い!
蔵馬屋敏樹:暴走してるから素直に受けるぞ!
南雲陣油:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,1,3,7,7,7,7,9,10]+8[8] → 18

蔵馬屋敏樹:ダメージください!
南雲陣油:暴走しているせいでむしろ火力が減ってる!
蔵馬屋敏樹:えっ、エモい
南雲陣油:2d10+112 ダメージ!
DoubleCross : (2D10+112) → 9[7,2]+112 → 121

蔵馬屋敏樹:死ぬ!
蔵馬屋敏樹:ライバルのロイスを叩き切って復活! 青春の終わりだ……!
南雲陣油:「歯ァ食いしばれやァ!!!」
蔵馬屋敏樹:「やってみろやあ!!!」
南雲陣油:右手一本に全ての火力を集中させ
南雲陣油:顔面に叩き込むとともに炸裂させる!!
南雲陣油:クジラであろうと一撃で絶命せしめる破滅の拳が君を苛む
南雲陣油:粘菌。動物でも植物でもない、原初の特質を持つ生物の力。それが南雲の破滅的な破壊の奔流を支えているのだ
蔵馬屋敏樹:モロに受ける。よろめく。だが立っている。
蔵馬屋敏樹:割れた額から、金属皮膜をされた骨格が一瞬だけ覗く。カプリアビダス・メタリダランス。金属を加工する微生物の一種だ。骨芽細胞の一部をこの微生物に置き換え、彼は皮下に鎧を形成していた。
蔵馬屋敏樹:防御型の獣化は竜鱗と呼ばれ、世界各地で確認されている。しかしおかしい。敏樹自身がそれを発動させる素振りは無かった。
蔵馬屋敏樹:いや、そもそもがおかしい。南雲陣油は気づくことだろう。たった一人の人間が変化するにしては、獣の種類があまりに多すぎると。
南雲陣油:「ハァッ…ハァッ……!」
南雲陣油:消耗し始めている。無尽蔵の破壊の力が、それでも限界を迎え始めているのだ
GM:イニシアチブ。海東あかつきのターン
海東あかつき:マイナーで落ちてるアルティメイド服を広い、ウェポンケースを通じて装備。
海東あかつき:メジャーでコンボ【海獣殺し】《悪魔の影》《死神の瞳》対象は南雲陣油。当たれば次のダメージ+7Dと、次の攻撃にリアクション不可。
海東あかつき:6dx+18
DoubleCross : (6R10+18[10]) → 10[1,4,6,7,9,10]+2[2]+18 → 30

南雲陣油:ドッジ!
南雲陣油:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[5,7] → 7

南雲陣油:むりです…
海東あかつき:侵食値+8して134.
海東あかつき:続いてのイニシアチブで《精髄吸収》。対象は南雲陣油。HPダメージを与えてその分回復します。
南雲陣油:うぎゃー!
海東あかつき:このダメージには先ほど使用した《死神の瞳》の効果が乗っかります。
海東あかつき:6d10+7d10
DoubleCross : (6D10+7D10) → 23[7,6,3,1,3,3]+34[10,6,3,5,1,7,2] → 57

南雲陣油:ほ、ホントにギリギリ残る!
海東あかつき:侵食値+8して142
海東あかつき:手鏡を通じ、己の身を魔眼の元に晒す。
海東あかつき:そこから生まれ出た影絵の巨人は、変質した己の姿を直視して生まれた姿。
海東あかつき:故にそれはメデューサである以上に、海東あかつきなのだ。
海東あかつき:「......ふふ」
海東あかつき:「懐かしい」影絵の髪が蛇となり、南雲陣油へと食らいつく。
海東あかつき:起源種なりし粘菌、生類孕みし記録、極上の供物を前に吸血衝動が花開く。
海東あかつき:水を差す行為でもある...理性がそう知っていようと、深き衝動を抑えることはできない。
南雲陣油:「ンだと…!?があああ!!」
海東あかつき:辛うじて、味方には手を出さない程度。
海東あかつき:古き血の摂取。それは海東あかつきの身に宿った衝動なのだから。
“綴”:くくく。同胞とその主の姿に、口元が吊り上がる
南雲陣油:意地でも膝はつかない。能力以前に、彼女は南雲陣油。敵の前で屈するなどもってのほかなのだ
GM:イニシアチブ。煤竹イザナのターン
煤竹イザナ:待機で!
GM:では続いて神楽和樹のターン
神楽 和樹:「──」
神楽 和樹:対峙する二人を見やる。杖の先端は、大地に向けられ。
神楽 和樹:待機
GM:ではイニシアチブ
GM:蔵馬屋敏樹のターン
蔵馬屋敏樹:マイナーでコンボ:死霊秘法(アカシックレコード)
蔵馬屋敏樹:完全獣化+知恵ある獣
蔵馬屋敏樹:侵食113→121
蔵馬屋敏樹:メジャーでコンボ:獣王武神(ゴッドオブモンスター)
蔵馬屋敏樹:コンセ+獣の力+獣王の力+神獣撃
蔵馬屋敏樹:対象は南雲陣油!
南雲陣油:こいよ
蔵馬屋敏樹:「残念だったなあ陣油……もう炎は怖くねえ」
蔵馬屋敏樹:距離は稼いだ。敏樹はその目を開き、確実に南雲陣油の位置を捉え、最速最短で突貫し、拳を突きだす。
蔵馬屋敏樹:「何せこの距離ならあんたしか見えないからよぉっ!」
蔵馬屋敏樹:開いた瞳には涙。
蔵馬屋敏樹:そこで初めて、誰もが異常に気づいた。
蔵馬屋敏樹:地球最大の熊、コディアックヒグマの膂力を伴う拳打。インパクトの瞬間には腕がメガロドンの顎に変化し、20tの暴力で敵対者を噛み潰す。
蔵馬屋敏樹:続く肘打ちではモンハナシャコの鋏となった腕が音速を超える。足はダイオウイカの触手とハクトウワシの爪で確実に大地を踏みしめている。
蔵馬屋敏樹:骨はカプリアビダス・メタリダランスの金属生成能力を用いてコーティングされており、反動は彼の身体を一切傷つけない。
蔵馬屋敏樹:ここで神楽和樹へのロイスをタイタス、昇華
蔵馬屋敏樹:C値を低下させます
蔵馬屋敏樹:判定開始します
蔵馬屋敏樹:14dx6+3 白兵
DoubleCross : (14R10+3[6]) → 10[1,2,3,3,3,3,5,5,5,6,7,9,10,10]+10[6,6,7,8,9]+10[1,3,5,10,10]+10[1,10]+10[9]+10[8]+3[3]+3 → 66

南雲陣油:ガード!
海東あかつき:リアクション不可だぞ
蔵馬屋敏樹:74+8d10+7d10 装甲有効
DoubleCross : (74+8D10+7D10) → 74+37[9,5,1,4,4,7,1,6]+42[3,6,4,9,10,1,9] → 153

南雲陣油:完膚無きまで死亡。
南雲陣油:復活エフェクト無し。南雲陣油、戦闘不能。
蔵馬屋敏樹:演出続き行きます!
GM:どうぞ
蔵馬屋敏樹:誰もが分かったことだろう。瞬間瞬間、戦闘に最適な獣の力を引き出し、最高効率のタイミングでそれを切り替えている。
蔵馬屋敏樹:複数の完全獣化を同時に使いこなす。一人一種類が基本である完全獣化の常識を打ち破る埒外の乱舞が放たれた。
蔵馬屋敏樹:蔵馬屋敏樹は愚かだ。それ故に、彼に常識は通用しない。その力は悲嘆の度、絶望と復活の度、無限にエスカレートしていく。
蔵馬屋敏樹: 
蔵馬屋敏樹:かくて、後に第四支部長日馬美礼がモデル:生命樹(ケテル・マルクト)と名付ける異形の完全獣化は観測された。
蔵馬屋敏樹:本来、生命を紡いだ造物主のみが許されるべき、星そのものを背負った力である。
南雲陣油:無尽の獣の連撃を受けるたびに再生を続けていた粘菌の力も遂に尽き果て
南雲陣油:肉体の限界を迎えた南雲は、後ろへと倒れ込む
南雲陣油:「ゲホッ………クソ、これで終いか」
南雲陣油:「やっぱ、ヤニは吸うもんじゃねえな…」
蔵馬屋敏樹:「……言いたいことがあるなら聞く」
南雲陣油:口から薄く血を吐き出して
蔵馬屋敏樹:「あんたの傍に、最期に立つ男は俺だ」
南雲陣油:「ははは。ンだよ…トシの癖に…ちょっとかっこいーじゃん…」
蔵馬屋敏樹:侵食121→130
蔵馬屋敏樹:「……愛してたよ、陣油」
南雲陣油:「……」
南雲陣油:今度は笑わない
蔵馬屋敏樹:「きっと、最初からイカれちまってた」
蔵馬屋敏樹:「遅れて、ごめん」
南雲陣油:「やりたいことやって死ぬんだ。お前が本気なら、笑って送れよ。」
南雲陣油:「じゃーな。敏樹」
蔵馬屋敏樹:笑う。あの日と同じように。
蔵馬屋敏樹:「さよなら、陣油」
南雲陣油:ほほえみ返して、目を閉じ--
南雲陣油:全身が炎に包まれて、灰になる
蔵馬屋敏樹:送る。あの日と違う呼び方で。
GM:戦闘終了

【バックトラック】

GM:というわけで、Eロイスの発表!
海東あかつき:期待大!
GM:輝き鳩:《無限を継ぐ者》《妄念の姿》
GM:瀬戸兼典:《妄念の姿》
GM:南雲陣油:《超越者の戯れ》《超越活性:プラズマカノン》《超越活性:プラズマカノン》《超越活性:プラズマカノン》
GM:合計7つ!好きにするが良い
蔵馬屋敏樹:全部振る!
蔵馬屋敏樹:130-7d10
DoubleCross : (130-7D10) → 130-33[7,5,1,9,2,7,2] → 97

煤竹イザナ:帰らねばならんから貰うぜ!
神楽 和樹:144-7d10
DoubleCross : (144-7D10) → 144-47[2,8,4,9,8,7,9] → 97

煤竹イザナ:120-7d10
DoubleCross : (120-7D10) → 120-34[10,4,1,9,1,5,4] → 86

海東あかつき:142-7d10
DoubleCross : (142-7D10) → 142-40[3,4,1,4,10,10,8] → 102

神楽 和樹:97-4d10 素振り
DoubleCross : (97-4D10) → 97-29[7,7,8,7] → 68

蔵馬屋敏樹:97-3d10 素振り
DoubleCross : (97-3D10) → 97-12[3,8,1] → 85

煤竹イザナ:ロイス5個、素振り
煤竹イザナ:86-5d10
DoubleCross : (86-5D10) → 86-31[5,6,5,6,9] → 55

海東あかつき:102-5d10 素振り
DoubleCross : (102-5D10) → 102-24[1,10,5,5,3] → 78

神楽 和樹:4点で終了
蔵馬屋敏樹:5点!
煤竹イザナ:4点!
海東あかつき:5店!
GM:セッション点8点+いつもの5点+E・Dロイス8点
GM:合計21点に侵蝕点を足したのが今回のセッション経験点です
蔵馬屋敏樹:26点いただきます!
煤竹イザナ:25点!いただきます!
神楽 和樹:25
海東あかつき:26点いただきます!
GM:GMは104割る3で35点!もらいます。ありがとうございました!

【ED 神楽和樹】

GM:ゴーレムは膨大な数がいたが、最終的には要請を受けたエージェント達が集合することで全て撃退し、騒動を収束させることが出来た。
GM:“ハザード”の残した大小様々な建造物の破壊は、全て地震で誘発されたガス爆発が原因であることにされた。
GM:…そして現在。神楽和樹は、“権利”であるインリークォセルリーダーとの交渉機会によって招致されたのであった
GM:“ウトラ”によって移動した先。場所は現実世界というが、密閉空間にあらゆる情報遮断をされた殺風景な場所へと君は通されている。
神楽 和樹:腕を組み。足を組み。表情は能面のごとく。
神楽 和樹:交渉するという態度ではない。もっとも、言うまでもなく相手には伝わっているはずだ
神楽 和樹:ここに来た理由は話し合いではない、と
“マスターアダム”:そして君に相対するは、負けず劣らず能面のような鉄面皮。
“マスターアダム”:染めたものではない金髪。一切のトレーニング無く整った肉体を晒す上半身裸。
“マスターアダム”:彼こそはインリークォセルの最高責任者。セルリーダー、“マスターアダム”アリオスト・グノーメである。
“マスターアダム”:「こんにちは。神楽和樹。まずは、今回の不始末に手を貸してくれたことを感謝したい。全ては我々の管理不行き届きだ。」
神楽 和樹:「安い謝罪だな」
神楽 和樹:「あの狂犬女と負け犬連中切り離して。やらかした結果はこれだ」
神楽 和樹:「まぁ。周囲を気にするようじゃFHのセルなんざやってらんねぇだろうがな」
“マスターアダム”:「耳が痛いものだ。差し出せるものならばなんなりと言って欲しい。無論交渉とは別に用意する」
神楽 和樹:「いるかバカ」吐き捨てる。数日間能面だった顔に色が入る
“マスターアダム”:「そうか。」
“マスターアダム”:まったくの無表情。
神楽 和樹:「お前の言う管理不行き届きをやらかしたクソ飼い主の顔だけ拝みに来てやるつもりだったが」
神楽 和樹:「大概だな。神殺しを狙うなんざ大言、回す前に他のものが必要だろ」
“マスターアダム”:「他のもの?」
神楽 和樹:「そこで聞き返すなら言っても無駄だ」
“マスターアダム”:「そうか。自省に務めるとしよう。」
神楽 和樹:短いやり取り。変わらない顔。言葉。思考が回る
“マスターアダム”:「しかし、拝みに来ただけだと?事情を知る限りは、此方が能う領域の問題だと思うのだが。」
神楽 和樹:……本気で言っているのだろう。このやり取りだけで、理解できる
神楽 和樹:理性で言葉を繰るのではない。本能、ただあるがまま
神楽 和樹:できるからこいつはそう言う。だから、その手段を探す俺の否定を疑問視する
神楽 和樹:「見えてる地雷に突っ込むほど追い詰められてるつもりはない」
“マスターアダム”:「地雷、か。」
“マスターアダム”:「成程、此方も又一切の対価が必要ではないとは言えない。“交渉”としたのはそういう理由だ。だが検討する材料すら揃ってない段階でそう判断をしたと?」
神楽 和樹:「……」
“マスターアダム”:「生理的な嫌悪感故にか?はたまた別の理由があると?」
“マスターアダム”:はじめから終わりまで、彫像の如く必要最低限の可動域を動かして語る
神楽 和樹:「俺がガキの頃。ジジイから魔術を教わる時、基本のひとつとして与えられた言葉がある」
神楽 和樹:「“理を詰め、法を学び、そして”」
神楽 和樹:「“己を信じろ”」
“マスターアダム”:「ふむ…」
神楽 和樹:「理屈を詰めに詰めた後。世界を変えると選ぶのは自分だ」
神楽 和樹:「その選択肢を間違えたと感じるようなら、呑み込まれる」
神楽 和樹:「インリークォ。神殺しを名乗るお前らを」
神楽 和樹:「俺は認めない。そのために積み上げられたもののためにも」
神楽 和樹:「根を掘り返し」
神楽 和樹:「幹を砕いて」
神楽 和樹:「枝をへし折り」
神楽 和樹:「一葉まで燃やし尽くす」
神楽 和樹:「それが選択だ」
“マスターアダム”:「承知した。」
“マスターアダム”:「無論、抵抗はする。来るならば、相応の対応をすることになる。分からない貴兄ではあるまい」
神楽 和樹:「そうだな。以前にも、神殺しを名乗った野郎と争ったことはある」
神楽 和樹:「再演だ。何度だろうが」
神楽 和樹:「生きるために戦うなら。ぶつかるしかねぇだろう」
“マスターアダム”:「まさしく。」深く頷く。
神楽 和樹:その顔を眺め。乱暴に立ち上がる
“マスターアダム”:「委細承知した。神楽和樹。貴兄の選択を尊重しよう。」
神楽 和樹:「その一点だけは感謝する」
神楽 和樹:背を向けて、ただひとつ浮かぶ出口へ歩き出し
“マスターアダム”:「参考に聞かせて貰いたい。神殺しを標榜していたと言う者達とはどういった存在だった?」
神楽 和樹:止まる
神楽 和樹:「…………」
神楽 和樹:「世界を救いたがった野郎だ」
神楽 和樹:「見ちまった邪悪な何かを滅ぼそうと、戦うことを選んだ奴らだ」
神楽 和樹:「──骸を積み上げて。ただ一念のために突き進んだ」
神楽 和樹:だから、あの男を。
神楽 和樹:父親を
神楽 和樹:「だから。俺が殺した」
神楽 和樹:足は進む。
神楽 和樹:出口を潜る。決別は果たした
神楽 和樹:──俺の願いはいまだ叶わない。だが
神楽 和樹:……俺は必ず。彼女と先を往く

【ED 海東あかつき 煤竹イザナ】

GM:ここは第四支部正面。ここもゴーレムの襲撃によって少なからぬ打撃の痕が見える
煤竹イザナ:「わざわざ見送りに顔を出すとは、君も律儀だな。海東。」
海東あかつき:「いえいえ、煤竹先輩にも随分とお世話になったッスから!」
煤竹イザナ:「出発自体はまだだが…そうだな、龍造寺から連絡が来るまで、少し話そうか。」
海東あかつき:「良いッスね。あたしも今は余裕があるッス」
海東あかつき:「任されてる仕事とかは無ーい!お暇をもらってフリータイム!」
煤竹イザナ:「…」戦闘での、彼女の姿を思い出す
煤竹イザナ:「君の」
煤竹イザナ:「君の体に居るそれ」
煤竹イザナ:「…嫌いだと、思ったことはないか?」
海東あかつき:「......今なら特別大サービス。なんでも答えちゃうッスよ?」
海東あかつき:「質問は、それで良いンスか?」
煤竹イザナ:「…聞いておきたかったんだ。」
煤竹イザナ:「似たもの同士としてな。」
海東あかつき:「そッスか」
海東あかつき:「あたしがこのメデューサさんと会ったのは2年前。たぶん、そう」本当の所は分からない。全ては急なことだった。
海東あかつき:「FHに攫われて、あたしの身体の中に埋め込まれた」
煤竹イザナ:「…選択権は無かったのだな。」
海東あかつき:「そうですね。全部、私が知らないうちに、終わってた」
海東あかつき:「...自分がそのように変わったと理解できたのも最近のことで、2年前のことも、戦ってる時のことも、あんまり覚えていなかった」
煤竹イザナ:「…僕も、同じだ。」
煤竹イザナ:「気づいたら、支部の医務室の中で、気づいたらこんな体になっていた」
煤竹イザナ:「”特性”を見つけるまでに、随分と時間がかかったな。」
海東あかつき:「それは、どのような?」
煤竹イザナ:「…怒ると、その間の記憶が無くなる。」
海東あかつき:「なるほど、通りで...」
煤竹イザナ:「実際、”輝き鳩”とやらと闘ったことなど僕は覚えていない。」
煤竹イザナ:「…つまり、これはそういうわけだ」感想の書かれた紙をヒラヒラさせながら
海東あかつき:ゆらゆら動くそれを、じーっと見つめる。
煤竹イザナ:「まあ、今はある程度コントロール出来るからな。よほど血が昇らなければ大丈夫だよ。」
海東あかつき:「..."特性"を理解するのは、確かに大事ですよね」
海東あかつき:「あたしの場合、メデューサさんが"協力"型レネゲイドビーイングだ~っていうのはなんとか理解できて...」
海東あかつき:「それなら上手くやっていけるんだなって。単に分類の話なのに、根拠もなく信じちゃえて」
海東あかつき:「だから、怖いと思ったことはあんまり無いッスね」
煤竹イザナ:「…そうか。僕は」
煤竹イザナ:「理解して、向き合って、それでもやっぱり…嫌いだ。自分の力が。」
煤竹イザナ:「でも」
煤竹イザナ:「この力で、他の誰かを守れるのなら…誰かの為に怒ってあげられるのなら…」
煤竹イザナ:煤けた記憶の中にある、わずかな残滓
煤竹イザナ:「そんなに”悪くない”、今はそう思う。」
海東あかつき:「......」
海東あかつき:「『握り固めた拳で一体何を掴める』『誰の手を握ってやれる』『誰の顔を撫でてやれる』」
煤竹イザナ:「む…」
海東あかつき:「『そんなもの、空を切るだけにしか使えまい。』ッスね!全部一言一句逃すことなくしっかり覚えて感想も渡したッスよ」
煤竹イザナ:「…いざ言われると、恥ずかしいな…。」
海東あかつき:「...ふふっ」
海東あかつき:「...あたしも、自分のことよく分かんないまま、記憶も朧げなまま戦ってたッスけど」
海東あかつき:「周りにあたしを見てくれる人がいたから、今日までやってこれたッス」
海東あかつき:「...煤竹先輩には、手を握りたい人が居るンスよね?」
煤竹イザナ:「…ああ」
煤竹イザナ:「…いつも貰ってばかりだからな」
煤竹イザナ:「返せるものがあるなら、少しづつでも返したい。先の長い話だ。」
海東あかつき:「...進みたい道が見えていて、一緒に歩きたい人が居る」
海東あかつき:「だったらあなたは大丈夫!」根拠も無く、そう言い放つ。
海東あかつき:「保証はないけど、私はそう信じます!」
煤竹イザナ:「…はは、ありがとう。」
煤竹イザナ:「やはり、君はいい女だ。今度のデートが楽しみ…」
煤竹イザナ:「…」そう言って、少し思案する
煤竹イザナ:「…海東よ」
海東あかつき:「 ? なんでしょう?」
煤竹イザナ:「約束していたデートだが、一つ”キャンセル”という形でお願いできないだろうか。」
海東あかつき:「ほほう」
煤竹イザナ:「いや、勿論君とのデートが嫌になったということではなく…」
煤竹イザナ:「あの…その…」
煤竹イザナ:「…向き合わねばならん強敵がな、見つかったんだ。」
海東あかつき:「...はっはっは」
海東あかつき:「この超絶美少女海東あかつきちゃんを袖に振るとは貴様、大きく出たな?」ぐりぐりと肘をねじ込むモーション。
煤竹イザナ:「うっ…返す言葉もない…」
海東あかつき:「...ふふっ」
海東あかつき:「いってらっしゃい。眼も感想も届きませんが、応援してますよ」
煤竹イザナ:「ふっ、美女に期待されては、裏切るわけにはいかんな…と」携帯に着信、龍造寺からだ
龍造寺霞:『おそい』
煤竹イザナ:『開口一番それか、わがまま娘』
煤竹イザナ:『もう食い終わったのか?出発するから戻って…』
龍造寺霞:『煤竹が来て』
龍造寺霞:『こっちのほうが家に近い』
煤竹イザナ:『…待て待て、店の場所も知らんのだぞ…』ツー、ツーという音が鳴っている
煤竹イザナ:「…海東よ、五虎将軍という店の場所を知っていたら教えてほしい」
海東あかつき:「ういうい。じゃあちょちょいっと地図送るんでLINE交換しましょ」
煤竹イザナ:「む、ああ。そうだな。」不慣れな手つきで画面を操作する
煤竹イザナ:「何かあったら連絡してくれ。君の頼みであれば引き受けよう。」
海東あかつき:「ははー、そりゃまた頼もしい...」
煤竹イザナ:「当然だ。いい男だからな。」
海東あかつき:「じゃ、また学校かLINEかはたまたどこぞで!」
海東あかつき:「戦働きの結果は、言いたくなったらいつでもどうぞ!」
煤竹イザナ:「…はは、そうだな。では、世話になった。」
煤竹イザナ:そう言い残すと、やや足早に支部を後にした。
海東あかつき:その背が見えなくなるまで手を振り続ける。
海東あかつき:人と別れるときは、いつだって名残惜しいものだから。
GM:---------
GM:中華料理屋『五虎将軍』
GM:--------
GM:君が中華料理屋に入店した時、まだ龍造寺は食事をしていた
龍造寺霞:むぐむぐとエビチリに麻婆丼のダブルを食っている
龍造寺霞:「おそい」
煤竹イザナ:「…いや」
煤竹イザナ:「食い終わってないんかい」
煤竹イザナ:「おそくない」
龍造寺霞:「家に帰って料理するのが面倒」
龍造寺霞:「煤竹も食え」
煤竹イザナ:「競歩選手もかくやと言わんばかりの早歩きでな…僕も…?」
煤竹イザナ:少しとまどいながら、渋々龍造寺の隣に腰掛ける
煤竹イザナ:「…おすすめは」
龍造寺霞:「ダブル」
龍造寺霞:厨房のおじさんに手を上げると了解したようで、調理を開始する。顔なじみのようだ
煤竹イザナ:龍造寺の前にある器を覗く
煤竹イザナ:「…なんだそれは、絵の具でも溶かしたのか?」
GM:エビチリと麻婆丼がある。香りからして中華の香辛料がしこたま突っ込まれているのが分かるだろう
龍造寺霞:「美味しい」
龍造寺霞:「煤竹も食う?」
龍造寺霞:使っていた蓮華ですくって君の前に差し出す
煤竹イザナ:「む、ああ。いただ…いただ…」
煤竹イザナ:…あれ、これ
煤竹イザナ:…何故か滅茶苦茶恥ずかしいというか…なんだこれは
煤竹イザナ:「…ん、いや、大丈夫だ。僕は自分の分を食べよう。」
龍造寺霞:「そう」
龍造寺霞:再びむぐむぐ食べ始める
龍造寺霞:「ここは、近末が好きだったお店」
煤竹イザナ:「…そうなのか。」
龍造寺霞:「近末は不器用だった。」
龍造寺霞:「だから私が料理を覚えた。」
煤竹イザナ:「…だから、中華料理が得意なんだな。」
龍造寺霞:「うん」
龍造寺霞:一生懸命君に、近末慈という存在を教えようとしている
龍造寺霞:彼女は死んでしまった。でも記憶には近末のいいところがまだ残っている
龍造寺霞:きっと共有したいのだろう。他ならぬ君と
煤竹イザナ:「…近末さんは」
煤竹イザナ:「どういう人だった」
煤竹イザナ:「優しかったか?」
煤竹イザナ:「厳しかったか?」
龍造寺霞:「両方」
煤竹イザナ:「…いい師だったのだな」
龍造寺霞:「近末のおかげで、私は強くなった」
煤竹イザナ:「君のわがままに負けず育てあげるとは、中々先見の明がある。」
龍造寺霞:「ばかにしているのか」
煤竹イザナ:「してないよ」
龍造寺霞:「………」
煤竹イザナ:「…少しだけだが、話してみて分かった。君たちの重ねた年月の重さが。」
煤竹イザナ:「少しだけ、羨ましかったよ。僕はそのあたりに恵まれなかったからな。」
煤竹イザナ:「強く、優しく、厳しく、美しい」
煤竹イザナ:「流石は龍造寺の師匠だな。」
龍造寺霞:「うん」
龍造寺霞:「帰ったらおかねをどうするかきめよう」
煤竹イザナ:「金?報酬の話か?」
龍造寺霞:「近末のおかね」
龍造寺霞:財産を譲ってもらう遺言だった。
煤竹イザナ:「いや、それは龍造寺が貰うべきものだろう。」
龍造寺霞:「そう?」
煤竹イザナ:「いくら後を託されたといっても、流石にそこまでは踏み入れられないぞ。」
龍造寺霞:「そう…」残念そう
煤竹イザナ:「…大事に持っておけ。」
龍造寺霞:「わかった」
煤竹イザナ:「いつか、必要な日が来るとも分からんからな。」
龍造寺霞:「必要な日……」
煤竹イザナ:「うむ。必要な日だ。」目の前に運ばれてきた料理を眺めながら、割り箸を手に取る
煤竹イザナ:「いただきます…と、レンゲの方がいいかな」
煤竹イザナ:一口掬って、口に運ぶ
煤竹イザナ:「…かっっっっっら!!!」
GM:--------------
GM:帰路
龍造寺霞:「煤竹、情けない」
龍造寺霞:あのあと煤竹が口が痛そうだったので店主に頼んでバターを出してもらった
煤竹イザナ:「誰にでも得手不得手はあるものだ」まだ口が少しひりひりする
龍造寺霞:平気な顔。辛いのが好きなのだ。
煤竹イザナ:「…」
煤竹イザナ:黄昏色に染まる道を、二人並んで歩いている。
煤竹イザナ:「以前のデートのようだな。手でも繋ぐか?」
龍造寺霞:「うん」
龍造寺霞:小さい手を伸ばす
煤竹イザナ:(本当に乗ってくるとは思ってなかった顔)
煤竹イザナ:その手を、優しく握る
煤竹イザナ:「…おお、そうだ龍造寺よ。」
龍造寺霞:「?」
煤竹イザナ:「これを見ろ、僕がいかにカッコよかったかの記録だぞ。」例の感想文を取り出す
龍造寺霞:受け取って読む
龍造寺霞:「………」眉をひそめる。本当にこれが煤竹なのか?
煤竹イザナ:「嘘偽りのない真実だ。君の信頼に答えることができたと思うぞ。」
煤竹イザナ:(まあ、何が書いてあるかまでは把握していないのだが)
龍造寺霞:「まあ煤竹以外が書いたのならいいか」
龍造寺霞:ぱたぱたとたたむ
煤竹イザナ:「信頼はないのか僕には」
龍造寺霞:「ない」
龍造寺霞:「煤竹は、無駄にかっこつけすぎるところがある」
煤竹イザナ:「実際にカッコいいのだからな、仕方ないだろう?」
龍造寺霞:「うん」
龍造寺霞:「ちょっとは、かっこいい」
煤竹イザナ:「…それに………」女子の前でカッコつけるのが男だ、と言おうとした口が、止まる
煤竹イザナ:なんでもない、ただの誉め言葉なのに
煤竹イザナ:彼女に言われると、とても嬉しく感じてしまう。
煤竹イザナ:「…本当に?」
龍造寺霞:「うん」
煤竹イザナ:「…そうか」自然と、足が止まる
煤竹イザナ:「…龍造寺」
龍造寺霞:「どうした」
煤竹イザナ:「僕は…」
煤竹イザナ:「……」言葉が、続かない
煤竹イザナ:こんな事、今まで何百回と言ってきたはずなのに
煤竹イザナ:「……いや、なんでもないよ。暗くなる前に帰ろう。」上ずりそうな声を、必死に抑える
龍造寺霞:「煤竹」
龍造寺霞:「本当に何でも無いのか」
煤竹イザナ:「なんだ?」
煤竹イザナ:「…あるよ。本当は。」
煤竹イザナ:「でも、今はまだだ。まだなんだ。」
煤竹イザナ:「…待っててくれ」
龍造寺霞:「そう」
龍造寺霞:「ならいい」
煤竹イザナ:「いつか、必ず、というやつだ。龍造寺よ。」
龍造寺霞:「うん」
煤竹イザナ:”自分を大切に”、そう言ってくれた人が居た
煤竹イザナ:強欲な僕は、自分と同じくらい彼女を大切にしたいと思った
煤竹イザナ:”手を繋ぐことは、温かい”、そう言ってくれた人が居た
煤竹イザナ:単純な僕は、手を繋いでくれた彼女の温もりをいつまでも感じていたいと思った
煤竹イザナ:”守れるといいな”、そう言ってくれた人が居た
煤竹イザナ:正直な僕は、何故か父親ではなく彼女のことを頭に思い浮かべていた
煤竹イザナ:「…」
煤竹イザナ:”大切にしてあげた方がいいですよ”
煤竹イザナ:”惚れてんだろ……それ”
煤竹イザナ:”誰かにそれをできるようになるってことが。好きになるってことだろうよ。”
煤竹イザナ:”一緒に歩きたい人が居る”
煤竹イザナ:”だったらあなたは大丈夫!”
煤竹イザナ: 
煤竹イザナ:(…くだらない)
煤竹イザナ:吐き捨てるように心の中で呟くと、空を仰ぐ
煤竹イザナ:(本当に、くだらない正解だよ。)
煤竹イザナ:いつか彼女と歩いた、徐々に黒く染まりゆく黄昏の下で
煤竹イザナ:新たな困難に、出会った
煤竹イザナ:(さて…どうしようか)
煤竹イザナ:(これは、随分と厄介だぞ?煤竹イザナよ)
煤竹イザナ:僕は
煤竹イザナ: 
煤竹イザナ:龍造寺霞が、好きだ。

【ED 蔵馬屋敏樹 海東あかつき】

蔵馬屋敏樹:風が吹いていた。
蔵馬屋敏樹:一台の黒いバイクが風を裂いて駆け抜けていく。
蔵馬屋敏樹:車の通りが殆ど無い、海沿いの丘につながる道。
蔵馬屋敏樹:それは蔵馬屋敏樹が現役のヤンキーだった頃から愛する道だった。
蔵馬屋敏樹:「どうだあかつきちゃん? バイクの感想は!」
海東あかつき:「ひゃっほーーう!」あからさまに浮かれ切っている。
海東あかつき:「この通りッス!」
蔵馬屋敏樹:「じゃあ何よりだなあ! 今回は世話になったし、行きつけのサテンで何でもおごってやるぜえ!」
蔵馬屋敏樹:※法定速度は余裕でぶっちぎっている。良い子は真似しちゃ駄目だぞ!
海東あかつき:「さっすがパイセン!太っ腹ー!」
海東あかつき:※把握していれば指摘するが、そんなものは見えていないぞ!
蔵馬屋敏樹:「この道もさ。昔は“チーム”の皆で走ってたんだ」
蔵馬屋敏樹:「進学、就職、それ以外。みんなバラバラになっちまった」
海東あかつき:「パイセンの"チーム"ッスか」
蔵馬屋敏樹:「そうそう。南雲さんから引き継いだチーム」
海東あかつき:4年前のものでも、今のものでもない。それからであり、かつてのものであり。
蔵馬屋敏樹:「永遠なんてものはさ、きっとないんだよ」
蔵馬屋敏樹:「南雲さんについてきた面子は俺がリーダーになったら抜けたし、新しく来た奴だって暴走して裏切るし……」
蔵馬屋敏樹:「少しずつ、でも確実にこの道を走る面子は変わっていった」
蔵馬屋敏樹:遠くを、遠くを眺める。
海東あかつき:私たちは、変わらずにはいられない。今へ留まるために走り続けても、限界は来る。絶対に。
海東あかつき:......取り戻そうと足掻いた人を、思い浮かべる。彼女は、諦められなかったのか。
蔵馬屋敏樹:「すっげえ辛いことも沢山有った。取り戻せないものも沢山あった。けど……俺はそれでいいと思うんだ」
海東あかつき:「......それはなんでッスか?」
蔵馬屋敏樹:「確かに、もう帰ってこないやつの数は増えた。それでも、俺は何度だってここに戻ってきて、誰かと風を切ることができる」
蔵馬屋敏樹:「それってさ」
蔵馬屋敏樹:「--あいつらが俺とここで走った証じゃん」
蔵馬屋敏樹:「俺が生きていれば、最低限あいつらとの時間や思い出は守ることができる」
蔵馬屋敏樹:「それ以上を求めたら、そりゃやりすぎってもんだろぉ……」
蔵馬屋敏樹:声がわずかに震えてる。辛いし、悲しい事実は消せないから。
海東あかつき:「......そうッスねえ」大きな背中に、しがみつく。柔らかな身体を、その身に添える。
蔵馬屋敏樹:「そういう意味で、あかつきちゃんが見ていてくれたのが嬉しいんだよ」
蔵馬屋敏樹:「俺の存在が、あかつきちゃんに繋がった」
蔵馬屋敏樹:「俺を作ってくれた奴らに貰ったバトンが、次に繋がっていったみたいで」
海東あかつき:「ええ。あたしは見てきたッス。パイセンが立ち向かうところを」
海東あかつき:「そして今、ここで一緒に走っているッス!」
海東あかつき:今はこうして、くっついていることしか出来ないけれど。
蔵馬屋敏樹:「応ッ!」
海東あかつき:「いつか必ず、パイセンの横に並んで走るッスよ!」
蔵馬屋敏樹:「……応ッ!」
蔵馬屋敏樹:バイクの速度が更に上る。
蔵馬屋敏樹:--南雲さんが望むような永遠なんてこの世界には無い。けど、繋がっていく記憶は、瞬間瞬間を必死で生きた奴らのレコードは、無限になる。
蔵馬屋敏樹:--だから、俺は。
蔵馬屋敏樹:「待ってるからな、あかつきちゃん!」
海東あかつき:「……はい!」
海東あかつき:「すぐに追いつくから、もうちょっとスピード落としても良いッスよ!」
海東あかつき:「速っ!怖っ!」
蔵馬屋敏樹:「海岸最速はこの俺だ~~~~~~~~~~~!」
蔵馬屋敏樹:--俺は守り続けるよ。
蔵馬屋敏樹:--南雲さんや他の皆から受け継いだ遺産を、無限に変えていく為に。
蔵馬屋敏樹:バイクは遠くの空へ繋がる道へと吸い込まれていく。
蔵馬屋敏樹:その果に何があるのかは分からないけど、今のところは大丈夫。
蔵馬屋敏樹:少なくとも一人、見守ってくれてる後輩がいるのだから。
GM:…かくして、束の間の安息が訪れた。
GM:今日と変わらぬ昨日。昨日と変わらぬ明日。
『The Ketermalkuth』 終
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